大潟村














































































おおがたむら
大潟村

北緯40度・東経140度の経緯度交会点

北緯40度・東経140度の経緯度交会点













Flag of Ogata, Akita.svg

Symbol of Ogata, Akita.svg
大潟村旗
大潟村章
1969年7月1日制定


日本の旗 日本
地方
東北地方
都道府県
秋田県

南秋田郡
団体コード
05368-6
法人番号
2000020053686
面積
170.11km2

総人口
3,051
(推計人口、2018年10月1日)
人口密度
17.9人/km2
隣接自治体
男鹿市、潟上市、南秋田郡八郎潟町、井川町、五城目町、山本郡三種町
村の木
黒松 [1]
村の花
サルビア [1]
村の鳥
白鳥 [1]
大潟村役場
村長
[編集]
高橋浩人
所在地
010-0494
秋田県南秋田郡大潟村字中央一丁目1番地
北緯40度1分4.1秒東経139度57分35.8秒座標: 北緯40度1分4.1秒 東経139度57分35.8秒
大潟村役場
外部リンク
公式ウェブサイト



大潟村位置図




― 市 / ― 町・村






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大潟村(おおがたむら)は、日本の東北地方北西部、秋田県南秋田郡に所在する村である。




目次






  • 1 概要


  • 2 地理


    • 2.1 位置


    • 2.2 主要な地形


    • 2.3 気候


    • 2.4 隣接している自治体


    • 2.5 大潟村内の地域




  • 3 歴史


    • 3.1 村名の由来


    • 3.2 モデル農村


    • 3.3 減反政策


    • 3.4 年表




  • 4 人口


  • 5 行政


    • 5.1 歴代村長


    • 5.2 村役場・村民サービス施設等


    • 5.3 警察


    • 5.4 消防・防災・救急救命


    • 5.5 水道事業


    • 5.6 清掃事業


    • 5.7 姉妹都市・親善都市




  • 6 議決機関


    • 6.1 議会




  • 7 医療


  • 8 郵便事業


  • 9 産業


    • 9.1 農業


    • 9.2 金融業




  • 10 教育


  • 11 交通


    • 11.1 鉄道路線


    • 11.2 路線バス


    • 11.3 道路


    • 11.4 道の駅




  • 12 名所・観光スポット等


  • 13 出身有名人


  • 14 その他


  • 15 脚注


    • 15.1 注釈


    • 15.2 出典




  • 16 関連項目


  • 17 外部リンク





概要


村の全域は、日本で2番目の面積を誇る湖沼であった八郎潟を干拓して造った土地であり[2]、干拓地として日本最大である。地方自治体としては1964年(昭和39年)10月1日に発足した新しい村で[2]、既存自治体の合併や分割などを伴わない新設自治体としては日本最後である[3]
男鹿市と若美町の合併協議会に参加したこともあったが、単独立村を選択する。



地理


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大潟村(右中央)を含む地域




ランドサット衛星画像。八郎潟調整池(右下)や男鹿半島(左下)も見える。





中央幹線排水路


大潟村の行政区域面積は、中央干拓地に加え、八郎潟調整池、東部承水路、西部承水路を含み(後述)、170.05km2である[4][3]


村域の中央部に北緯40度と東経140度の交点があり、日本で10度単位の交点がある地域はここだけである。現在この交点には経緯度交会点標示塔[5]が建つ。【地図


もともと湖沼(八郎潟)であった大潟村の陸地に川は1本も無く、自然に形成された山も存在しない。
ほぼ楕円形を成す大潟村の外周は整備された八郎潟の残存水域でもって形成されており、この水域が大潟村と周辺市町村との境界になっている。大潟村と周辺市町村は直接には接しておらず、7基の橋だけで繋がっている形である。
村の南には今でも「八郎潟」の名で呼ばれることがある「八郎潟調整池(別名:八郎湖、八郎湖調整池)」が広がっており、その東側には東部承水路[注 1]がある。
東部承水路は村の周辺部を形作りながら北へ伸張し、真北で西部承水路と繋がっている。西部承水路は北から南西へと伸びて、南にある八郎潟調整池と繋がっている。つまり、かつての八郎潟は今、南の大きな調整池と村周辺を巡る水域という形で残存しているということである(自然地形としては残っていない)。


これとは別に村の内側は、灌漑用水路と排水路が整備されている。また、自然に形成された山が無い大潟村では1990年代に村のシンボルとして築山が造成された。大潟富士がそれであり、比高は3.776mであるが、海抜ゼロメートル地帯にあるため、標高0mである。


大潟村は村域の大部分が農地であるが、生活の中心地は村域の西中央部にある一区画で、その名も「総合中心地」と呼ばれている。なかでも村役場が所在する大潟村字中央を中核とするが、他の主要施設も「総合中心地」内に集中している。[注 2]



位置




























地点

座標
備考
東端
地図
新生大橋北の東部承水路[注 1]
北端
地図
西部承水路内
西端
地図
西部承水路内
南端
地図
八郎潟調整池内


主要な地形



  • 山 :自然に形成された山は無い。

  • 河川 :自然に形成された川は無い。

  • 湖沼:八郎潟(八郎潟調整池、東部承水路[注 1]、西部承水路)



気候


アメダス大潟(大潟村大潟)観測。1979年(昭和54年)から2000年(平成12年)までの平均気温と平均降水量。 [6]






















































1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 単位
気温 -0.3 0.0 2.8 8.4 13.5 18.0 21.8 23.6 19.2 13.1 7.3 2.6 10.8

降水量 83.6 62.5 71.3 86.0 92.8 97.0 135.3 161.5 159.2 142.5 144.6 131.8 1354.0
mm

極値[7]

















要素 観測値 観測年月日
最高気温 38.1℃
1978年(昭和53年)8月3日
最低気温 -19.3℃
1988年(昭和63年)2月22日


隣接している自治体




  • 山本郡

    • 三種町 :北西から東にかけて幅広く隣接する。


  • 同郡内(南秋田郡内)


    • 八郎潟町 :南東で隣接する。


    • 五城目町 :南部に位置する八郎潟を間に挟んで、五城目町の飛地と大潟村の南東部が隣接する。


    • 井川町 :南部に位置する八郎潟を間に挟んで、南東で隣接する。




  • 潟上市 :八郎潟を間に挟んで、南で隣接する。


  • 男鹿市 :南西から北西にかけて幅広く隣接する。



大潟村内の地域




  • cf. ≪外部リンク≫ “南秋田郡大潟村”. (公式ウェブサイト). 日本郵便. 2011年10月24日閲覧。


  • cf. ≪外部リンク≫ “大潟村(南秋田郡)(秋田県)の住所・地名の読み仮名”. 市町村.com. 2011年10月24日閲覧。



歴史








村名の由来


平安時代の頃「大方(おおがた)」と呼ばれていた八郎潟は、のちには「大潟」と記すように変わったと伝えられている[8][1]。村名はこれに基づき、公募によって全国から寄せられた候補の中から、1964年(昭和39年)7月22日に選定された[8][1]



モデル農村


新しい型式の農村を開発して、大規模農業を本格的に行うモデル農村となった。農家一戸あたりの水田は10haである。大型機械を導入して、住宅を1か所にまとめ、農場には自動車で出かける生活をパターンとする近代的な大規模農業経営が進められた。[9]



減反政策


1970年(昭和45年)からの減反政策により国は米作りから畑作への転換を推奨した。国は大潟村にも米作りから畑作への転換を迫ったが、大潟村は干拓後間もない地域で水はけが悪い土地であった。水田に適しており、畑作に向かない土地だった。米作りのエリートの誇りがあった「ヤミ米派」と、国の方針に従う「順守派」に分かれて対立したが、1995年(平成7年)の食糧管理法の廃止で自由にお米がつくれるようになった。[10]全財産を処分することを条件に入植した農民の中には、経済苦から自殺者も多数出現した。離農も相次ぎ、また、残留して非正規流通米を生産し続ける農家も居続ける。2009年(平成21年)の民主党への政権交代後は、米粉のかたちでの生産を許容してはいるが、日本の減反政策の犠牲になったモデル地区であり続けている。



年表








  • 1957年(昭和32年)4月:八郎潟で干拓事業が始まる[4]


  • 1964年(昭和39年)

    • 7月22日:全国公募を基に村名を「大潟村」に決定する[8][1]

    • 10月1日:大潟村が発足[2]。秋田県内で69番目の地方自治体として、開村時の人口は6世帯わずか14人であった[8][11]




  • 1965年(昭和40年)8月:八郎潟新農村建設事業団が設立される[8][4]( - 1978年)。


  • 1966年(昭和41年)9月:県農協連大潟村総合事務所(大潟村農業協同組合の前身)が発足して、入植訓練所で業務を開始する[4]


  • 1967年(昭和42年)

    • 11月:第1次入植者56名(応募者615人)が入村する[8][4]

    • 12月:大潟村役場庁舎が完成する[8]




  • 1968年(昭和43年)

    • 3月:五城目警察署大潟村警察官連絡所が大潟村役場内に設けられ、警察官1名が配置される[8]

    • 4月:村の保育所が開所する[8]

    • 6月:大潟村消防団が団員15名で発足する。

    • 11月1日:大潟村立大潟中学校および大潟村立大潟小学校が開校する[8][12]

    • 12月:大潟村立大潟小学校の校舎が完成する[8]

    • 第2次入植者86名(応募者281人)が入村する[4]




  • 1969年(昭和44年)

    • 1月29日:大潟村立大潟中学校、大潟村立大潟小学校、大潟幼稚園が合同で開校式を挙行する(ただし、中学校校舎と幼稚園園舎はまだ無く、小学校校舎が共同利用された)[8][12]

    • 7月1日:公募作品を基に村章を選定する[1][13][14]


    • 博覧会の開催に先立ち、大潟村公民館と展望塔が完成する[8]

    • 8月2日- 9月25日 :秋田農業大博覧会が開催される[8]

    • 10月:八郎潟中央干拓地水管理区が設立される[4]

    • 第3次入植者175名(応募者309人)が入村する[4]




  • 1970年(昭和45年)

    • 大潟村立大潟中学校校舎の建設が始まり、同年中に完成する[8]

    • 9月:大潟村農業協同組合が設立される[4]

    • 新規開田抑制施策・米生産調整(減反政策)が始まり、第4次入植の入植者募集を中断[4]。これ以降、大潟村民は多大な影響を受ける(→#減反政策)。

    • 第4次入植者143名(応募者389人)が入村する[4]




  • 1971年(昭和46年)4月:湖東病院[1974年に湖東総合病院に改称され、2015年に現在の湖東厚生病院として隣接地に新規開院][15])の委託診療所として、大潟村診療所が開所する。


  • 1972年(昭和47年):大潟幼稚園園舎が完成して、小学校校舎および中学校校舎の中学校・小学校・幼稚園による共同利用が終わる[8]


  • 1973年(昭和48年)

    • 6月1日:男鹿市・南秋田郡天王町・若美町・大潟村の1市2町1村による男鹿地区消防一部事務組合が設立される。

    • 8月:五城目警察署大潟村警察官連絡所が「大潟村警察官派出所」に改称する。

    • 8月:大潟土地改良区が設立される[4]




  • 1974年(昭和49年)

    • 大潟村診療所が医師常駐となる。

    • 第5次入植者120名(応募者870人)が入村する[4]




  • 1975年(昭和50年)12月:大潟村の議場が完成する[8]


  • 1976年(昭和51年)10月:大潟村の農業委員会が発足する[4]


  • 1977年(昭和52年)3月:20年に及ぶ歳月と総事業費約852億円を掛けた八郎潟の干拓事業が完了する[11][4]




一般道路



菜の花ロード





大潟富士



1995年に完成した築山





次世代電池自動車専用道路
ソーラースポーツライン




ソーラースポーツラインで開催される次世代電池自動車レース「ワールド・ソーラーカー・ラリー」(2003年大会)




ソーラースポーツラインで開催される次世代電池自動車レース「ワールド・エコノ・ムーブ」(2009年大会)





  • 1978年(昭和53年)

    • 秋田県の単独事業である玉川ダム建設に伴う最終入植者9名が入村し、最終的に入植者は全国38の都道県から集まった589名となった[4]。最多は秋田県からの323名、次いで北海道からの83名であった[4]


    • 八郎潟新農村建設事業団が解散する(1965年 - )。




  • 1979年(昭和54年)9月5日:男鹿地区消防一部事務組合大潟分署(男鹿地区消防署大潟分署)が開設される。


  • 1983年(昭和58年)5月26日:日本海中部地震が発生して、秋田県を含む東北地方で多大な被害が出るなか、大潟村でも干拓堤防の決壊や道路の寸断など大きな被害が出る。のち、この日が「県民防災の日」となった[16]


  • 1985年(昭和60年):不正規流通米が社会問題化し、検問が実施される[4]


  • 1992年(平成4年):秋田県測量設計業協会が創立20周年を迎えるにあたって大潟村に企画を持ちかけ、共同で大潟富士の造成に着手する( - 1995年完成)。


  • 1993年(平成5年):大潟村内の一般公道を使って、次世代電池自動車レース「ワールド・ソーラーカー・ラリー」の第1回大会が開催される。


  • 1994年(平成6年)


    • 次世代電池自動車専用道路「ソーラースポーツライン」が開通する。

    • 開通したソーラースポーツラインを使って「ワールド・ソーラーカー・ラリー」第2回大会が開催される( - 2011年時点で継続中)。




  • 1995年(平成7年)


    • 6月3日(測量の日):大潟富士が完成する(竣工式)(1992年着工 - )。


    • ソーラースポーツラインで次世代電池自動車レース「ワールド・エコノ・ムーブ」第1回大会が開催される( - 2011年時点で継続中)。

    • ソーラースポーツラインで自転車競技の全日本選手権個人タイムトライアル・ロードレース第1回大会が開催される( - 2011年時点で継続中)。




  • 1996年(平成8年)

    • 4月26日:大潟村字北で、自治体・第三セクター経営の「ホテル サンルーラル大潟」が開業する[17]cf. [18]

    • 国営男鹿東部農地防災事業(防潮水門、南部・北部排水機場などの改修工事)に着手する。




  • 2000年(平成12年):大潟村干拓博物館が開館する[19]


  • 2006年(平成18年)

    • 4月18日- 20日:環境問題を抱えながらセマングム干拓事業を推し進める韓国農村公社のプロジェクトチームが韓国放送公社 (KBS) と共に大潟村を訪問し、八郎潟干拓事業による環境観察などについて視察と取材を行う[20]

    • 4月29日- 5月7日:第1回「桜と菜の花まつり」開催(「菜の花イベント」を改称)[21]




  • 2007年(平成19年)

    • 大潟村内を貫流する中央幹線排水路が第62回国民体育大会(秋田わか杉国体)のボート競技コースになる。

    • 11月8日:総事業費304億円を掛けた国営男鹿東部農地防災事業の、完工式を開催する。




  • 2008年(平成20年)

    • 1月11日:八郎潟が日本で11番目の湖沼水質保全特別措置法指定湖沼となる。

    • 6月1日:秋田県道42号男鹿八竜線上で「道の駅おおがた」が開業する。

    • 10月1日:村内を走っていた秋田中央交通の路線バスが廃止され、以後は廃止代替バス「大潟村マイタウンバス」が運行[22]




  • 2010年(平成22年):大潟村と男鹿市が「男鹿半島・大潟ジオパーク」の登録を目指して「男鹿半島・大潟ジオパーク推進協議会」を立ち上げ、ユネスコへの登録申請に向けて準備を始める[23]



人口















Demography05368.svg
大潟村と全国の年齢別人口分布(2005年)
大潟村の年齢・男女別人口分布(2005年)


紫色 ― 大潟村
緑色 ― 日本全国



青色 ― 男性
赤色 ― 女性

大潟村(に相当する地域)の人口の推移




総務省統計局 国勢調査より


行政







歴代村長



  • 当選日について、就任と同じ年であれば年の表記は省略する。当選日に添える丸括弧の中の数字は、有権者数、選挙投票率(※当人の得票率ではない)、当選者の年齢。

  • 党籍や、政党の推薦状況については、変化が無い限り、第2期以降は表記を省く。

































































氏名 就任年月日 退任年月日 備考
村長職務執行者[注 3]
1-6 嶋貫隆之助 1964年(昭和39年)10月1日 1976年(昭和51年) [24]
村長
1 嶋貫隆之助 1976年(昭和51年) 1978年(昭和53年) [24]
2-7 宮田正馗 1978年(昭和53年)9月5日 2000年(平成12年)9月4日
[25][26]
1期目のみ1期2年。都合6期22年。
8 黒瀬喜多 2000年(平成12年)9月5日 2004年(平成16年)9月4日 1期。55歳。無所属。女性。
9 2004年(平成16年)9月5日 2008年(平成20年)9月4日 2期。59歳。
10 高橋浩人 2008年(平成20年)9月5日 2012年(平成24年)9月4日 1期。8月24日当選(2,506人、92.18%。48歳)。無所属。
11 2012年(平成24年)9月5日 2016年(平成24年)9月4日 2期。8月24日無投票再選。52歳。
12 2016年(平成28年)9月5日 (現職) 3期。8月23日無投票再選。56歳。

  • 特記あるもの以外の出典: “大潟村”. ザ・選挙(ウェブサイト). ボイスジャパン[2]. 2011年10月24日閲覧。:全国の政治家・選挙結果データベース。


村役場・村民サービス施設等


村役場

  • 大潟村役場 :大潟村字中央1-1に所在。

その他の村民サービス施設 [27]



  • 大潟村公民館

  • 大潟村村民体育館

  • 大潟村村民テニスコート

  • 大潟村村民野球場

  • 大潟村多目的運動広場

  • 大潟村多目的グラウンド

  • 大潟村B&G海洋センター

  • 大潟漕艇場



警察



  • 五城目警察署(本部所在地:南秋田郡五城目町字七倉178-4)の管轄区域。
    • 大潟駐在所 :大潟村字中央2-7に所在。



消防・防災・救急救命




  • 男鹿地区消防一部事務組合(本部所在地:男鹿市船川港船川字海岸通り2-12-7)の管轄区域。
    • 男鹿地区消防署 大潟分署 :大潟村字東2-2-2に所在。


  • 大潟村消防団



水道事業




清掃事業


清掃

  • 八郎湖周辺クリーンセンター :男鹿市松木沢字板引沢台73に所在。事業主体は八郎湖周辺清掃事務組合。

最終処分

  • 大潟村一般廃棄物最終処分場 :大潟村中野170-1に所在。


姉妹都市・親善都市


姉妹都市等の盟約関係にある地方自治体は無い。



議決機関



議会




  • 大潟村議会 :議員定数12名[28]


  • 秋田県議会 - 南秋田郡選挙区 :議員定数1名[29]



医療


最寄りの病院は、湖東厚生病院(南秋田郡八郎潟町川崎字貝保98番1に所在)[30]



郵便事業


開村以来、集配局が無い村であった。村で唯一の大潟郵便局は民営化以前の無集配特定郵便局であった。現在の集配業務は男鹿市にある若美郵便局が担当している(ゆうゆう窓口は、秋田中央郵便局が管轄)。


  • 大潟郵便局 :大潟村字中央一丁目35番地に所在。


産業







農業


  • あきたこまち


金融業




  • 秋田銀行大潟支店

  • 大潟村農業協同組合



教育




秋田県立大学大潟キャンパス




大潟村干拓博物館




  • 秋田県立大学 大潟キャンパス

  • 大潟村立大潟中学校

  • 大潟村立大潟小学校

  • 大潟幼稚園

  • 大潟村干拓博物館



交通



cf. ≪外部リンク≫ “大潟村の地図”. (公式ウェブサイト). 大潟村. 2011年10月24日閲覧。


鉄道路線


村域内に鉄道は敷設されていない。最寄り駅は、村域外の東側を走る東日本旅客鉄道(JR東日本)奥羽本線の鹿渡駅(北東方面)と八郎潟駅(南東方面)、および、八郎潟調整池の南西対岸を走るJR男鹿線の船越駅と天王駅(共に南西方面)である。



路線バス


2008年(平成20年)10月1日をもって、村内を走っていた秋田中央交通の路線バスが廃止されたため、同村では大潟村マイタウンバスを運行中である[22]。2010年(平成22年)4月1日から「八郎潟駅・湖東総合病院行き」バスについては、1回100円の運賃が必要になった[22]。また、2011年(平成23年)4月1日から村内巡回路線を含む全3路線に1回100円の運賃が必要になった[22]



道路


最寄りの高速道路は秋田自動車道、インターチェンジは琴丘森岳IC(北東方面から新生大橋経由で大潟村に至る)と五城目八郎潟IC(南東方面から大潟橋経由で大潟村に至る)である。また、村域を走る道路は以下のとおり。




  • 主要地方道

    • 秋田県道42号男鹿八竜線

    • 秋田県道54号男鹿琴丘線




  • 一般県道
    • 秋田県道298号道村大川線


  • その他の道路
    • ソーラースポーツライン




道の駅



  • 道の駅おおがた :cf. 道の駅一覧 東北地方#秋田県


名所・観光スポット等



  • 大潟富士

  • ポルダー潟の湯 :温泉保養施設。泉質調査の結果、モール泉であることが[いつ?]判明した[31]

  • 大潟村干拓博物館 [19]

  • 南の池公園・キャンプ場 :公園は八郎潟干拓工事の完工を記念して造られたもの。



出身有名人




  • 涌井徹(東日本コメ産業生産者連合会・大潟村あきたこまち生産者協会 代表取締役)


  • 鈴木絢音(乃木坂46) - 生まれは大潟村だがのちに秋田市に転出。現在大潟村応援大使をつとめる[32]



その他



  • 市外局番は0185で男鹿市と共通。ただし、同じ0185の能代市・山本郡とはMAが異なるため市外局番が必要。


脚注


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注釈




  1. ^ abc
    佐藤寛. “Q:承水路とはどのようなものでしょうか? - 水田直播Q&A”. (公式ウェブサイト). 社団法人 農林水産技術情報協会. 2011年10月26日閲覧。



  2. ^ 総合中心地の南部は秋田県立大学の大潟キャンパスとなっている。


  3. ^ 「大規模な公有水面の埋立てに伴う村の設置に係る地方自治法等の特例に関する法律」に基づき、秋田県議会の同意を得て秋田県知事が任命[8]




出典


[ヘルプ]



  1. ^ abcdefg“大潟村の紹介”. (公式ウェブサイト). 大潟村. 2011年10月24日閲覧。

  2. ^ abc池田一生(2014年10月1日). “秋田・大潟村:発足50年 コメ作り、あきらめない モデル地区、農政が翻弄”. 毎日新聞 (毎日新聞社)

  3. ^ ab
    “大潟村の歴史”. (公式ウェブサイト). 大潟村. 2011年10月29日閲覧。


  4. ^ abcdefghijklmnopqr“大潟村の農地と農業の移り変わり”. 大潟村百科事典(公式ウェブサイト). 大潟村. 2011年10月29日閲覧。


  5. ^ “経緯度交会点標示塔”. (公式ウェブサイト). 大潟村. 2011年4月11日閲覧。


  6. ^ “大潟 平年値(年・月ごとの値)”. (公式ウェブサイト). 気象庁. 2011年10月8日閲覧。


  7. ^ “大潟 観測史上1〜10位の値(年間を通じての値)”. (公式ウェブサイト). 気象庁. 2011年10月8日閲覧。

  8. ^ abcdefghijklmnopqr“大潟村の発足と発展”. 大潟村百科事典 (公式ウェブサイト). 大潟村. 2011年10月29日閲覧。


  9. ^ 『21世紀都道府県別日本の産業』9巻の36頁


  10. ^ これでいいのか秋田県(2015,p97)

  11. ^ ab“大潟村の歴史”. (公式ウェブサイト). 大潟村. 2011年10月24日閲覧。

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  31. ^ “美肌の湯 大潟モール温泉”. (公式ウェブサイト). 大潟村. 2011年10月24日閲覧。


  32. ^ 乃木坂46の鈴木絢音さんが、大潟村応援大使に! - 大潟村公式ブログ.




関連項目











  • 八郎潟新農村建設事業団


外部リンク




  • 大潟村(公式ウェブサイト) - 大潟村


  • 大潟村ポータルサイト(村民有志によるポータルサイト) - NPO法人ポルダーネット


  • 大潟村百科事典(公式ウェブサイト) - 大潟村


  • 大規模な公有水面の埋立てに伴う村の設置に係る地方自治法等の特例に関する法律 - e-Gov法令検索


































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