JWP女子プロレス
種類 | 株式会社 |
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略称 | JWP |
本社所在地 | 日本 〒121-0002 東京都足立区中川3-14-9 |
業種 | サービス業 |
事業内容 | プロレス興行 関連企画の運営 |
代表者 | 代表取締役社長 篠崎清 |
主要子会社 | JWPスポーツ教室 |
関係する人物 | 山本雅俊(創業者) |
JWP女子プロレス(ジェイ・ダブリュー・ピー・じょしプロレス)は、日本の女子プロレス団体。キャッチフレーズは「ピュアハート・ピュアレスリング」。
目次
1 特徴
1.1 リングネーム
1.2 道場マッチ
1.3 JWPスポーツ教室
1.4 米山香織の革命
1.5 米山香織の引退撤回騒動
2 歴史
2.1 旗揚げまでの経緯
2.2 旗揚げ - 全盛期
2.3 衰退 - 一時活動停止
2.4 活動再開
2.5 活動停止
2.6 他団体との交流
2.6.1 女子団体
2.6.2 男子団体
3 タイトル
4 JWP認定タイトルの規則
5 所属選手
6 スタッフ
6.1 レフェリー
6.2 リングアナウンサー
7 過去の所属選手
8 過去のスタッフ
9 故人
9.1 女子プロレスラー
9.2 スタッフ、役員
10 JWPアワード
11 試合中継
12 テレビゲーム
13 脚注
特徴
リングネーム
1999年2月、ジュニア選手を中心にリングネームの一斉改名を実施。改名した選手とリングネームは以下の通り。
久住智子→日向あずみ
天野理恵子→カルロス天野
本谷香名子→美咲華菜
宮口知子→輝優優
倉垣靖子→倉垣翼(一時退団時に倉垣ツバサに改名して復帰後に倉垣翼に戻す)
渡辺えりか→橋本真弥(再デビュー後、渡辺えりかに戻す)
佐井富子→アキュート冴
道場マッチ
2003年、東京都足立区六木の道場で月1回開催している。道場マッチではエンターテイメント性を高めたユニークなルールの試合が行われている。後述の2カウントフォールマッチを始め以下のルールの試合が組まれている。
- 場外転落後は用意された食べ物(おにぎり、かき氷など)を完食しないとリングに戻れないタッグマッチ。
- もしもリングに水たまりがあったら(マット上に擬似水溜りを置き、そこに体が付いたら負け)。
丁寧語マッチ(試合中に丁寧語を使わなかったら、その場でハリセンによる、お仕置きを受ける)。
コスプレマッチ。
六木マリーナプールサイドマッチ(山本雅俊体制で行われた逗子マリーナ大会を再現)(海はビニールプールで代用)(当初は「真夏のプチ逗子マリーナ」だった)。
道場マッチはJ:COM 足立の番組「あだちコミュニティーチャンネル」で中継したり東京都足立区民向けに入場料を割引するなど地域に密着した興行を謳っている。
JWPスポーツ教室
2006年、開講したプロレス教室。
前年夏の体験練習に参加した中学生がきっかけとなりコマンド・ボリショイが考案して年明けに開講へ至った[1]。
現在は健康増進を主とする原則月1回の「スポーツ教室」と選手育成を主とする原則週1回の「プロコース」が開かれている。いずれも所属選手及び引退後、スタッフに転じた日向あずみが指導に当たっている。
出身第1号レスラーは大木アスカ、前出の中学生は第2号レスラーのピンキー真由香。
通常は道場で行われているが出張プロレス教室も実施されている。
スポーツ教室出身者も女子プロレスラーになるためには規定のオーディション及びプロテストを経る必要があるが、それまでに必要不可欠とされる受け身及び基礎体力を身につけることができるため早いデビューも可能となり中学生のうちに受講して中学校卒業後にデビューした選手も存在する。
米山香織の革命
2010年7月18日、JWP無差別級王座を獲得した米山香織はリングで「米山革命」を宣言してJWP低迷脱却を目指している。
米山はJWP王座の価値を高めるため挑戦者をあえてJWP所属選手以外に限定してアウェーにも積極的に乗り込んでいる。中でも9月19日、新宿FACE大会での、さくらえみとの2度目の防衛戦は、さくらからの提案で1980年代から1990年代にかけて盛んに行われていた「髪切りマッチ」となり、さくらを丸坊主になった。また9月23日には1日2防衛を果たして6度目の防衛戦はユニオンプロレスなる男子中心のプロレス団体で、それも旗揚げ5周年記念大会でメインイベントに抜擢されるなど女子プロレス界では異例づくしのチャンピオンロードを歩み遂には春山香代子の持つ防衛記録を更新している。
一方、米山革命は他のJWP所属選手にも影響を与えている。主なものとして
コマンド・ボリショイによるアイスリボンの至宝ともいうべきICE×60王座(現:ICE×∞王座)を奪取(8月27日、19時女子プロレスでの対みなみ飛香戦)。
倉垣翼と男子ヘビー級選手のシングルマッチ(10月24日、シアター1010大会での対石川修司戦)。
Leonの獅子の穴。
がある。米山革命を機にJWP全体で女子プロレスの活性化を図る動きが盛んになっている。
しかし、この米山革命にはプロレス団体内外から批判の声もある。
- 前述の9月19日、新宿FACE大会での「髪切りマッチ」に対する批判。
- 大会の1週間前に、さくらからの提案により決定が発表されるまでチケットの売れ行きが芳しくなく形式発表後にチケットが完売となった事に対し、「髪切りマッチがなかったら満員にならなかった」という意見。
- 当日、最終的な観客動員数は600人(満員札止め)。
- これに対して1週間前の時点でチケット販売枚数が200枚程度。
- 残りの400枚は形式発表後に売れた分だった。
- 同日同時間帯に開催され満員になった大日本プロレス後楽園ホール大会と比較して大日本とJWPとの営業努力の差を懸念する声。
- 当日大日本ではBJWデスマッチヘビー級王座次期挑戦者決定戦、蛍光灯261本デスマッチ、アブドーラ小林対石川修司戦などが行われ、観客動員数1284人の満員を記録[2]。
- 大日本は登坂栄児社長(当時・統括部長)の方針によりデスマッチを売りにしながらも敗者に対する制裁を一切好まない。その為、純粋に「試合のみ」で満員にした大日本と営業努力の脆弱性から髪切りマッチに発展したJWPが比較された。
- その後、JWPと大日本は2012年9月27日、合同興行「BJWP」を新木場1stRingで開催したが米山の英国遠征中に開催した事で後述の引退撤回騒動も相まって両団体の関係悪化を招く事となる。
- 大会の1週間前に、さくらからの提案により決定が発表されるまでチケットの売れ行きが芳しくなく形式発表後にチケットが完売となった事に対し、「髪切りマッチがなかったら満員にならなかった」という意見。
- 米山が王者の権限でJWP所属選手の挑戦権を一方的に剥奪した事に対する批判。
2011年3月21日、OSAKA女子プロレス大阪ミナミ ムーブ・オン アリーナ大会で下野佐和子と防衛戦を行う事に対して3月2日の会見でLeonが異論を唱えて4月3日の米山とのシングル戦をタイトルマッチにする事を要求。- その際に米山は「獅子の穴」興行(同日、板橋グリーンホール)の成果など条件を提示して満たせば考えるとコメント。
- その板橋グリーンホール大会でLeonは条件を満たした事でタイトルマッチが実現。3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)も少なからず影響を与えている。
米山香織の引退撤回騒動
2011年12月23日、昼に開催した後楽園ホール大会をもって引退するはずだった米山香織がセレモニー中に引退撤回という前代未聞の騒動を起こして引退ロードのチケット払い戻しなど会社に損害を与える結果となった。また、この騒動の影響で大会終了時間が大幅に押して夜に開催される新日本プロレスの開始時刻が遅れる事態に発展。この日、新日本に参戦したKAIENTAI DOJOのTAKAみちのく代表がJWP及び米山を糾弾。前述の髪切りマッチで悪化させた大日本プロレスとの関係も更に悪化。
このような事態が2度と起こらぬよう対策のひとつとして「引退興行のスキーム」を整備している。大まかな概要として、それまで引退の意思確認は口頭のみであったものを文書での署名で記して、これにより引退を決定したものとして撤回した場合の罰則規定も検討している。
歴史
旗揚げまでの経緯
1992年1月28日、ジャパン女子プロレス解散後に同団体の子会社「JWPプロジェクト」を母体に設立。選手会の分裂により最終所属12選手のうちJWPに加わったのは7選手で、それにジャパン女子最終興行で一旦引退を表明したデビル雅美も加わった。さらに旗揚げ前に第1回「オーディション」を行って合格者の中から桑原三佳と小林美津恵が旗揚げメンバーになった。ジャパン女子でリングアナウンサーだった山本雅俊と同じく広報だった篠崎清の共同代表と言う形を採っていた。事務所は東京都台東区上野、道場は埼玉県三郷市に設置。
旗揚げ - 全盛期
1992年4月3日、後楽園ホールで旗揚げ戦を開催。
フォールカウントを通常の3から2に変更した「2カウントフォールマッチ」やサブミッションによるギブアップのみで勝敗を決する「オンリーギブアップマッチ」、ストリートファイトルールを擬した「ドレスアップワイルドファイト」などの実験的な試合形式を行ったこともある。
1992年以降、いわゆる「団体対抗戦ブーム」においては全日本女子プロレスとの間で互いの看板タイトルの争奪戦を繰り広げた。1993年4月11日にはダイナマイト関西&尾崎魔弓組が全日本女子のWWWA世界タッグ王座、12月6日にはキャンディー奥津が全日本女子の全日本ジュニア王座、1994年3月24日には全日本女子の下田美馬&三田英津子組がJWPタッグ王座を奪取。そして1995年8月30日には関西が全日本女子のアジャ・コングを破ってWWWA世界シングル王座に就いている。
ジャパン女子解散後の選手会分裂によってJWPに加わらなかった選手たちから成るLLPW(現:LLPW-X)とは長く対立関係にあり1992年以降のいわゆる「団体対抗戦ブーム」においてもLLPWとの対抗戦は行われなかった。
衰退 - 一時活動停止
最盛期は全日本女子に匹敵するほどの人気を博したが1997年8月16日、アステールプラザで行われたタッグマッチでプラム麻里子が死亡するリング禍が起こった。その後、人気選手の退団が短期間に起きたため急速にファンの支持を失っていった(両国国技館等での大規模会場での興行を頻繁に行ったことで「運営が苦しいインディーだからこそ応援しよう」といった古くからのファンが離れていったことも理由に挙げられる)。12月5日、川崎市体育館でLLPWとの「交流戦」で「雪解け」を果たす。
1999年、それまで幾度か使用していた東天紅を常打ち化して「JWPホール」と名づけて興行を開催。
2000年2月、全日本女子と業務提携を結んだことを発表。全日本女子公認タイトルマッチのみならずジャパングランプリ公式戦をJWP興行内で行うなどした。8月、キックボクシングジム「アクティブJ」と業務提携を結んで同ジムから試合提供を受けていた。11月26日、ディファ有明大会をもって一時活動停止。
活動再開
2001年1月、代表の山本雅俊が退任するなど経営陣が変わり2月18日、ディファ有明大会より活動再開。以降は東京キネマ倶楽部を始めとする小規模会場を中心に堅実な興行活動を継続している。
2002年、東京都足立区六木に事務所兼道場を建てて移転。
2003年、コマンド・ボリショイ筆頭たる選手会主導の運営に転換。
2010年10月5日、東京都文京区本郷にJWPメディア本部を兼ねた「LIVE&Bar ふらっとんTIMES」がオープン。
2011年1月、全日本女子が行っていた「タッグリーグ・ザ・ベスト」と同名の大会を復活させることになった。
2014年3月20日、キャリア5年未満のジュニア選手を中心とした興行「青春・無限大パワー!!」をレッスル武闘館で開催。
2016年11月5日、亀有最寄に移転することを発表[3]。名称は亀アリーナ。
2017年1月、運営会社がボリショイが代表取締役を務めるPURE DREAMに変更。
活動停止
2月8日、記者会見を行い、所属選手がJWPプロデュースとの契約を4月いっぱいで終了し諸事情で契約更新ができないことから、4月2日の後楽園ホールで開催する旗揚げ25周年記念大会を最後に所属選手7人が独立し、女子プロレス団体を設立して8月11日に後楽園ホールで旗揚げ戦を開催することを発表。
3月28日、団体名「PURE-J」が発表される[4]。
4月2日、後楽園ホール大会を最後に活動停止[5]。
他団体との交流
JWPは団体対抗戦ブームより活動を続ける数少ない女子プロレス団体の1つであるため他団体との交流は比較的多く現在は国内で活動するほとんどの女子プロレス団体と何らかの交流を持っている。JWPの自主興行への参戦は所属が再び増加した現在は後楽園ホール大会を除けば減少傾向にあるがJWP所属選手の他団体参戦については主にOZアカデミーなど所属選手の少ない女子プロレス団体やアイスリボンのような興行数の多い女子プロレス団体へ積極的に参戦させている。
女子団体
- LLPW-X
- 前出の通り、両団体は旗揚げのいきさつから絶縁状態にあり、本格的な交流が始まったのが1997年以降であった。以降も交流は決して多くはないものの、2002年にはカルロス天野がLLPW6人タッグ王座を獲得(パートナーは遠藤美月&青野敬子。その後LLPWの会社組織変更もあり封印され最後のチャンピオンとなった)。2007年のLLPW両国大会にもボリショイ・キッドが参戦している。LLPW-Xに団体名が変更された後は2014年のつくば大会にJWPから試合提供が行われた。
- アイスリボン
- JWPと盛んに交流が行われている団体のひとつ。アイスリボン旗揚げ後にデビューしたJWPの新人はアイス所属選手との対戦を経験させている。また、コマンド・ボリショイはアイスの至宝であるICE×60王座を奪取している。
- さらに2012年の夏女決定トーナメントはアイスと共催の混合タッグ戦として開かれた他、2013年に開催されたジュニア二冠次期挑戦者決定リーグ戦にもアイスリボンから1名エントリーしている。JWPタッグリーグ・ザ・ベストには毎年アイスからは混成タッグとして参戦。
- センダイガールズプロレスリング
- 旗揚げから頻繁に「エネミー軍」として招聘されるなど、アイスリボンと並んで交流が盛んな団体。また、仙女所属選手がJWPジュニア二冠王座を長期に渡って保持してきた。逆に2011年の震災発生時には仙女選手を一時的にJWP道場へ避難させている。
- 十文字姉妹(DASH・チサコ&仙台幸子)はJWPタッグリーグ・ザ・ベスト2013で優勝している。ライディーン鋼などが時折参戦している。
- CHICK FIGHTS SUN
- 2007年にCHICK FIGHTS SUN主催で行われた「Chick Fever J」に春山香代子がエントリーして優勝。同団体には日向あずみ、闘獣牙Leon(当時)、中島安里紗も参戦経験あり。
OZアカデミー女子プロレス(GAEA JAPAN)- OZアカデミーは元々尾崎魔弓代表がJWP在籍当時から活動してきたユニットであり、JWPとGAEA JAPANの団体の枠を越えて活動していた。GAEAは創設者の長与千種が旗揚げ前にフリーランスとしてJWPに定期参戦していたこともあり当初JWPと交流を深め、両団体混合タッグのトーナメント戦を共催したほどであったが、尾崎がJWPを退団してGAEAに定着するとその後の交流はGAEA崩壊まで途絶えた。
- しかし、2006年にOZが団体化されてからはOZとJWPの間で相互参戦が行われており、OZ主催でプラム麻里子追悼興行「プラムの花咲くOZの国」には毎年コマンド・ボリショイがゲスト参戦。また、アジャ・コングはJWPタッグ2冠を奪取(パートナーは阿部幸江)、逆にOZからは尾崎魔弓代表が2015年にJWP認定無差別級王座を獲得している。
- プロレスリングWAVE
- タッグリーグ・ザ・ベストなどJWPが主催するリーグ戦の公式戦をWAVE興行内で、逆にWAVE主催Catch the WAVE公式戦をJWP興行内で組むなどしている。また、桜花由美らによるブラック・ダリアが後楽園大会に登場しており、中森華子もその一員となっていた。2012年のJWPタッグリーグ・ザ・ベストでは植松寿絵が輝優優と組んで優勝。一方、2013年のCatch the WAVEでは中島安里紗が準優勝。同年デビューしたWAVE初の新人夏すみれも12月に初参戦。
- スターダム
- いわゆる「鎖国」を敷いており他団体との交流に消極的な団体であるが、Leonがスターダムへ管理権が移ったハイスピード王座を保持していたためその防衛戦を行い、他に米山香織も参戦経験がある。
- 逆にスターダムからは高橋奈苗、夏樹☆たいよう、世IV虎が参戦しており、2013年に開催されたジュニア二冠次期挑戦者決定リーグ戦にも須佐えりがエントリーしている。
- REINA女子プロレス
- REINA女子プロレスがプロモーションとして活動開始した頃にJWPから多くの参戦があり、団体化後もそれを継続するかのように続いた。また、蒼星杯にCMLLからREINA経由でレイディ・アフロディータが出場してREINA興行内で公式戦が組まれた。一方、黒木千里(沙耶)はJWP退団後REINAにフリー参戦を経て正式入団。
- ワールド女子プロレス・ディアナ
- ディアナ興行にはほぼ毎回JWPから参戦あり。一時交流が途絶えた時期もあったが、ジャガー横田が入団してからは再び参戦するようになり、ジャガーも引き続きJWPにスポット参戦。特にディアナの生え抜きであるSareeeにとって他団体参戦が解禁される前のJWP勢との対戦は同年代との貴重な対戦経験であり、他団体参戦が解禁されてからは道場マッチを除きほぼ常連参戦していた。
- 2009年にJWPを出入り禁止にされた堀田祐美子はディアナ移籍後の2013年に半ば強引ながら処分が解除され、中島安里紗の持つ無差別級王座に挑戦した。
男子団体
- 新日本プロレス
- 2000年代初頭に新日本プロレスのビッグマッチにJWPから試合提供を行った。
- プロレスリング・ノア
- 2014年4月に開かれたノアの別ブランド「プロレスリング・セム」にラビット美兎が参戦。
- プロレスリングZERO1
- 2014年3月9日のZERO1後楽園大会で夕陽が中島安里紗とシングルで対戦。夕陽もJWP「青春・無限大パワー!!」に参戦する。
- WRESTLE-1
- 2013年に武藤敬司が中心となって旗揚げされた団体。女子プロレスマッチを1試合組み込んでおり、JWPからもこれまでに阿部幸江と中森華子が参戦。
- 大日本プロレス
- 大日本女子部が存在していた時期にはJWPと相互参戦が行われており、米山香織はBJW女子王座奪取も果たしている。
- 2012年には新木場で合同興行を開いているが、前述の新宿髪切りマッチと米山引退撤回騒動で関係は悪化している。しかし米山退団後は商店街プロレスの女子提供マッチに参戦をするレスラーも多い。
SMASH→WNC
- SMASH時代からレギュラー参戦していた華名とJWPの間で抗争が勃発してSMASH興行内で展開された。SMASHが解散した後に後継として旗揚げされたWNCには中島安里紗、コマンド・ボリショイらが参戦。
タイトル
- JWP認定無差別級王座
- JWP認定タッグ王座
- JWP認定ジュニア王座
- デイリースポーツ認定女子タッグ王座
- 後楽園ホール認定タッグ王座
- タイトルマッチは原則として後楽園ホールで行われる。
- リーグ戦、トーナメント戦
- オープンクラス・チャレンジリーグ戦
- タッグリーグ・ザ・ベスト
- 夏女決定トーナメント
- 蒼星杯
JWP認定タイトルの規則
2012年5月22日、JWP実行委員会が旗揚げ20周年を期に発表[6]。
- JWP防衛戦の規定
JWPジュニア王座&POP王座の挑戦規定及び王座保持期限をキャリア4年以内とする。- JWP女子プロレスが認定するタイトルの防衛戦の期限は全て最大4ヶ月とする。
- 王座戦には立会い人及びJWPの承諾を必要とする。
暫定王者の規定
- 正規王者が怪我など、やむを得ない事情で長期間防衛戦を行えなくなった場合、その選手の王座保持を認めたうえで王者たる実力を持つ選手同士(タッグを含む)が王座決定戦を行い、その勝者を一時的に王者として認定する。一時的に認定された王者は「暫定王者」となる。
- 暫定王者となった選手には正規の王者と同じようにチャンピオンベルトが贈られ防衛戦を行うことができる。
- 正規王者が防衛戦を行える状況になり次第、正規王者と暫定王者双方に対しすみやかに王座統一戦を行うよう義務付ける。
- 正規王者が統一戦を行うことなく王座を返上(引退を含む)もしくは剥奪された場合、暫定王者が自動的に新正規王者として認められる。
所属選手
コマンド・ボリショイ(ジャパン女子プロレス→1992年 - 2017年→PURE-J)
KAZUKI(吉本女子プロレスJd'→フリー→2005年 - 2017年→PURE-J)
Leon(アルシオン→メジャー女子プロレスAtoZ→フリー→2007年 - 2017年→PURE-J)
モーリー(全日本女子プロレス→伊藤薫プロレス教室→時津事務所→2011年 - 2017年→フリー)
中森華子(伊藤薫プロレス教室→時津事務所→2011年 - 2017年→PURE-J)
勝愛実(2011年 - 2017年→PURE-J)
ライディーン鋼(2012年 - 2017年→PURE-J)
藤ヶ崎矢子(2012年 - 2017年→PURE-J)
RiNO(2015年 - 2017年→フリー)
アイビス咲蘭(2016年 - 2017年→フリー)
スタッフ
レフェリー
- テッシー・スゴー
リングアナウンサー
伊藤こーへー(ジャッジサポート)
過去の所属選手
- JWPで引退(復帰した選手は除く)
斎藤澄子(ジャパン女子プロレス→1992年 - 1993年)
キューティー鈴木(ジャパン女子プロレス→1992年 - 1998年)
福岡晶(ジャパン女子プロレス→1992年 - 1999年)
桑原三佳(1992年 - 199?年)
小林美津恵(1992年 - 199?年)
天摩由美(旧:永野由美)1992年 - 199?年)
外山寿美代(旧:さぶろう)(全日本女子プロレス→1988年引退→ジャパン女子プロレス練習生→1992年復帰 - 1996年)
日置まち子(1992年 - 199?年)
能智房代(全日本女子プロレス→1993年 - 1996年)
小林智美(1994年)
菅生裕美(現:テッシー・スゴー)(1994年 - 1996年レフェリー転向 - 2017年→PURE-J)(レフェリー)
美咲華菜(旧:本谷香名子)(1994年 - 2001年)
日向あずみ(旧:久住智子)(1994年 - 2009年)(コーチ兼フロント)
橋本史穂(1996年)
大隅沙理(1996年-1998年)
アキュート冴(旧:佐井富子、市川狐火名)(1998年 - 2002年)
渡辺えりか(旧:橋本真弥)(1998年 - 1999年引退→2002年復帰 - 2006年)
大木アスカ(旧:大木香)(2006年 - 2008年)
ピンキー真由香(旧:新関真由香)(2007年 - 2009年)
masu-me(2010年 - 2012年)
ムーン瑞月(2010年 - 2014年)
阿部幸江(吉本女子プロレスJd'→フリー→メジャー女子プロレスAtoZ→フリー→2006年 - 2014年)
春山香代子(1998年 - 2015年)
林結愛(2014年 - 2016年)
瑛凛(2014年 - 2016年)
ラビット美兎(2011年 - 2016年)
- フリーもしくは他団体所属選手
デビル雅美(全日本女子プロレス→フリー→1992年 - 2000年→フリー→2008年引退)
尾崎魔弓(ジャパン女子プロレス→1992年 - 1997年→フリー→OZアカデミー女子プロレス)
ダイナマイト関西(ジャパン女子プロレス→1992年 - 2000年→フリー→OZアカデミー女子プロレス→2016年引退)
キャンディー奥津(旧:奥津智子)(1992年 - 1997年引退→1998年復帰→アルシオン→2001年引退)
矢樹広弓(1994年 - 1997年引退→1998年復帰→フリー→2004年引退)
カルロス天野(旧:天野理恵子)(1994年 - 2000年→フリー→GAEA JAPAN→フリー→OZアカデミー女子プロレス→2015年引退)
輝優優(旧:宮口知子)(1994年 - 2002年→GAEA JAPAN→フリー→2012年引退)
宮崎有妃(1995年→吉本女子プロレスJd'→フリー→NEO女子プロレス→2010年引退→2015年復帰→フリー)
倉垣翼(1995年→1995年引退→1998年復帰 - 2002年→フリー→2003年 - 2013年→フリー)
米山香織(1999年 - 2013年→フリー)
木村響子(2003年 - 2005年→フリー→2017年引退)
青野敬子(旧:蹴射斗)(LLPW→2007年 - 2011年→フリー→ワールド女子プロレス・ディアナ)
KURO(旧:黒木千里、現:沙耶)(2009年 - 2011年→フリー→REINA女子プロレス→フリー→ワールド女子プロレス・ディアナ→2012年引退)
川佐ナナ(2011年 - 2013年引退→ワールド女子プロレス・ディアナ練習生→2015年復帰断念)
中島安里紗(2006年 - 2009年引退→2012年復帰 - 2016年→SEAdLINNNG)
過去のスタッフ
チャーリー東(レフェリー)
川崎恵代(レフェリー)
山本雅俊(共同代表兼リングアナウンサー)
千葉道也(リングアナウンサー)
大月治美(リングアナウンサー)
時津実(統括部長)
故人
女子プロレスラー
プラム麻里子(ジャパン女子プロレス→1992年 - 1997年死去)
スタッフ、役員
山本小鉄(新日本プロレス)(コーチ)(2010年死去)
JWPアワード
JWPが1年間を通じて活躍した選手を表彰する制度。各賞はファン投票で決定される。
- 2001年
- MVP : 日向あずみ
- ベストバウト賞 : 11月21日 板橋産文ホール 日向あずみ vs コマンド・ボリショイ
- 敢闘賞 : 春山香代子、倉垣翼、市川狐火名、米山香織
- 特別賞 : 輝優優
- 2002年
- MVP : 米山香織
- ベストバウト賞 : 5月19日 ディファ有明 JWP認定無差別級選手権試合ドレスアップ・ワイルドファイト 日向あずみ vs 輝優優
- 敢闘賞 : 春山香代子、渡辺えりか
- 特別賞 : コマンド・ボリショイ
- 2003年
- MVP : 春山香代子
- ベストバウト賞 : 8月16日 板橋産文ホール プラム麻里子さん7回忌メモリアル6人タッグマッチ コマンド・ボリショイ、春山香代子、渡辺えりか vs 日向あずみ、木村響子、宮崎有妃
- 敢闘賞 : 米山香織
- 2004年
- MVP : 春山香代子
- ベストバウト賞 : 11月28日 東京キネマ倶楽部 JWP認定無差別級王者決定トーナメント決勝戦 日向あずみ vs 春山香代子
- 敢闘賞 : 米山香織
- 技能賞 : 倉垣翼
- 2005年
- MVP : 倉垣翼
- ベストバウト賞 : 5月15日 後楽園ホール JWP認定無差別級選手権試合 日向あずみ vs 伊藤薫
- JWP賞 : コマンド・ボリショイ
- 殊勲賞 : KAZUKI
- 敢闘賞 : 米山香織
- 功労賞 : 渡辺えりか
- 2006年
- MVP : 向あずみ
- ベストバウト賞 : 12月24日 後楽園ホール JWP認定無差別級&NEO統一2冠トリプル選手権試合 日向あずみ vs 田村欣子
- 殊勲賞 : KAZUKI
- 敢闘賞 : 米山香織
- 新人賞 : 中島安里紗
- 2007年
- MVP : 日向あずみ
- ベストバウト賞 : 12月9日 後楽園ホール JWP認定タッグ選手権試合 倉垣翼&春山香代子 vs 高橋奈苗&夏樹☆たいよう
- 敢闘賞 : 中島安里紗
- 技能賞 : 闘獣牙Leon
- 特別賞 : コマンド・ボリショイ
- 2008年
- MVP : 春山香代子
- ベストバウト賞 : 9月23日 後楽園ホール JWP認定無差別級選手権試合 春山香代子 vs 堀田祐美子
- 殊勲賞 : 中島安里紗
- 敢闘賞 : 闘獣牙Leon
- 2009年
- MVP : 日向あずみ
- ベストバウト賞 : 4月12日 後楽園ホール JWP認定無差別級選手権試合 春山香代子 vs 日向あずみ
- 殊勲賞 : 米山香織
- 特別賞 : 阿部幸江
- エネミー賞 : さくらえみ
- 2010年
- MVP : 米山香織
- ベストバウト賞 : 12月23日 後楽園ホール JWP認定無差別級&NEO統一2冠トリプル選手権試合 米山香織 vs 田村欣子
- 殊勲賞 : 阿部幸江
- 特別賞 : KAZUKI
- エネミー賞 : ヘイリー・ヘイトレッド
- 新人賞 : 下野佐和子
- 2011年
- MVP : 該当者なし(米山香織が選ばれていたが辞退)
- ベストバウト賞 : JWP認定無差別級選手権試合 米山香織 vs Leon
- 4月3日後楽園ホール
- 特別賞 : 米山香織
- エネミー賞 : ヘイリー・ヘイトレッド
- 新人賞 : 勝愛実
- 2012年
- MVP : 中島安里紗
- ベストバウト賞 : 8月19日 後楽園ホール JWP認定タッグ&デイリースポーツ認定女子タッグ選手権試合 さくらえみ&米山香織 vs コマンド・ボリショイ&中島安里紗
- 特別賞 : コマンド・ボリショイ
- エネミー賞 : さくらえみ
- ニューウェーブ賞 : 勝愛実
- 2013年
- MVP:中島安里紗
- ベストバウト賞 : 12月15日 後楽園ホール JWP認定無差別級選手権試合 華名 vs 中島安里紗
- 特別賞 : 阿部幸江
- 審査員特別賞 : 中森華子
- エネミー賞 : 華名
- ニューウェーブ賞 : 勝愛実
- 2014年
- MVP : 中島安里紗
- ベストバウト賞 : 9月15日 板橋グリーンホール JWP認定無差別級選手権試合 中島安里紗 vs Leon
- 特別賞 : 阿部幸江
- エネミー賞 : 木村響子
- ニューウェーブ賞 : 林結愛
- 2015年
- MVP : 春山香代子
- ベストバウト賞 : 12月23日 板橋グリーンホール 春山香代子 vs 中島安里紗
- 特別賞 : 中森華子
- エネミー賞 : 十文字姉妹(DASH・チサコ&仙台幸子)
- ニューウェーブ賞 : 藤ヶ崎矢子
試合中継
- 終了した番組
JWP女子プロレス中継(WOWOW)
テレビゲーム
JWP女子プロレス ピュア・レッスル・クイーンズ(ジャレコ)
スーパーファミコンから発売されたゲームソフト。
脚注
^ JWPスポーツ教室 ボリショイ記
^ 2010年9月19日 後楽園ホール大会試合結果 大日本プロレス公式サイト
^ http://battle-news.com/?p=24891
^ “女子プロJWP新団体名を発表「PURE-J」”. デイリースポーツ. (2017年3月29日). https://www.daily.co.jp/ring/2017/03/29/0010044705.shtml 2017年3月31日閲覧。
^ “25周年のJWPがラスト興行 女子プロレス日本最古の団体名と別れ”. デイリースポーツ. (2017年4月3日). https://www.daily.co.jp/ring/2017/04/03/0010060687.shtml 2017年4月4日閲覧。
^ JWP認定タイトルの規定
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