陳州
陳州(ちんしゅう)は中国にかつて存在した州。
目次
1 魏晋南北朝時代
2 隋代
3 関連項目
4 注釈
魏晋南北朝時代
南北朝時代、東魏により設置された揚州を前身とする。梁がこの地を支配すると殷州と改称されたが、東魏が再度占領すると北揚州と改称された。北斉では信州、北周では陳州と改称された。
隋代
隋朝が成立すると陳州は下部に4郡6県(?)を管轄した。596年(開皇16年)に沈州が分割設置されている。607年(大業3年)、郡制施行に伴い陳州は淮陽郡と改称され下部に11県を管轄した。隋朝の行政区分に関しては下図を参照。
隋朝の行政区画変遷 | |||||||||
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区分 | 開皇元年 | 区分 | 大業3年 | ||||||
州 | 陳州 | 豫州 | 亳州 | 郡 | 淮陽郡 | ||||
郡 | 陳郡 | 丹陽郡 | 項城郡 | 淮陽郡 | 汝陽郡 | 広寧郡 | 陳留郡 | 県 | 宛丘県 西華県 柳城県 項城県 南頓県 太康県 鹿邑県 鄲県 鮦陽県 溵水県 扶楽県 |
県 | 項県 長平県 柳城県 | 秣陵県 和城県 | 不詳 | 陽夏県 | 汝陽県 | 包信県 | 武平県 |
関連項目
- 豫州
- 亳州
- 沈州
注釈
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