宝塚シネ・ピピア
宝塚シネ・ピピア Takarazuka Cine Pipia | |
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情報 | |
正式名称 | 宝塚シネ・ピピア |
開館 | 1999年10月29日 |
開館公演 | 明るくなるまでこの恋を[1] |
客席数 | (2スクリーン合計)100席 (車いすスペース各1台) |
設備 | ドルビーデジタル5.1ch |
用途 | 映画上映 |
運営 | 有限会社宝塚シネマ |
所在地 | 〒665-0852 兵庫県宝塚市売布2-5-1 ピピアめふ5F |
最寄駅 | 阪急宝塚本線売布神社駅前 |
最寄IC | 中国自動車道宝塚IC |
外部リンク | http://www.cinepipia.com/ |
宝塚シネ・ピピア(たからづかしねぴぴあ)は兵庫県宝塚市にある映画館(ミニシアター)である。
目次
1 概要
2 立地・施設
3 デジタル上映機器の導入
4 脚注・出典
5 外部リンク
概要
1999年10月29日、阪神・淡路大震災で壊滅的な被害を受けた売布地区の震災復興事業の一環として、公設民営方式によって開館。ロードショー上映を行う「シネマ1」と過去の名作などを上映する「シネマ2」の2スクリーンを有する。また毎年秋には宝塚映画祭の会場としても使用されている。大阪市西区にあるシネ・ヌーヴォは姉妹館であり、ヌーヴォの代表である景山理が支配人を務めている[1]。
立地・施設
阪急宝塚本線売布神社駅前の商業・住宅・公益複合施設「ピピアめふ」の5階[2]。
劇場は「シネマ1」「シネマ2」の2スクリーン。客席数はそれぞれ50席、また車いすスペース1台分がある。また、劇場利用しない客も利用可能なカフェ、展示やイベントなどにも用いられるホワイエ、喫煙スペースを兼ねたガーデンテラスを併設する。なお災害等の非常時には宝塚市の避難所として活用されることが想定されており、座席のリクライニング使用が可能など、一般的な映画館とはいささか異なる仕様となっている。
デジタル上映機器の導入
2013年4月の大手配給会社の完全デジタル化にあたり、シネ・ピピアは、その公設民営という性質から、宝塚市に対して2013年度予算でのデジタル上映機器導入費用の負担を求めていた。しかし、2012年12月に市より予算計上を見送るとの報告を受けた。これに対し、宝塚映画祭委員長で文芸評論家の河内厚郎、映画監督の大森一樹、漫画評論家の村上知彦らが中心となり、「宝塚唯一の映画館「シネ・ピピア」を支える会[3]」名義で、デジタル化工事の予算を求める署名活動が行われた。約20日間で市内外から4387件の署名が寄せられ、これは2013年1月8日付で宝塚市長中川智子宛に嘆願書として提出された。それ受けて市は、2月19日に、2013年度予算案にデジタル上映機器導入のための初年度費用580万円を計上すると発表した[4]。その後、5月21日~5月22日の間、映画上映を休止して、デジタル化工事が実施された。6月1日からはデジタル上映が開始され[1]、これに併せて、映画のデジタル化と関連した「マリーゴールド・ホテルで会いましょう」、「サイド・バイ・サイド:フィルムからデジタルシネマへ」、「世界にひとつのプレイブック」が上映された[5]。
脚注・出典
- ^ abc“宝塚シネ・ピピア”. 港町キネマ通り (2013年8月). 2014年3月15日閲覧。
^ “宝塚シネ・ピピア 交通アクセスのご案内”. 宝塚シネ・ピピア. 2013年10月30日閲覧。
^ 宝塚市唯一の映画館シネ・ピピアを守るためにあなたの力を貸してください!
^ 「宝塚市予算案 市長選控え骨格型」『神戸新聞』2013年2月20日朝刊
^ “シネ・ピピアのデジタル化工事による休館と6月1日よりデジタル上映開始!”. 宝塚市. 2013年10月30日閲覧。
外部リンク
- 宝塚シネ・ピピア
- 宝塚映画祭
宝塚シネ・ピピア (@cinepipia1) - Twitter
- ピピアめふ