休刊
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休刊(きゅうかん)は、出版されている新聞・雑誌などの編集・発行を停止すること。新聞休刊日のような単発的な発行休止と、編集部を廃止してその後の発行を完全に停止する場合のいずれも同じく休刊と呼ぶ。本項では後者のケースについて解説する。
目次
1 概要
2 休刊を経て、復刊したことがある雑誌
3 脚注
4 関連項目
5 外部リンク
概要
実際には廃刊であっても、復刊を目指して、あるいは読者や関係各所に匂わせて、休刊と公称するケースが多い。雑誌の場合、廃刊すると雑誌コードを返上しなければならないが、再取得は困難なため、復刊の目処の有無にかかわらず休刊と公称するのが通例。だが、休刊した雑誌が復刊するよりも、その雑誌コードで別の雑誌が創刊される場合がほとんどである。
休刊された雑誌に連載されていた作品については、他誌に引き継がれる(移籍)ものや、著者が自費出版として出すものがある。
休刊を経て、復刊したことがある雑誌
平凡パンチ→NEWパンチザウルス(マガジンハウス) - 1988年10月休刊、1989年2月復刊
ペントハウス(講談社→ぶんか社) - 休刊年不明、1995年復刊- 調査情報→新・調査情報 passingtime(TBS→TBSメディア総合研究所) - 1993年4月休刊、1996年復刊
週刊アスキー(アスキー) - 1997年9月休刊、同年11月復刊 ※実際には「EYE-COM」からの誌名変更
ガロ(青林堂) - 1997年以降休刊・復刊を繰り返している
Oh!X(日本ソフトバンク→ソフトバンクパブリッシング) - 1995年11月休刊、1998年よりムックの形で復刊
コミックバーズ(スコラ→ソニー・マガジンズ→幻冬舎) - 1999年5月休刊、同年7月復刊。コミックバーガー時代にも一度復刊された
スコラ(スコラ→スコラマガジン) - 1999年4月休刊、同年12月復刊
DOS/V USER、遊ぶインターネット(宝島社) - 2000年10月休刊、2001年4月復刊 ※詳細は有害図書#宝島社訴訟を参照
ロッキンf(立東社→晋遊舎) - 2001年休刊、2002年復刊。アポロ・コミュニケーション→サウンド・デザイナーと出版社を移り、2007年に「We ROCK」と誌名変更したが、2015年に「ロッキンf」も別途復刊
DAYS JAPAN(講談社→デイズジャパン) - 1990年1月休刊、2004年4月に復刊。ただし、扱いは新装刊となっている
漫画アクション(双葉社) - 2003年休刊、2004年復刊
PC Japan(ソフトバンククリエイティブ) - 2004年5月休刊、同年10月復刊
経済(新日本出版社) - 2003年休刊、2005年復刊
薔薇族(第二書房→メディアソフト) - 2004年9月休刊、2005年4月復刊
月刊COMICリュウ(徳間書店) - 2006年9月復刊。ただし、扱いは新装刊となっている
月刊アスキー(アスキー) - 2006年7月休刊、同年10月復刊
ラジオパラダイス(三才ブックス) - 1990年休刊、2007年にムックの形で復刊
マナバーン(ホビージャパン) - 2005年6月休刊、2008年2月より年鑑誌として復刊
ホームラン(日本スポーツ出版社→廣済堂出版) - 2007年2月休刊、2008年3月復刊
俳句研究(富士見書房→角川・エス・エス・コミュニケーションズ) - 2007年8月休刊、2008年3月復刊
ハムスペ(あおば出版→イースト・プレス) - 2007年6月休刊、2008年4月復刊
宇宙船(朝日ソノラマ→ホビージャパン) - 2005年6月休刊、2008年4月復刊
F1モデリング(山海堂→東邦出版) - 2007年12月休刊、2008年7月復刊
ファンロード(ラポート→大都社→インフォレスト) - 2003年9月休刊、同年12月復刊、2009年3月再休刊、同年7月再復刊
アニメスタイル(美術出版社→スタジオ雄) - 2000年休刊、2011年5月復刊
GiRLPOP(ソニー・マガジンズ) - 2006年休刊、2011年6月復刊
ワイアード(DDPデジタルパブリッシング→コンデナスト・ジャパン) - 1998年11月休刊、2011年7月復刊
ホットバージョン(2&4モータリング社→HVプロジェクト) - 2011年4月休刊、同年8月復刊
旅と鉄道(鉄道ジャーナル社→朝日新聞出版) - 2009年休刊、2011年9月復刊
プレイドライブ(芸文社→サンク) - 2007年7月休刊、2008年6月復刊、2012年3月再休刊、同年6月再復刊
Gun(国際出版→ユニバーサル出版) - 2011年11月休刊、2012年9月「Gun Magazine」の題字で復刊
盆栽世界(新企画→エスプレス・メディア出版) - 2012年3月休刊、同年7月復刊
セガマガジン - フリーペーパーとして復刊。その後再休刊
ラブベリー(徳間書店) - 2012年2月休刊、2015年12月よりムックの形で復刊
SHOXX(音楽専科社→EMTG) - 2016年9月休刊、2017年2月ムック形式で復刊準備号を発行
Pick-up Voice(音楽専科社→辰巳出版→EMTG) - 2016年9月休刊、同年10月に辰巳出版が「声優 Pick-up Actor」に改題してムックの形で刊行するも1回限りで再び休刊、2017年1月になりEMTGよりムックの形で元の名称にて復刊(実質的には月刊)
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脚注
関連項目
- Category:廃刊・休刊誌
外部リンク
雑誌の「休刊」と「廃刊」、何が違う? 全国出版協会
- 最近の漫画雑誌の創刊・休刊・廃刊まとめ
- 漫画雑誌 創刊・休刊情報 - by「最後通牒」
- 新聞雑誌の休刊・廃刊情報2019[内外切抜通信社]
- 新聞雑誌の休刊・廃刊情報2018・33媒体[内外切抜通信社]
- 2017年休刊・廃刊の新聞雑誌・42媒体[内外切抜通信社]
- 2016年休刊・廃刊した新聞雑誌・43媒体[内外切抜通信社]
- 2015年休刊した新聞・雑誌[内外切抜通信社]