富士見駅
富士見駅 | |
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駅舎(2005年12月) | |
ふじみ Fujimi | |
◄信濃境 (4.7km) (3.2km) すずらんの里► | |
長野県諏訪郡富士見町富士見[1]4654-796[2] 北緯35度54分43.43秒東経138度14分17.84秒 | |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■中央本線 |
キロ程 | 182.9km(東京起点) |
電報略号 | フミ[1] |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線[1] |
乗車人員 -統計年度- | 922人/日(降車客含まず) -2017年- |
開業年月日 | 1904年(明治37年)12月21日[1] |
備考 | 業務委託駅 みどりの窓口 有[1] 標高:955.2 m[1][2] |
富士見駅(ふじみえき)は、長野県諏訪郡富士見町富士見にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)中央本線の駅である[1]。
特急「スーパーあずさ」はすべて通過するが、特急「あずさ」の一部とすべての普通列車が停車する。塩尻方面への折り返しの列車が少数ながら設定されている。
目次
1 歴史
2 駅構造
2.1 のりば
3 利用状況
4 駅周辺
4.1 路線バス
5 付記
6 隣の駅
7 脚注
8 関連項目
9 外部リンク
歴史
1904年(明治37年)12月21日 - 鉄道院中央本線 韮崎駅 - 当駅間開通と同時に開業。旅客および貨物の取扱を開始。
1905年(明治38年)11月25日 - 当駅 - 岡谷駅間が開通。- 1940年度(昭和15年度) - 森林鉄道(作業軌道)が開設(駅前-泉野村美濃戸)。昭和25年度全廃[3]
1949年(昭和24年)6月1日 - 日本国有鉄道に移管。
1980年(昭和55年)8月31日 - 貨物の取扱を廃止。
1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、東日本旅客鉄道の駅となる。
2014年(平成26年)4月1日 - 東京近郊区間に編入され、 Suica利用可能駅になる。
駅構造
駅舎に接して単式ホーム1面1線、その奥に島式ホーム1面2線、あわせて2面3線を持つ地上駅。二つのホームは屋根つきの跨線橋で結ばれる。のりばは駅舎側から1番線、2番線、3番線である。2018年8月現在エレベーターの設置は無い。
茅野駅が管理する業務委託駅で、長鉄開発が受託している。直営駅だった頃は、管理駅として信濃境駅・すずらんの里駅を管理していた。
駅舎は木造平屋建てで、三角屋根が特徴的である。内部には待合室、コンコースのほか出札口(みどりの窓口[1]、営業時間 6:00 - 19:00)、簡易suica改札機、待合室および駅舎の外から利用が可能な立ち食いそば屋[1](丸政)がある。自動券売機は設置されているが、自動改札機の設置は無い。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
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1 | ■中央本線 | 下り | 塩尻・松本方面 | |
2 | 待避・始発列車 | |||
上り | 甲府・新宿方面 | |||
3 | |
利用状況
1日平均乗車人員は以下の通りとなっている。
乗車人員推移 | ||
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年度 | 一日平均乗車人員 | 出典 |
2000 | 1,095 | |
2001 | 1,094 | |
2002 | 1,073 | |
2003 | 1,033 | |
2004 | 1,015 | |
2005 | 997 | |
2006 | 978 | |
2007 | 980 | [1] |
2008 | 985 | |
2009 | 945 | [1] |
2010 | 955 | [4] |
2011 | 936 | [5] |
2012 | 949 | [6] |
2013 | 946 | [7] |
2014 | 902 | [8] |
2015 | 924 | [9] |
2016 | 967 | |
2017 | 922 |
駅周辺
富士見町の中心集落に位置する。駅前は広く広場がある。駅舎に向かって右側(甲府・新宿方)に南北自由通路がある。富士見町内にある3駅では最も利用者数が多く、街の中心となっている。
駅前広場からは八ヶ岳が望める。高原に位置するため、気候は比較的冷涼である。
- 富士見パノラマスキー場
入笠山[1]
- 富士見町役場[1]
- 富士見町図書館
長野県富士見高等学校[1](標高967m、日本最高所にある高等学校)- 富士見町立富士見中学校
- 富士見町立富士見小学校
富士見高原病院[1]
八十二銀行富士見支店
諏訪信用金庫富士見支店、富士見東支店
ファミリードラッグ富士見店
西友富士見店
エディオン富士見店
白州塩沢温泉 - 当駅からバスの便あり、30分ほど- 国道20号
立場川橋梁[1](小淵沢方面の電車に乗車しへ1kmほど行き、乙事トンネルを抜けた左側に中央本線の旧線が見える。)
路線バス
- 原村役場 - やつがね - 富士見駅 - 中新田 - 原村役場:原村公共交通「南部線」(双方向循環運転・土日祝日は全便休止)
付記
明治時代末期、伊藤左千夫や島木赤彦などアララギ派の歌人は富士見をたびたび訪れた[1]。伊藤左千夫が設計して完成した富士見公園内にはこれを記念してアララギ派歌人の歌碑が建てられ、当駅の駅舎ホーム側には『アララギ之里』と題された拓本が展示されている[1]。- 当駅の標高は標高955.2メートルで、中央本線の各駅及びJRの地方交通線を除く幹線の中で最も高い位置にある駅となっている[2]。JRの在来線特急停車駅としては日本で最も標高が高い[1]。
1932年(昭和7年)12月27日に小海線の小海駅から佐久海ノ口駅までが開通して佐久海ノ口駅・海尻駅・松原湖駅に抜かれるまで、国鉄では最も標高の高い駅であった。今は小海線の野辺山駅、清里駅、甲斐大泉駅、信濃川上駅、佐久広瀬駅、佐久海ノ口駅、甲斐小泉駅、海尻駅、松原湖駅[10]に次いでJR第10位の標高となっている。
2014年9月28日、当駅の開業110周年を記念し、長野駅 - 当駅間で寝台車を用いた臨時列車「ブルートレイン信州」が運転された。- 企画乗車券の信州特急料金回数券は当駅が南端である。
隣の駅
※当駅に一部が停車する特急「あずさ」の隣の停車駅は列車記事を参照のこと。
- 東日本旅客鉄道
■中央本線
信濃境駅 - 富士見駅 - すずらんの里駅
脚注
- ^ abcdefghijklmnopqrs信濃毎日新聞社出版部 『長野県鉄道全駅 増補改訂版』 信濃毎日新聞社、2011年7月24日、67頁。ISBN 9784784071647。
- ^ abc富士見駅 - 東日本旅客鉄道株式会社 長野支社(駅の小さな物語)、2015年8月6日閲覧。
^ 矢部三雄編著『近代化遺産 国有林森林鉄道全データ 中部編』信濃毎日新聞社、2015年、178頁
^ 長野県統計書(平成22年)
^ 長野県統計書(平成23年) Archived 2017年1月9日, at the Wayback Machine.
^ 長野県統計書(平成24年)
^ 長野県統計書(平成25年)
^ 長野県統計書(平成26年)
^ JR東日本 各駅の乗車人員(2015年度)
^ 緯度経度付き全国沿線・駅データベース - 公益財団法人国土地理協会、2015年8月6日閲覧。
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧
外部リンク
- JR東日本 富士見駅
- JR東日本長野支社 富士見駅
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