汎血球減少




汎血球減少(はんけっきゅうげんしょう、pancytopenia)は、血液中の赤血球・白血球・血小板の全ての血中細胞成分が全体的に減少する症候。


貧血は赤血球系細胞の特異的な減少を示すが、貧血等の様に特定の細胞成分が減少することとは対照的に、汎血球減少は末梢血中の赤血球系細胞・白血球系細胞・血小板系細胞の内の複数の系統が同時に減少することをいう。




目次






  • 1 原因


  • 2 検査


  • 3 鑑別


  • 4 関連項目


  • 5 参考サイト





原因


造血幹細胞の異常等、血球産成作用が低下することによって本症候を来たす。



検査


通常、他の症例と区別するため、骨髄組織の検査を必要とする。



鑑別


鑑別すべき疾患として以下の物が重要である。




  • 骨髄異形成症候群(MDS)


  • 再生不良性貧血(AA)

  • 巨赤芽球性貧血


  • 発作性夜間血色素尿症(PNH)


  • 血球貪食症候群(HLH)


  • 悪性腫瘍の骨髄への転移


  • 全身性エリテマトーデス(SLE)


  • HIV感染


  • パルボウイルスB-19感染

  • 薬剤性汎血球減少 - まれではあるが、抗生物質・血圧安定剤などの投薬によって本症候を来たす場合もある。その場合、投薬中止が求められる。



関連項目



  • 剣晃敏志 - 元大相撲力士で最高位は小結。現役中だった1998年3月、汎血球減少症による肺出血のため、30歳で夭折した。


参考サイト



  • 汎血球減少のマネジメント:特に骨髄不全について

  • PNH血球検査








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