KADOKAWA
角川第2本社ビル | |
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 東証1部 9477 1998年11月26日 - 2014年9月26日 |
略称 | 角川 |
本社所在地 | 日本 〒102-8177 東京都千代田区富士見二丁目13番3号 |
設立 | 1954年4月2日 (株式会社角川書店) |
業種 | 情報・通信業 |
法人番号 | 1010001013874 |
事業内容 | 出版物の編集・製作・販売・広告事業 劇場映画の製作・配給 アニメ作品の制作・販売 DVD・Blu-rayパッケージ・ゲームソフト・音楽CDの制作・販売 情報・デジタルコンテンツ配信事業 eコマース事業 版権事業、イベント事業 |
代表者 | 代表取締役社長 松原眞樹 代表取締役専務 井上伸一郎 |
資本金 | 292億1,000万円(2016年3月) |
売上高 | 1131億83百万円(2018年3月期)[1] |
経常利益 | 41億4百万円(2018年3月期) |
純利益 | 35億67百万円(2018年3月期) |
純資産 | 899億27百万円(2018年3月) |
総資産 | 1661億80百万円(2018年3月) |
従業員数 | 2,104名(2017年3月) |
決算期 | 3月末日 |
会計監査人 | 有限責任監査法人トーマツ |
主要株主 | カドカワ株式会社 100% |
主要子会社 | KADOKAWAグループ#KADOKAWAグループの項参照 |
関係する人物 | 角川歴彦、佐藤辰男、本間明生 |
外部リンク | https://ir.kadokawa.co.jp/ |
特記事項:2013年に角川グループホールディングスより社名変更。 |
株式会社KADOKAWA(カドカワ、英: KADOKAWA CORPORATION)は、日本の出版社、映画会社、映像・音楽ソフト会社、グッズ会社、ウェブサイト運営会社。カドカワ株式会社の完全子会社。法人格としては1954年(昭和29年)に設立した角川書店(初代)、旧角川ホールディングス、旧角川グループホールディングスと同一である。
目次
1 概要
2 沿革
3 事業局
4 ブランド
5 主な発行書籍
5.1 エンタテインメントノベル
5.1.1 ライトノベル
5.1.2 新文芸
5.2 辞典・辞書
5.3 児童書
5.4 コミック
5.5 電子書籍
6 主な雑誌
6.1 生活情報誌
6.2 テレビ情報誌
6.3 エリア情報誌
6.4 競馬情報誌
6.5 映像エンターテインメント情報誌
6.6 ゲーム情報誌
6.7 キャラクター・コンテンツ情報誌
6.8 アニメ情報誌
6.9 イラスト雑誌
6.10 男性コミック誌
6.11 女性コミック誌
6.12 ライトノベル誌
6.13 本の情報誌
6.14 文芸誌
6.15 児童誌
6.16 その他雑誌
6.17 ムック
6.18 コミックアンソロジー
6.19 直販誌
6.20 フリーマガジン
6.20.1 カスタムマガジン
6.21 電子雑誌
6.22 かつて発行・発売していた雑誌
7 Webメディア
7.1 Webコミック
7.2 UGCサイト
8 動画・生放送チャンネル
9 映像事業
10 音楽事業
11 ゲーム事業
11.1 ソフトウェア
11.2 スマートフォンアプリ
11.3 テーブルトークRPG
12 EC事業
13 映画興行
14 グループ会社
14.1 主な連結子会社
14.2 持分法適用関連会社
14.3 関連団体等
15 販売業務提携
16 加盟団体
17 事件
17.1 お家騒動
17.2 不祥事
18 脚注
18.1 注釈
18.2 出典
19 外部リンク
概要
1945年、国文学者の角川源義により角川書店として創業。 出版第1号は佐藤佐太郎歌集「歩道」。角川の鳳凰のマークは、1946年創刊の飛鳥新書で使用したことに始まる[2]。1949年創刊の角川文庫と1952年発刊の昭和文学全集が成功し、文芸出版社として基礎を確立する。1956年「角川国語辞典」を刊行し、辞典分野に進出。1957年には高等学校の国語教科書に参入[3]。1972年に富士見書房を設立。源義時代の角川では、漫画と女性の裸とスキャンダルはやってはいけないという掟が存在した[4]。
1975年に角川春樹が社長就任後、角川文庫を文芸路線から横溝正史を初めとする一般大衆向けに路線転換し、翌年には『犬神家の一族』で映画製作に進出。自社発行書籍を原作として映画を製作し、テレビコマーシャルを利用して大々的に宣伝し、原作書籍と自社グループ製作の映画・音楽を販売する出版と映像と音楽のメディアミックスを成功させ、日本映画界に角川映画旋風を巻き起こした。映画製作に関連して1979年に角川レコードを設立し、音楽産業へ参入。
1982年にテレビ情報誌のザテレビジョン創刊以降、ゲームソフト情報誌コンプティークやアニメ情報誌Newtype、ビデオ情報誌ビデオでーた(現DVD&動画配信でーた)、都市情報誌東京ウォーカーなどの各種メディア対応の情報誌を立て続けに創刊。1983年に映画『幻魔大戦』でアニメ製作に参入。1984年角川ビデオを設立し、ビデオグラムの製作に参入。
1988年に富士見ファンタジア文庫と角川スニーカー文庫[注 1]を創刊し、ライトノベルというジャンルが確立されて以来、電撃文庫・MF文庫Jなどをあわせてライトノベル市場の国内最大手となる[5]。1993年の『無責任艦長タイラー』からKADOKAWAの発行書籍を原作としたテレビアニメが放送されるようになる。
1985年に少女コミック誌ASUKAを創刊し、コミック出版に進出。後発参入だった角川は、アニメやゲームといった近接ジャンルのプロや同人誌卸売会からスカウトした同人作家を漫画家・漫画原作者として起用することで先行する出版社にはないタイプの作家や作品が生まれる[6]。
1993年にメディアワークスの代表を兼務する形で社長に就任した角川歴彦は、メガソフトウェア・パブリッシャーを標榜し、資本と経営の分離、M&Aや業務提携、コンテンツのマルチメディア展開を行う。1995年にスーパーファミコンソフト『妖怪バスター ルカの大冒険』でゲームパブリッシャー事業に参入。2000年にはWeb媒体と紙媒体が連動した情報サイト『ウォーカープラス』を開設。2002年11月に大映の営業権を取得し、スタジオ運営事業に進出。
2003年4月に角川書店は、角川書店(2代目)、メディアワークス、SSコミュニケーションズ、角川大映映画、ビルディング・ブックセンターを統括する出版と映像、ネット事業の持株会社角川ホールディングスへ移行。同年9月にストック型フリーペーパー事業に参入。2004年1月に映像ソフト販売会社角川エンタテインメントを設立し、それまで他社に委託していたビデオグラム(DVDソフト)の販売を自社販売に切り替えた。2005年3月に日本ヘラルド映画を子会社化したことで、外国映画の輸入配給、映画の興行、吹替・字幕版制作に本格進出。
2006年7月に角川グループの持株会社であることを社名に表わすため角川ホールディングスから角川グループホールディングスに社名変更。2009年に角川グループ合同児童書レーベル角川つばさ文庫を創刊し、2012年から児童文庫レーベルシェアNo.1となる[7] 。
2013年6月に角川グループホールディングスは、株式会社KADOKAWAへ社名変更する。2013年10月に連結子会社9社と合併しOne CompanyになったKADOKAWAは、角川源義が創業した角川書店と角川春樹が1976年に設立した角川春樹事務所、角川歴彦が創業したメディアワークス以外に、旧・セゾングループのSSコミュニケーションズ、旧・大映の営業権を継承した角川大映、旧・ヘラルドグループの日本ヘラルド映画、西和彦らが創業したアスキー、魔法のiらんど、旧・リクルートグループのメディアファクトリー、中経出版、新人物往来社を出身母体とする企業となった。
2014年10月、株式会社ドワンゴと世界に類のないコンテンツプラットフォームを確立することを目的して統合会社「株式会社KADOKAWA・DWANGO(現・カドカワ株式会社)」を設立。
2015年6月に『角川まんが学習シリーズ 日本の歴史』創刊し、学習まんがに参入[8] 。同年UGC(ユーザージェネレイテッドコンテンツ)と呼ばれる、ネット上で発表された作品を書籍・電子書籍化して出版する小説の総称を新文芸と名付け、新たなジャンルとして展開[9]。
沿革
- 会社設立から持株会社化(2003年3月31日)までの詳細は角川書店を、2003年4月1日から2013年9月30日までの詳細は角川グループホールディングスを参照。
1945年11月10日 - 角川源義が角川書店(初代)を創業。
1954年4月2日 - 東京都千代田区富士見二丁目7番地に株式会社角川書店(初代)を設立。資本金は385万円。
1972年 - 角川書店発刊の教科書の自習書の発刊・販売を目的として株式会社富士見書房を設立。
1974年 - 株式会社角川文庫流通センター(子会社、現・ビルディング・ブックセンター)を設立。
1975年 - 源義が死去。編集局長の角川春樹が社長に就任。
1976年 - 春樹が株式会社角川春樹事務所を設立。映画製作と出版を連携。角川文化振興財団を設立。
1983年
- 6月8日 - 株式会社角川トラベル・ サービス(現・角川メディアハウス)を設立。
1984年10月 - 本社を東京都新宿区揚場町4番地に移転。
1986年
- 12月 - 角川書店の編集業務会社として株式会社飛鳥企画(後の角川学芸出版)を設立。
1988年6月 - 本社を東京都文京区本郷五丁目24番地5号に移転。
1989年4月 - 株式会社角川春樹事務所を吸収合併。
1991年 - 株式会社富士見書房を吸収合併。角川書店内の富士見事業部として営業を継続。
1992年
- 2月 - 株式会社角川興産を吸収合併。
- 9月 - 取締役副社長の角川歴彦が辞任し、同年10月株式会社メディアワークスを創業。
1993年
- 3月 - 株式会社ザテレビジョン、株式会社角川春樹事務所(2代目)及び株式会社角川メディアオフィスを吸収合併し、雑誌事業部、ソフト事業部、雑誌編集部を設置。
- 8月29日 - 春樹社長がコカイン密輸容疑で逮捕される。
- 9月 - 取締役会で角川春樹社長の辞任が了承され、専務の大洞國光が代表取締役社長に就任。角川歴彦が顧問として角川書店に復帰。
- 10月 - 角川歴彦が代表取締役社長に、佐野正利が代表取締役専務に就任。
1994年 - 株式会社角川書店流通センターを吸収合併。
1995年
- 9月 - 株式会社ヘラルド・エースを子会社化し、株式会社エースピクチャーズに社名変更。
- 10月 - 本社を東京都千代田区富士見二丁目13番3号に移転。
1998年
- 4月 - 子会社株式会社エースピクチャーズが、住友商事子会社の株式会社アスミックと合併し、アスミック・エース エンタテインメント株式会社が発足。
- 11月 - 東京証券取引所市場第二部上場。
1999年
- 1月 - 株式会社メディアワークスの販売・物流業務を受託開始。
- 4月 - 台湾国際角川書店股份有限公司(現・台湾角川股份有限公司)を設立。
- 5月 - 株式会社東芝等と共同出資にて映像制作会社トスカドメイン株式会社を設立。
- 11月 - 株式会社キャラクター・アンド・アニメ・ドット・コム(現・キャラアニ)を設立。
2000年2月 - 株式会社角川デジックス(現・角川アスキー総合研究所)を設立。
2001年8月21日 - 西友から株式会社エス・エス・コミュニケーションズの株式を取得し、同社を子会社化。
2002年
- 6月 - 歴彦が代表取締役会長兼CEOに、福田峰夫が代表取締役社長に就任。
- 10月 - 株式交換により株式会社メディアワークスを子会社化。
- 11月 - 子会社株式会社角川大映映画が映画会社大映株式会社の営業権を取得。
2003年
- 4月1日 - 角川書店が商号変更し、株式会社角川ホールディングス発足、持株会社化。同時に会社分割し出版業務を新たに設立した株式会社角川書店(2代目)に事業譲渡。歴彦が代表取締役社長兼CEOに就任。
- 10月 - 株式交換によりトスカドメイン株式会社を完全子会社化。
2004年
- 1月 - 子会社角川書店(2代目)のエンタテインメント事業部の一部を、子会社株式会社角川大映映画に継承。株式会社角川エンタテインメントを設立。
3月18日 - 株式会社エンターブレイン及び株式会社アスキーの持株会社である株式会社メディアリーヴスの株式公開買い付けを実施し、同社を子会社とする。- 4月 - 連結子会社株式会社角川大映映画及びトスカドメイン株式会社が合併し、商号を角川映画株式会社に変更。
9月1日 - 東京証券取引所市場第一部上場。
2005年
- 3月 - 日本ヘラルド映画株式会社とその子会社のグロービジョン株式会社を影響力基準により連結子会社化。
- 4月 - 歴彦が代表取締役会長兼CEOに、本間明生が代表取締役社長兼COOに就任。
- 4月 - KADOKAWA HOLDINGS CHINA LTD.(現・KADOKAWA HOLDINGS ASIA LTD.)及びKADOKAWA HONG KONG LTD. を設立。
- 8月 - 株式交換により日本ヘラルド映画株式会社を完全子会社化。
- 9月 - 株式会社ムービータイム(現・株式会社角川アップリンク)を設立。
10月1日 - 子会社角川書店(2代目)の会社分割により、株式会社富士見書房(2代目)を設立。- 11月 - INTERCONTINENTAL GROUP HOLDINGS LTD.及びその子会社10社の株式を取得。
- 12月 - 子会社株式会社角川モバイル(現・株式会社ブックウォーカー)を設立。
2006年
- 2月 - 株式会社角川オーバーシーズを吸収合併。
- 3月 - 子会社角川映画株式会社及び株式会社角川ヘラルド・ピクチャーズが合併し、角川ヘラルド映画株式会社に商号変更。
- 4月1日 - 子会社角川書店(2代目)の会社分割により、株式会社角川クロスメディア及び株式会社角川ザテレビジョンを設立。
- 8月1日 - 会社分割により、子会社株式会社角川エンタテインメントと関連会社を子会社角川ヘラルド映画株式会社に譲渡。
- 6月1日 - 連結子会社株式会社角川クロスメディアが株式会社ウォーカープラス及び株式会社角川書店北海道を吸収合併。連結子会社株式会社角川ザテレビジョンが株式会社角川インタラクティブ・メディアを吸収合併。
7月1日 - 商号を株式会社角川グループホールディングス(角川GHD)に変更。
2007年
- 1月1日 - 子会社角川書店(2代目)の吸収分割により、管理部門を当社が、映像関連子会社及び関連会社の管理事業を角川ヘラルド映画株式会社が継承。
- 1月4日 - 子会社角川書店(2代目)の新設分割により、株式会社角川書店(3代目)及び株式会社角川マガジンズ(初代)を設立。
- 1月4日 - 株式会社角川書店(2代目)の商号を株式会社角川グループパブリッシングに変更。
- 1月4日 - 会社分割により、株式会角川・エス・エス・コミュニケーションズと株式会角川マガジンズ(初代)の持株会社株式会社角川マガジングループ(後の角川マガジンズ)を設立[10]。
- 3月 - 角川ヘラルド映画株式会社が再び角川映画株式会社に商号変更。
- 4月1日 - 会社分割により、角川HDチャイナの管理事業を角川映画株式会社に継承。
- 4月2日 - 株式会社角川プロダクションを設立。
- 7月 - 子会社株式会社角川グループパブリッシング及び角川出版販売株式会社が合併。
2008年
- 4月1日 - 連結子会社株式会社メディアワークス及び株式会社アスキーが合併し、商号を株式会社アスキー・メディアワークスに変更。
- 4月1日 - 角川マガジングループの商号を株式会社角川マーケティングに変更すると共に、角川GHD・角川書店傘下のクロスメディア事業子会社を譲渡。
- 4月1日 - 佐藤辰男が代表取締役社長兼COOに就任。
- 7月 - 子会社株式会社角川プロダクションが、株式会社アミューズメントメディア総合学院の子会社トライアルプロダクションに出資し、合弁会社株式会社プロダクション・エースを設立。
- 10月 - 連結子会社株式会社キャラアニ及び株式会社トイズワークスが合併。
2009年
- 3月 - 連結子会社株式会社角川ザテレビジョン及び株式会社角川クロスメディアが合併し、商号を株式会社角川マーケティング(2代目)に変更。子会社株式会社角川マーケティングは株式会社角川メディアマネジメントに商号変更。
- 4月1日 - グループ内のゲーム事業統括会社として株式会社角川ゲームスを設立。
- 4月7日 - 株式会社中経出版及びその子会社新人物往来社、荒地出版社、樂書舘の株式を取得し、子会社化。
- 10月1日 - 連結子会社中経出版及び樂書舘が合併。連結子会社新人物往来社及び荒地出版社が合併[11]。
2010年
- 4月1日 - 連結子会社株式会社角川メディアマネジメント及び株式会社角川マーケティング(2代目)が合併し、再び株式会社角川マーケティングに商号変更。
- 3月4日 - 子会社株式会社アスキー・メディアワークスが株式会社魔法のiらんどの発行済み株式70%を取得し、子会社化。
- 6月 - 歴彦が取締役会長に、佐藤辰男が代表取締役社長に就任。
- 10月 - 連結子会社株式会社エンターブレイン及び株式会社メディアリーヴスが合併。
- 12月3日 - 電子書籍ストア『BOOK☆WALKER』をサービス開始。
2011年
- 1月1日 - 子会社株式会社角川書店(3代目)及び角川映画株式会社が合併。 連結子会社株式会社角川マーケティング及び株式会社角川・エス・エス・コミュニケーションズが合併。連結子会社株式会社アスキー・メディアワークス及び株式会社魔法のiらんどが合併。株式会社角川コンテンツゲート(現・株式会社ブックウォーカー)及びワーズギア株式会社が合併。
- 3月 - 連結子会社株式会社エンターブレイン及び株式会社角川マガジンズ(初代)が合併。
- 5月26日 - 株式会社ドワンゴと資本提携し、ドワンゴが角川GHDの自己株式73万株を、角川GHDがドワンゴの自己株式及び新株計16,800株をいずれも第三者割り当てで取得すると発表。
- 7月 - 子会社株式会社角川マーケティングが株式会社角川マガジンズ(2代目)に商号変更。
- 11月12日 - 株式会社リクルートから子会社の株式会社メディアファクトリーの全株式の譲渡を受け、同社を子会社化。
2013年
- 2月 - 株式会社角川アスキー総合研究所(初代)を設立。
- 3月8日 - エイベックス・グループ・ホールディングス株式会社からドワンゴ株式を追加取得し12.23%を保有する第2位株主となる[12]。またドワンゴ子会社の株式会社スカイスクレイパーの株式60%を取得し子会社化、商号をスマイルエッジに変更。
- 3月29日 - 株式会社角川ブックナビを設立。
- 4月1日 - 株式会社角川グループパブリッシングを吸収合併[13]。子会社角川書店(3代目)の会社分割により、株式会社角川大映スタジオを設立。連結子会社中経出版及び新人物往来社が合併。
- 6月22日 - 商号を角川グループホールディングスから株式会社KADOKAWAに変更[14][15]。
- 10月1日 - 連結子会社の株式会社アスキー・メディアワークス(旧メディアワークス)、株式会社エンターブレイン(旧ベストロン映画)、株式会社角川学芸出版(旧飛鳥企画)、株式会社角川書店(3代目)、株式会社角川プロダクション、株式会社角川マガジンズ(旧角川マガジングループ)、株式会社中経出版、株式会社富士見書房(2代目)、株式会社メディアファクトリー(旧リクルート出版)を吸収合併[15]。角川プロダクションを除く8社はいずれもブランドカンパニーとして存続する。この日より提供クレジットやCMの最後に挿入されるサウンドロゴも基本的にKADOKAWAに統一[注 2]し、商号に「角川」を冠したグループ企業についていた鳳凰マークも引き継いだ[注 3]。キャッチコピーは「新しい物語をつくろう。」。
- 10月22日 - KADOKAWA International Edutainment株式会社(現・KADOKAWA Contents Academy)を設立。
- 12月26日 - 株式会社汐文社の発行済み株式を全取得し子会社化する[16]。
2014年
- 3月 - 株式会社ドワンゴ、株式会社ハーツユナイテッドグループとの共同出資で株式会社リインフォースを設立。
- 3月 - ウェブコミックサービス『ComicWalker』をスタート。
3月31日 - 新規ネットサービス運営事業を分割し株式会社Walker47を設立[17]。- 4月1日 - 松原眞樹が代表取締役社長に就任。
- 4月28日 - 株式会社フロム・ソフトウェアの株式をトランスコスモス株式会社から5月21日付で取得し、子会社化すると発表[18]
5月14日 - 株式会社ドワンゴと経営統合し同年10月1日付で共同持株会社「株式会社KADOKAWA・DWANGO」(現カドカワ株式会社)を設立することを発表[19][20]。
5月30日 - 埼玉県所沢市と2012年に廃止となった旧所沢浄化センター跡地の売却に関する基本協定書の締結を発表[21]。同年10月に約33億円で所沢市から買収。
9月26日 - ドワンゴと同時に上場廃止。
10月1日 - 株式会社KADOKAWA・DWANGOを設立し、株式移転を実施、同社の完全子会社となる。
2015年
- 3月31日 - 株式会社Walker47を吸収合併。
- 4月1日 - 社内カンパニー制を廃止し、各ブランドカンパニーをジャンルごとの部局に再編(ブランド自体は存続)。また、旧エンターブレインBCのゲームメディア関連事業、マーケティングリサーチ事業をKADOKAWA・DWANGOに移譲[22][23]。子会社のKADOKAWA Contents Academy株式会社に海外需要開拓支援機構、紀伊國屋書店、パソナグループが資本参加[24]。
- 5月21日 - 子会社台灣角川股份有限公司が、訪日外国人向けSIMカード「J Walker SIM」販売開始。
- 7月1日 - ところざわサクラタウンの企画準備会社として株式会社ところざわサクラタウンを設立。
- 10月30日 - 子会社のKADOKAWA HOLDINGS ASIA LTD.がマレーシアのコミック・児童書等の出版大手 Art Square Groupの株式を取得し、KADOKAWA GEMPAK STARZがグループ入り。
2016年
- 2月29日 - はてなとの共同開発でWEB小説投稿サイト『カクヨム』をサービス開始。
- 4月 - 子会社株式会社角川ゲームスに中国のAlpha Animation and Culture (Hong Kong) Ltd.と台湾のSNSplus Investco Co.,Ltd.が資本参加。米国アニメ配信大手Crunchyrollと戦略的提携。
- 5月1日 - 子会社のKADOKAWA PICTURES AMERICA, INC.がアメリカ大手出版社Hachette Book Groupとの合弁会社Yen Press,LLCを設立 [25]。
- 9月 - 子会社KADOKAWA HOLDINGS ASIA LTD.の合弁会社広州天聞角川動漫有限公司にテンセントが出資し、合弁体制を変更。タイの総合出版最大手Amarinグループとの合弁会社KADOKAWA AMARINを設立。
2017年
- 6月 - 文芸情報サイト『カドブン』オープン。
- 6月 - 子会社角川アスキー総合研究所の子会社株式会社クールジャパントラベルにWILLER株式会社が資本参加。
- 7月1日 - 会社分割により、雑誌『DVD&ブルーレイでーた』および映画情報ウェブサイト『Movie Walker』の関連事業を株式会社エイガウォーカーに移管し、株式会社エイガウォーカーは株式会社ムービーウォーカーに商号変更[26]。
- 11月 - 一般社団法人宮城インバウンドDMO、株式会社パソナと宮城県南への観光促進に関する協定を締結[27]。
2018年
- 1月31日 - ところざわサクラタウンの地鎮祭を実施。社長の松原が、所沢市に本社機能の移転を検討していることを明らかにした[28]。
- 4月1日 - アスキー・メディアワークス事業局のアスキー事業を角川アスキー総合研究所に移管[29]。
- 4月1日 - 子会社株式会社ブックウォーカーが、株式会社ドワンゴから株式会社トリスタの全株式を譲受し子会社化[30]。
- 4月 - 株式会社C2プレパラートとの合弁会社として株式会社角川アーキテクチャを設立。
- 4月2日 - 子会社KADOKAWA HOLDINGS ASIA LTD.が、中国市場向けマーケティング子会社として株式会社J-GUIDE Marketingを設立[31]。
- 4月4日 - サミー株式会社、株式会社ウルトラスーパーピクチャーズとの共同出資でハイブリッドデジタルアニメーション制作スタジオ「株式会社ENGI」を設立。
- 12月14日 - 株式会社ドワンゴ・ 株式会社カラー・株式会社インクストゥエンター・アソビシステムホールディングス株式会社との共同出資で株式会社リドを設立。
2019年
- 4月1日予定 - カドカワ株式会社(親会社)の吸収分割により株式会社ドワンゴ、株式会社Gzブレイン及び株式会社大百科ニュース社の経営管理事業を継承し、完全子会社化[32]。
- 4月1日予定 - カドカワ株式会社(親会社)の吸収分割により株式会社ドワンゴ、株式会社Gzブレイン及び株式会社大百科ニュース社の経営管理事業を継承し、完全子会社化[32]。
事業局
- コミック&キャラクター局 - 角川書店・富士見書房・メディアファクトリー・エンターブレイン・電撃のコミック等。事業局長は常務執行役員の青柳昌行。
- 文芸局[33] - 文芸・ノンフィクション書籍、新書、児童書、電撃文庫他[34]。事業局長は執行役員の郡司聡[35]。
- エンタテインメントノベル局[36] - 角川書店・富士見書房・メディアファクトリー・エンターブレインのエンタテインメントノベル。事業局長は執行役員の三坂泰二。
- メディアインキュベーション局 - ザテレビジョン[37]等。
- ビジネス・生活文化局 - KADOKAWAのビジネス書、実用書、学習参考書、コミックエッセイ[38][39]、著者セミナー[40] 、東京ウォーカー等の地域情報コンテンツ等。
- 映像事業局 - KADOKAWAの映像事業[41][42][43]
- アニメ事業局 - KADOKAWAのアニメ事業[44]
- レクリエーション事業局[45]
- ビジネスプロデュース局
- 生産管理局
- IP戦略局
- デジタル戦略推進局[46]
- 営業企画局[47]
- 宣伝局
- 海外事業局
ブランド
- アスキー・メディアワークス
- エンターブレイン
- 角川学芸出版
- 角川書店
- 角川マガジンズ
- 中経出版
- 富士見書房
- メディアファクトリー
主な発行書籍
- 角川文庫
- 角川ホラー文庫
- メディアワークス文庫
- 富士見L文庫
- 魔法のiらんど文庫
- 角川新書
- 角川ソフィア文庫
- 角川選書
- 中経の文庫
エンタテインメントノベル
ライトノベル
- 電撃文庫
- 角川スニーカー文庫
- 富士見ドラゴンブック
- 富士見ファンタジア文庫
- MF文庫J
- ファミ通文庫
- NOVEL 0
- 角川ビーンズ文庫
- 角川ルビー文庫
- ビーズログ文庫
- ビーズログ文庫アリス
- ジュエル文庫
- B-PRINCE文庫(リブレと共同)
- L-エンタメ小説
新文芸
- MFブックス(フロンティアワークスと共同)
- エンターブレイン
- カドカワBOOKS
- ドラゴンノベルス
辞典・辞書
- 角川新字源 改訂版
児童書
- 角川つばさ文庫
- 角川まんが学習シリーズ
コミック
電子書籍
- オシリス文庫
- eロマンスロイヤル
- eロマンス文庫
- eロマンス新書
- TL☆恋乙女ブック
- BL☆美少年ブック
主な雑誌
生活情報誌
レタスクラブ(毎月25日発売)
3分クッキング 日本テレビ版(毎月16日発売)
3分クッキング CBCテレビ版(毎月16日発売)
テレビ情報誌
ザテレビジョン(毎週水曜日発売)- 月刊ザテレビジョン(毎月24日発売)
エリア情報誌
東京ウォーカー(毎月20日発売)
関西ウォーカー(隔週火曜日発売)
横浜ウォーカー(毎月20日発売)- 九州ウォーカー(毎月20日発売)
競馬情報誌
サラブレ(毎月13日発売)
映像エンターテインメント情報誌
- DVD&動画配信でーた(発行:ムービーウォーカー、毎月20日発売)
ゲーム情報誌
電撃PlayStation(毎月28日発売)
電撃Nintendo(偶数月21日発売)
TECH GIAN(毎月21日発売)
週刊ファミ通(発行:Gzブレイン、毎週木曜日発売)
B's-LOG(発行:Gzブレイン、毎月20日発売)
キャラクター・コンテンツ情報誌
電撃G's magazine(毎月30日発売)
コンプティーク(毎月10日発売)
アニメ情報誌
月刊ニュータイプ(毎月10日発売)
イラスト雑誌
電撃萌王(偶数月30日発売)
男性コミック誌
月刊コミック電撃大王(毎月27日発売)
- コミック電撃だいおうじ
電撃マオウ(毎月27日発売)
電撃G'sコミック(毎月30日発売)
月刊少年エース(毎月26日発売)
ヤングエース(毎月4日発売)
ガンダムエース(毎月26日発売)
月刊コンプエース(毎月26日発売)
月刊ドラゴンエイジ(毎月9日発売)
- 別冊ドラゴンエイジ
コミックフラッパー(毎月5日発売)
月刊コミックアライブ(毎月27日発売)
コミックキューン(毎月27日発売)
コミックビーム(毎月12日発売)
女性コミック誌
月刊Asuka(毎月24日発売)
月刊コミックジーン(毎月15日発売)
ライトノベル誌
ドラゴンマガジン(奇数月20日発売)
電撃文庫MAGAZINE(偶数月10日発売)
ドラゴンノベルス(毎月5日発売)
本の情報誌
ダ・ヴィンチ(毎月6日発売)
文芸誌
本の旅人(毎月27日発売)- 短歌(発行:角川文化振興財団、毎月25日発売)
- 俳句(発行:角川文化振興財団、毎月25日発売)
児童誌
キャラぱふぇ(偶数月1日発売)
- まるごとディズニー
その他雑誌
- 月刊星ナビ(発行:アストロアーツ、毎月5日発売)
GALAC(発行:放送批評懇談会、毎月6日発売)
月刊ブシロード(発行:ブシロードメディア、毎月8日発売)- spoon.(発行:株式会社プレビジョン、偶数月28日発売)
ムック
- 小説 野性時代
- 東海ウォーカー
- 北海道Walker
- 関西FamilyWalker
- ラーメンウォーカー
- 花時間[注 4]
- ボイスニュータイプ
てれびげーむマガジン(発行:Gzブレイン)- ぴこぷり(発行:Gzブレイン)
- ファミ通App Android(発行:Gzブレイン)
- ミレニアルズ ※歌ってみたの本から誌名変更[48]
- Star Creators!~YouTuberの本~
- Star Creators! PLUS stamp!
- BoyAge -ボヤージュ-
- グラビアザテレビジョン
- GIRLS-PEDIA
- 別冊カドカワ
- My Girl
- 怪談専門誌 幽
- 怪
コミックアンソロジー
- ハルタ
直販誌
- スカパー!ザテレビジョン 月刊大人ザテレビジョン
- スカパー!ザテレビジョン 月刊スカパー!プレミアム光
- 毎日が発見(発行:株式会社毎日が発見)
フリーマガジン
- 週刊アスキー 秋葉原限定版(発行:角川アスキー総合研究所)
カスタムマガジン
ハイウェイウォーカー(ネクセリア東日本と共同)- わんにゃんウォーカー(兼松と共同)
電子雑誌
- 文芸カドカワ(毎月10日配信)
- 週刊東京ウォーカー+
- 週刊ザテレビジョンPLUS
- 週刊アスキー
- B's-LOG COMIC
- B's-LOVEY recottia
- CIEL
- コミックビーム100
かつて発行・発売していた雑誌
電撃Girl's Style(2010年-2018年)
Webメディア
- レタスクラブニュース
- WEBサイト ザテレビジョン
- ウォーカープラス
- ニュースウォーカー
- StudyWalker
- DanceFact
- WebNewtype
- 電撃オンライン
- 電撃ホビーウェブ
- ダ・ヴィンチNEWS
- サラブレモバイル
- TG Smart
- カドブン
- 占いWalker(STARMARK HOLDINGS PTE. LTD.と共同)
花時間(ウィルゲートと共同)
KIKI by VOICE Newtype ※会員制サービス
Webコミック
ComicWalker ※トリスタ運営のニコニコ漫画アプリ版と連携。
- キトラ
- @vitamin
- Flos Comic
- COMIC BRIDGE online
- コミックNewtype
- コミッククリア
- ヤングエースUP
- COMIC it
- コミックエッセイ劇場
- ピクシブエッセイ(ピクシブと共同)
- ジーンピクシブ(ピクシブと共同)
ビーズログCHEEK(ピクシブと共同)
pixivシルフ(ピクシブと共同)
UGCサイト
魔法のiらんど ※無料ホームページ・ブログ作成サイトサービス、小説投稿サービス、韓国トレンド情報を提供。
カクヨム(はてなと共同) ※小説投稿サービス。
動画・生放送チャンネル
- 角川スニーカー文庫 公式チャンネル(ニコニコチャンネル・YouTubeチャンネル)
- ワールドウィッチーズチャンネル
伏見つかさチャンネル- クトゥルフ神話TRPGチャンネル(ニコニコチャンネル・YouTubeチャンネル)
- 富士見書房ファンタジア文庫・ドラゴンブックチャンネル
- グラビアごはん「グラ飯」
- 読もう! コミックビーム【廉価版】
- 電撃オンラインch(YouTubeチャンネル・ニコニコチャンネル・Periscope・FRESH LIVE)
- 電撃PlayStation Live
- KADOKAWA著者セミナーチャンネル
- 既読スルーされない掟破りの恋愛術
映像事業
日本映画の企画・製作・配給、外国映画の輸入・配給、アニメ企画・製作、ドラマの企画・製作、外国ドラマの輸入、映像配信権の許諾、映像パッケージ(セル・レンタル)の販売を行っている。映像配信については、「とある魔術の禁書目録シリーズ」(アスキー・メディアワークス製作)などKADOKAWAからパッケージリリースされていない作品も含まれている[49]。
角川映画 - 旧角川書店の映画ブランド[50]- 角川ANIMATION(劇場アニメ配給レーベル[51])
- 角川シネマコレクション - 大映、角川映画、日本ヘラルド映画の貴重なライブラリー作品の次世代継承を目的としたブランド。
角川アニメ(KADOKAWA Anime) - 旧角川書店のアニメブランド[50]。
MEDIA FACTORY(アニメブランド)[52]
音楽事業
アニメ・映画音楽の制作と音楽配信権の許諾、音楽CDの販売、音楽著作権の管理を行っている。
- KADOKAWA(音楽レーベル) - 旧メディアファクトリーの音楽事業。アニメサウンドトラックやキャラクターソング、アニメタイアップアーティストのCD販売と音楽配信権の許諾を行っている。
- enterbrain/エビテンレコード[53] - ECサイトエビテン内で展開しているゲームサントラを中心としたCDショップ「エビテンレコード」のCDレーベル。専売商品を除きソニー・ミュージックマーケティングに販売を委託。
ゲーム事業
ソフトウェア
- RPGツクールMV
スマートフォンアプリ
- ラノゲツクール
- ウルタールの化け猫
天華百剣 -斬-(DeNAと共同)
八月のシンデレラナイン(アカツキと共同)
テーブルトークRPG
- ログインテーブルトークRPGシリーズ
- 富士見ドラゴンブック
EC事業
- カドカワストア - KADOKAWAの発売中の全書籍と雑誌、グッズが購入できる公式ショッピングサイト。決済は、クレジットカードとコンビニ前払い、代金引換、携帯キャリア決済に対応。
- ケツジツ - 受注生産販売プラットフォーム
- エビテン(ebten) - エンターブレインのECサイト。決済は、代金引換とクレジットカード対応。
- 電撃屋 - 電撃ブランドのECサイト。決済は、クレジットカードとコンビニ前払い、代金引換、携帯キャリア決済に対応。
映画興行
- EJアニメシアター新宿(新宿区) - 東宝所有の新宿文化ビル4階に入居しているアニメ専門映画館(2018年7月にリニューアル)。5階は「アニメギャラリー」となっている。
- 角川シネマ有楽町(千代田区有楽町) - 読売会館8階に入居しているミニシアター。
グループ会社
主な連結子会社
参照ページ:[54]
株式会社ブックウォーカー
- 株式会社トリスタ
- 株式会社フロム・ソフトウェア
- 株式会社ムービーウォーカー
- 株式会社角川大映スタジオ
- KADOKAWA PICTURES AMERICA, INC.
- YEN PRESS, LLC
- 株式会社ドワンゴ - KADOKAWAとの共同技術書出版レーベル『アスキードワンゴ』の販売業務をKADOKAWAが受託。
- 株式会社スパイク・チュンソフト - ゲームコンテンツの企画・開発・販売・運営。
- Spike Chunsoft, Inc. - スパイク・チュンソフトの米国現地法人
- 株式会社MAGES.
- 株式会社MAGES.Lab
- 株式会社バンタン
- 株式会社スパイク・チュンソフト - ゲームコンテンツの企画・開発・販売・運営。
- 株式会社Gzブレイン - すべての出版物の販売業務と広告関連業務をKADOKAWAが受託。
- 株式会社大百科ニュース社
- 株式会社リド
- 株式会社ビルディング・ブックセンター - 出版物流事業、製本、不動産管理業務
- 株式会社角川アスキー総合研究所 - リサーチ事業、出版事業(発売元:KADOKAWA)、システム開発・保守、イベント・セミナー、カスタマーサービス、映像制作・配信、ソーシャルプロモーション、ECサイト『KADOKAWA online shop』『アスキーストア』の運営。
- 株式会社クールジャパントラベル - 旅行企画・販売
- 株式会社角川メディアハウス - 広告代理事業、マーケティング事業
- 株式会社毎日が発見 - 定期購読誌『毎日が発見』(発売元:KADOKAWA)の出版事業、シニア向け通販事業。
- グロービジョン株式会社
- 株式会社角川ゲームス
- 株式会社キャラアニ
- KADOKAWA HOLDINGS ASIA LTD.(角川集団亞洲有限公司) - アジア事業の統括会社
台灣角川股份有限公司(Kadokawa Taiwan Corporation)
- 台灣漫讀股份有限公司(TAIWAN BOOKWALKER) - 『BOOK☆WALKER台湾』の運営。
- 角川青羽(上海)文化創意有限公司 - 中国産IPの創出
- 香港角川有限公司(Kadokawa HongKong Ltd.) - 出版物等の輸入販売、日本情報誌『香港ウォーカー』の発行。
広州天聞角川動漫有限公司(Guangzhou Tianwen Kadokawa Animation & Comics Co., Ltd.)- 株式会社J-Guide Marketing - 中国市場に特化したメディア及びマーケティング事業。
- KADOKAWA GEMPAK STARZ SDN.BHD. - マレーシアでのコミック・児童書等の出版。
- GEMPAK STARZ SDN.BHD. - iPhoneアプリの配信。
- KADOKAWA GEMPAK STATRZ(S) PTE.LTD.
- KADOKAWA AMARIN COMPANY LIMITED - タイにおけるマンガ・ライトノベルの翻訳出版等
- 角川集団美国(香港)有限公司(Kadokawa Holdings U.S. in Hong Kong Ltd.) - 中国シネコン事業の統括会社
- KADOKAWA Contents Academy株式会社 - 海外におけるアニメーター、漫画家等のクリエイターを育成するスクール事業。
- 台灣角川國際動漫股份有限公司(KADOKAWA International Edutainment (TAIWAN) Co., Ltd) - クリエイター養成スクール『角川国際動漫教育』を運営。
- KADOKAWA CA (THAILAND) CO.,LTD. - クリエイター養成スクール『KADOKAWA Animation and Design School』を運営。
- KADOKAWA Consulting (Thailand) Co., Ltd. - イラスト&3DCG制作プロダクション『KADOKAWA STUDIO BANGKOK』を運営。
- 株式会社エイティーエックス - エンドユーザ向けコンピュータシステムの受託開発
- 株式会社角川アップリンク - テレビ番組表・映画上映スケジュール・イベント情報の取材・原稿作成業務
- 株式会社角川ブックナビ - 書籍の販売促進業務
- 株式会社汐文社
- 株式会社K's Lab - レストランINUAの運営。
- 株式会社角川アーキテクチャ - 株式会社C2プレパラートとの合弁会社。
- 株式会社ENGI - サミー株式会社、ウルトラスーパーピクチャーズとの共同設立されたハイブリッドデジタルアニメーション制作スタジオ。
- 株式会社ところざわサクラタウン
- 日本映画ファンド株式会社
持分法適用関連会社
- 株式会社ドコモ・アニメストア
- 日本映画放送株式会社
- 安利美特股份有限公司(台湾アニメイト)
- 新華角川影業(香港)集團有限公司(Sun Wah Kadokawa (Hong Kong) Group Ltd.) - シネマコンプレックスの運営。
- 株式会社プロダクション・エース
- 株式会社イマジカ角川エディトリアル
- 株式会社キッズネット
- 株式会社日本電子図書館サービス
- 株式会社シー・ピー・エス
- 株式会社Karaksaメディアパートナー
- スタジオ地図有限責任事業組合
- HEMISPHERE MOTION PICTURE PARTNERS Ⅰ, LLC
- HEMISPHERE MOTION PICTURE PARTNERS Ⅱ, LLC
- PAGE-TURNER有限責任事業組合
関連団体等
- 公益財団法人角川文化振興財団 - 雑誌『俳句』『短歌』と書籍などの販売業務をKADOKAWAが受託。
販売業務提携
ブシロードメディア - 雑誌『月刊ブシロード』と単行本コミックスの販売業務をKADOKAWAが受託。- 株式会社プレビジョン - 雑誌『spoon.』とムックの販売業務をKADOKAWAが受託。
アストロアーツ - 雑誌『星ナビ』とムックの販売業務をKADOKAWAが受託。株式会社アスキー(旧・アストロアーツ)からアストロアーツの営業権を取得した別会社であり、KADOKAWAとの資本関係はない。
放送批評懇談会 - 雑誌『GALAC』の販売業務をKADOKAWAが受託。
フロンティアワークス - パッケージソフトの一部販売業務をKADOKAWAが受託。KADOKAWAと共同で「MFブックス」を創刊[55]。
ショウゲート - パッケージソフトの一部販売業務をKADOKAWAが受託。
加盟団体
日本雑誌協会、日本書籍出版協会、学習参考書協会、辞典協会、出版文化国際交流会、全国出版協会、日本出版クラブ、読書推進運動協議会、国際児童図書評議会、日本出版インフラセンター、コミック出版社の会、デジタルコミック協議会、日本電子出版協会、日本電子書籍出版社協会、日本エッセイスト・クラブ、日本音楽出版社協会、日本オーディオブック協議会、日本映画製作者連盟、外国映画輸入配給協会、日本映像ソフト協会、日本動画協会、日本映画テレビ技術協会、日本知的財産協会、キャラクターブランド・ライセンシング協会、日本アドバタイザーズ協会、日本雑誌広告協会、日本ABC協会、日本インタラクティブ広告協会、インターネットコンテンツ審査監視機構、アニメツーリズム協会、日本インバウンド・メディア・コンソーシアムなど
事件
お家騒動
- 1992年9月、当時の社長・角川春樹の下で副社長を務めていた春樹の実弟・角川歴彦が春樹との路線対立から突如辞任し、同年10月株式会社メディアワークスを設立。これに伴い歴彦が社長を務めていた角川メディアオフィスの従業員も大挙して退社、メディアワークスに移籍するという分裂状態が発生した。歴彦辞任後、取締役国際部長兼社長室長に昇格した春樹の長男による角川書店社員へのホモセクハラ疑惑が週刊文春より報じられた。1993年7月角川書店写真室係長が成田空港にてコカイン密輸の現行犯で逮捕され、8月11日角川書店関連会社役員が逮捕、同月12日ロサンゼルスにあるKADOKAWA PRODUCTIONS U.S. INCを、同月26日角川書店本社を家宅捜索し角川書店労働組合が春樹社長の解任要求、同月27日春樹を除く角川書店役員全員が春樹社長の解任要求、同月28日春樹社長がコカイン密輸容疑で逮捕される。9月2日開催の取締役会で春樹の社長辞任が承認され、後任に大洞國光が社長に就任、同月15日歴彦が顧問として復帰。同月24日森村誠一と松原治らが、角川書店の将来を考える会を発足。10月19日開催の臨時株主総会を経て歴彦がメディアワークスの社長を兼務する形で角川書店社長に就任。最終的にはメディアワークスを角川書店の事実上子会社化することで決着を見た。
不祥事
- 筒井康隆断筆事件
- 12月25日発売予定だった谷津矢車の小説「からくり同心 景 黒い好敵手」を担当編集者が物語の肝になる部分も含め無断で改変を加えた、この問題は作者のゲラチェックの際発覚し既に発行していた「からくり同心 景」にも同様の問題が起きていたことが発覚し回収の末絶版となった[56][57]。
- 岐阜市が編集協力した雑誌『岐阜信長歴史読本』にて約30箇所の誤植が起きた。本来2回行う校正は1回のみであったこと、校正を委託する際編集部の不手際でチェックが行き届かなかったことからとKADOKAWAは結論を付け請け負った編集プロダクションに謝罪の電話をした[58][59][60]。
脚注
注釈
^ “スニーカー文庫についてはレーベルとして出版されたのは1989年だが、KADOKAWA側は名称決定した1988年を創刊年としている。”. KADOKAWAスニーカー文庫. 2017年10月15日閲覧。
^ メディアファクトリーは製品のCMの最後に挿入されるサウンドロゴは以前のまま使用していたが、2014年作品からはKADOKAWAのサウンドロゴを使用している。
^ 一部の変化はあるが、基本デザインは角川書店時代のものを踏襲している。
^ 販売業務提携を行っていた同朋舎から取得
出典
^ “2018年3月期 有価証券報告書”. カドカワ株式会社. 2018年6月23日閲覧。
^ “【ロゴの研究】角川グループホールディングス”. 株式会社産経デジタル. 2017年10月26日閲覧。
^ 教科書発行者番号「153」
^ “日本のコンテンツ業界を振り返る「ゲーマーはもっと経営者を目指すべき!」第12回は,KADOKAWA代表取締役社長・佐藤辰男氏がゲスト”. www.4gamer.net. 2019年1月11日閲覧。
^ “ライトノベル市場の実態と展望”. 株式会社矢野経済研究所. 2017年10月16日閲覧。
^ “常にニッチを開拓せよ角川グループのコミック展開”. 角川グループホールディングス. 2017年10月16日閲覧。
^ “児童書レーベルの文学賞「第5回角川つばさ文庫小説賞」受賞作品が決定!!2018年に10周年を迎える児童書No.1シェアレーベル”. KADOKAWA. 2017年10月15日閲覧。
^ “発売4か月で110万部達成!”. KADOKAWA. 2017年10月16日閲覧。
^ “カドナビ井上伸一郎に聞くWEB発の新ジャンル新文芸”. KADOKAWA. 2017年10月16日閲覧。
^ “会社分割に関するお知らせ (PDF)”. KADOKAWA. 2018年7月4日閲覧。
^ 有価証券報告書 (PDF, (2010年6月28日、角川グループホールディングス))
^ 47NEWS ドワンゴが角川と提携強化 日テレとも資本関係 『共同通信』2013年3月4日
^ “当社完全子会社である株式会社角川グループパブリッシングの吸収合併に関するお知らせ” (プレスリリース), 株式会社角川グループホールディングス, (2013年1月9日), http://ir.kadokawa.co.jp/topics/09gh01da13.pdf 2013年7月6日閲覧。
^ 連結子会社の吸収合併並びに商号及び定款の一部変更に関するお知らせ (PDF, (2013年3月28日、 株式会社角川グループホールディングス))
- ^ ab“角川グループホールディングス、子会社9社を吸収合併”. INTERNET Watch (2013年3月28日). 2013年7月6日閲覧。
^ 株式会社汐文社の株式の取得(子会社化)のお知らせ,株式会社KADOKAWA,2013年12月26日
^ 会社分割(簡易新設分割)に関するお知らせ,株式会社KADOKAWA,2014年2月27日
^ 【速報】KADOKAWAがフロム・ソフトウェアの株式を取得、子会社化することが判明,ファミ通.com,2014年4月28日
^ “株式会社ドワンゴと株式会社KADOKAWAとの統合契約書の締結及び株式移転計画書の作成について (PDF)” (2014年5月14日). 2014年5月14日閲覧。
^ “ドワンゴとKADOKAWA、経営統合を発表 新会社「KADOKAWA・DWANGO」10月設立”. ITmedia (2014年5月14日). 2014年5月14日閲覧。
^ KADOKAWA、所沢市と旧所沢浄化センター跡地の基本協定書を締結――出版拠点ほか美術館・図書館も併設 - 2014年6月閲覧。
^ KADOKAWA社内カンパニー制廃止 「角川書店」「富士見書房」、組織名から消える,ITmedia,2015年4月16日
^ KADOKAWAが組織再編 伝統の「角川書店」消滅,日本経済新聞,2015年4月16日
^ クールジャパン機構、紀伊國屋書店、パソナグループ、KADOKAWA4社による“官民一体”の第三者割当増資が決定 (PDF, (2015年3月30日、株式会社KADOKAWA))
^ 連結注記表 個別注記表 (PDF, (2016年5月26日、カドカワ株式会社))
^ “雑誌「DVD&ブルーレイでーた」およびWebサイト「MovieWalker」事業がエイガウォーカーに”. 2017年7月7日閲覧。
^ “宮城インバウンドDMO・KADOKAWA・パソナ『宮城県南4市9町を中心とした国内外観光推進協定』締結”. 株式会社パソナグループ. 2018年4月2日閲覧。
^ “出版大手KADOKAWA、所沢に本社機能の移転検討「ところざわサクラタウン」20年夏の開業へ地鎮祭”. 埼玉新聞 (2018年2月2日). 2018年2月12日閲覧。
^ “KADOKAWA アスキー事業の移管について”. 株式会社KADOKAWA (2018年2月27日). 2018年2月27日閲覧。
^ “ブックウォーカーがトリスタを子会社化”. PR TIMES. 2018年4月2日閲覧。
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^ “特別損失の計上及び通期業績予想の修正、グループ経営体制刷新に伴う会社分割の実施、孫会社の異動、並びに代表取締役及び取締役の異動に関するお知らせ”. カドカワ. 2019年2月13日閲覧。
^ “角野栄子さん 児童文学のノーベル賞「国際アンデルセン賞」作家賞受賞!! (PDF)”. KADOKAWA. 2018年4月21日閲覧。
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^ “魔法のiらんど運営責任者”. 魔法のiらんど. 2018年1月29日閲覧。
^ “KADOKAWAの経営統合の成果としてエンタテインメントノベル局を設立したことが一番大きいです。”. 2017年3月26日閲覧。
^ “株式会社KADOKAWA様 事例 - うるるBPO”. 2017年7月26日閲覧。
^ “株式会社KADOKAWA ビジネス・生活文化局”. 2017年3月26日閲覧。
^ “株式会社KADOKAWA ビジネス・生活文化局 ダ・ヴィンチ編集部 出版課”. 2017年7月7日閲覧。
^ “ビジネス・生活文化局で、書籍等の著者によるセミナーやイベントを運営しています。”. 2017年7月7日閲覧。
^ “KADOKAWA 2018年新卒採用サイト 実写プロデューサー”. 2017年8月13日閲覧。
^ “KADOKAWA 2018年新卒採用サイト 映像事業局アニメ企画部 アニメ第一企画開発課 アニメプロデューサー”. 2017年8月13日閲覧。
^ “KADOKAWA映像事業局 音楽制作課”. 2017年8月13日閲覧。
^ “角川、「アニメ事業局」新設とMS人事発令”. 文化通信社. 2018年9月22日閲覧。
^ “「未来のミライ」コラボレーションルーム特別宿泊プラン誕生!8月18日(土)より東京ドームホテルにてサービス提供開始”. PR TIMES. 2018年9月22日閲覧。
^ “KADOKAWA 2018年新卒採用サイト 先輩紹介 デジタル戦略・企画”. 2017年6月22日閲覧。
^ “KADOKAWA 2018年新卒採用サイト 先輩紹介 コミック営業”. 2017年6月22日閲覧。
^ “「歌ってみたの本」から「ミレニアルズ」に誌名を変更!”. 2017年12月27日閲覧。
^ “KADOKAWAのアニメ・動画”. バンダイチャンネル. 2018年10月11日閲覧。
- ^ ab“ブランド紹介”. KADOKAWA. 2017年8月15日閲覧。
^ “KADOKAWA 堀内大示 執行役員映像事業局局長 “「ごった煮」が我らの力””. 2017年8月13日閲覧。
^ “メディアファクトリー映像の公式アカウント”. 2017年8月16日閲覧。
^ “「スプラトゥーン2」のサウンドトラックが、オリコン“CDアルバム”週間ランキング第4位を獲得”. PR TIMES. 2018年9月19日閲覧。
^ KADOKAWAグループ会社一覧|KADOKAWA 2017年5月30日現在
^ “ラノベと何が違うの? 大人向けエンタ小説レーベル創刊”. KADOKAWA. 2017年10月16日閲覧。
^ 担当編集者が原稿を改ざん KADOKAWAの新作小説が急きょ発売中止、過去作も回収・絶版に
^ KADOKAWA編集者が原稿を無断改変 「からくり同心 景」発売中止に
^ 「信長読本」間違いだらけ 岐阜市の教材、配布中止も
^ 「考えられへん!」 ミス30ヶ所以上の『誤植本』が出版された理由
^ 信長読本、一転刷り直し SNSで反響、謝罪
外部リンク
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