サラリーマン
サラリーマン (英: office worker / 和製英語: Salaryman )とは、日本における正規雇用の会社員を表す用語で、会社企業に勤める給与所得者のうち、役員や専門職(医師・弁護士など)を除いた者である [1] 。 目次 1 概要 2 社会的位置づけ 3 サラリーマンのイメージ 4 脱サラ 5 フィクション 5.1 サラリーマンを冠した作品 5.2 サラリーマンをテーマにした作品 5.2.1 現在・過去が舞台の作品 5.2.2 未来が舞台の作品 6 出典 7 関連項目 概要 通常は総合職に就いている男性に対して使われ、女性の場合には「OL」という用語があてられる。また、国語辞典にはサラリーマンを、「毎月の給料で生計を立てている人」・「給料取り」・「勤め人」などと解説している例もある [2] 。業務時間に出勤し、仕事なら誠実に(自分のミスは認める等)、作業なら正確に、ノルマがあるならそれを達成するよう取り掛かる義務が雇用された時点で発生している。 英単語 salary の 語源 は古代ローマの兵士に遡るとされ、当初は貴重品でありかつ生活に欠かせなかった塩(Sal)で支払われていたことに由来するとされる。なお現物支給は効率が悪いため、後に塩と同額のソリドゥス金貨で支払われるようになった。ただしサラリーマン(salaryman)は元々和製英語であり、大正時代頃から、大学卒で民間企業に勤める背広にネクタイ姿の知識労働者を指す用語として生まれた [3] ため、給与所得者であっても、高校卒以下のブルーカラーは本来含まない。医師・弁護士・税理士・社会保険労務士などをはじめとする専門職や会社役員・公務員も含まない。「サラリーマン」は和製英語であるが、後に欧米でも「"日本の"ホワイトカラーの会社員」を指す普通名詞(Salaryman)として浸透しつつあり、日本文化を扱った新聞記事や書籍などで度々使用されている。 侮蔑的なニュアンスで サラリーマン という語が用いられることもあり(→#サラリーマンのイメージ)、それを避けるために、主に営業に携わる給料生活者を指して ビジネスマン と呼ぶこともある。また、サラリー ...