スパ・フランコルシャン24時間レース
Blancpain Endurance Series | |
---|---|
開催地 | スパ・フランコルシャン |
初開催 | 1924 |
耐久時間 | 24時間 |
最多勝利 (ドライバー) | エリック・ヴァン・デ・ポール (5) |
最多勝利 (マニファクチャー) | BMW (21) |
スパ・フランコルシャン24時間レース(スパフランコルシャンにじゅうよじかんレース、英語:Total 24 Hours of Spa )とは、ベルギーのスパ・フランコルシャンサーキットで毎年開催される自動車の耐久レースである。なお「フランコルシャン」をつけて呼ぶことは滅多に無く、公式でも「スパ24時間(24 Hours of Spa)」と称している[1]。
現在は石油会社のトタルがタイトルスポンサーを務めている。
目次
1 概要
2 関連項目
3 脚注
4 外部リンク
概要
フランスのル・マン24時間レース、アメリカのデイトナ24時間レースとともに『世界三大24時間レース』や『世界三大耐久レース』と呼ばれることもある。ただしプロトタイプカー中心の耐久レースであるル・マン、デイトナに対し、スパ24時間は市販車改造車中心の耐久レースであるのが大きな特徴である。
1970年代までのスパ・フランコルシャンは全長14kmもあったため、ニュルブルクリンク24時間レースに近い性格のレースであった。
1960年代以降は永らくヨーロッパツーリングカー選手権(ETC)のシリーズに加わり開催され、1987年には世界ツーリングカー選手権(WTC)の1戦として開催された。ETCが終了した1989年以降は単独のレースとなった。2001年から2009年はFIA GT選手権のシリーズの1戦として開催されている。
1993年の大会は、決勝レース中にベルギー国王(当時)ボードゥアン1世が崩御したため、レースは途中で中止(成立)となった。
2017年現在、日本車の総合優勝は1981年のマツダ・RX-7と1991年の日産・スカイラインGT-Rの2度。うち1991年の優勝はアンデルス・オロフソン、デビッド・ブラバムと組んだ服部尚貴が日本人として唯一の勝利を挙げたものとなっている。
現在のスパ24時間はSROが主催するブランパンGTシリーズの一戦に組み込まれており、全車がグループGT3マシンである。
関連項目
- ル・マン24時間レース
- デイトナ24時間レース
- FIA GT選手権
- モータースポーツ
脚注
^ Official Site of Total 24 hours of Spa
外部リンク
- Total Spa 24 Hours website
|