千早赤阪村









































































ちはやあかさかむら
千早赤阪村

金剛山ロープウェイ

金剛山ロープウェイ













Flag of Chihaya-Akasaka, Ōsaka.svg

Chihayaakasaka Osaka chapter.JPG
千早赤阪村旗
千早赤阪村章
1966年1月1日制定


日本の旗 日本
地方
近畿地方
都道府県
大阪府

南河内郡
団体コード
27383-0
法人番号
1000020273830
面積
37.30km2

総人口
5,001
(推計人口、2019年1月1日)
人口密度
134人/km2
隣接自治体
富田林市、河内長野市、南河内郡河南町
奈良県:五條市、御所市
村の木
クスノキ
村の花
ヤマユリ
千早赤阪村役場
村長
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松本昌親
所在地
585-8501
大阪府南河内郡千早赤阪村大字水分180番地
北緯34度27分52.4秒東経135度37分21秒座標: 北緯34度27分52.4秒 東経135度37分21秒
千早赤阪村役場

外部リンク
公式ウェブサイト



千早赤阪村位置図




― 政令指定都市 / ― 市 / ― 町・村






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千早赤阪村(ちはやあかさかむら)は、大阪府南河内地域に位置する村。


2016年11月時点で、大阪府下で唯一の村で、人口が最も少ない。楠木正成の出身地として知られ、役行者が修行したと言われる金剛山や棚田などの自然に囲まれた、歴史と観光の村である。キャッチフレーズは「一冊の絵本のような村」。




目次






  • 1 地理


    • 1.1 隣接している自治体




  • 2 歴史


  • 3 行政


  • 4 議会


    • 4.1 村議会




  • 5 経済


    • 5.1 産業


    • 5.2 日本郵政グループ




  • 6 姉妹都市・提携都市


    • 6.1 国内




  • 7 地域


    • 7.1 人口


    • 7.2 教育




  • 8 交通


    • 8.1 鉄道


    • 8.2 バス


    • 8.3 道路




  • 9 名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事


  • 10 出身有名人


  • 11 脚注


  • 12 外部リンク


  • 13 関連項目





地理



  • 山:金剛山

  • 河川:千早川



隣接している自治体




  • 大阪府

    • 富田林市、河内長野市、南河内郡河南町



  • 奈良県

    • 五條市、御所市




歴史




  • 1956年(昭和31年)9月30日 - 千早村・赤阪村が合併して発足。


  • 2002年(平成14年)から富田林市・太子町・河南町との間で合併協議がなされたが、合併方式をめぐって対立し解散した。


  • 2008年(平成20年)2月 - 河内長野市との法定協議会設置議案を村議会が可決。編入合併の予定で、合併が実現すれば大阪府から村が消滅することになっていた。しかし翌2009年(平成21年)、村議会による河内長野市への編入合併に関する議案に対して反対意見が多数。結果、河内長野市への編入合併は白紙撤回され、府内から村が消滅することはなかった。


  • 2014年(平成26年)3月31日 - 過疎地域に指定[1]。大阪府には長い間、神奈川県[2]とともに過疎地域に指定されている市町村が一つもなかったが、この指定で千早赤阪村が府内初の過疎地域となった。



行政


  • 村長(括弧内は在任期間)

    • 大向保(1996年7月17日 - 2004年7月16日)


    • 松本昌親(2004年7月17日 - )




議会



村議会


定数は7人。2017年5月12日時点での会派構成は以下の通り。























会派名 議席数 所属党派
日本共産党 1
日本共産党
公明党 1
公明党
平政会 5

2017年4月23日改選[3]


  • 隣接する河内長野市との市町村合併の是非を問う議会において、合併推進派の議長が議会内の意見をまとめ切れなかった理由で議長職を辞任(村議会は議長と副議長を含め、合併推進派と反対派とが5対5)した。代わって合併反対派の副議長が議長席に着き、後任議長人事を進めるも、全議員が一身上の都合により議長就任を辞退した。結局合併反対派の副議長が議事進行を司る事で一致し、合併推進決議案は5対4で可決、住民投票条例は4対5で否決となった。


経済



産業



  • 農業

    • 花栽培、しいたけ栽培

    • 江戸時代から昭和30年代までは凍り豆腐(ちはや豆腐)の産地として有名であった。



  • 林業

  • 観光 - 観光農園、金剛山登山、参拝、ハイキング、マス釣り


村内にはコンビニエンスストアが一つもない[4]



日本郵政グループ


(2012年12月現在)



  • 日本郵便株式会社

    • 千早赤阪小吹(こぶき)郵便局(小吹) - ゆうちょ銀行ATMのホリデーサービス実施局。

    • 千早簡易郵便局(千早)

    • 水分(すいぶん)簡易郵便局(水分)

    • 東阪(あずまざか)簡易郵便局(東阪)



※千早赤阪村内全域の郵便番号は「585-00xx」(南河内郡河南町の全域と同じ)で、集配業務は河南郵便局(河南町白木)が担当している。



姉妹都市・提携都市



国内



  • 中辺路町(和歌山県西牟婁郡、現田辺市)


地域



人口


2010年の国勢調査で、前回(2005年)調査からの人口増減をみると、8%減の6,015人であり、増減率は府下43市町村中41位、72行政区域中69位[5]。2014年に大阪府で初めての過疎地域に指定された。















Demography27383.svg
千早赤阪村と全国の年齢別人口分布(2005年)
千早赤阪村の年齢・男女別人口分布(2005年)


紫色 ― 千早赤阪村
緑色 ― 日本全国



青色 ― 男性
赤色 ― 女性

千早赤阪村(に相当する地域)の人口の推移




総務省統計局 国勢調査より


教育



  • 幼稚園
    • 千早赤阪村立こごせ幼稚園


  • 小学校

    • 千早赤阪村立赤阪小学校

    • 千早赤阪村立千早小吹台小学校



  • 中学校
    • 千早赤阪村立中学校




交通



鉄道


村内に軌道式鉄道路線はない。通常南海電気鉄道高野線の河内長野駅(河内長野市)や近畿日本鉄道長野線富田林駅(富田林市)が最寄の駅として使われる。南海千早口駅(河内長野市)からは村内への公共交通がなく、大字千早まで道路で8km以上離れている[6]


  • 金剛登山鉄道


1927年には金剛登山鉄道が御所市葛〜葛城と共に当村の千早〜川上間の免許を取得したが、1930年には免許が失効している[7]


  • 金剛山ロープウェイ(日本で唯一の村営索道)


バス




  • 金剛バスが近鉄長野線 富田林駅からほぼ全域に通じている。


  • 南海バスが南海高野線・近鉄長野線 河内長野駅から千早、金剛山および小吹台に通じている。



道路




  • 一般国道
    • 国道309号



  • 主要地方道
    • 大阪府道27号柏原駒ヶ谷千早赤阪線



  • 一般府道

    • 大阪府道200号上河内富田林線

    • 大阪府道202号森屋狭山線

    • 大阪府道209号東阪三日市線

    • 大阪府道211号中津原寺元線

    • 大阪府道214号河内長野千早城跡線

    • 大阪府道・奈良県道705号富田林五條線





名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事




楠公誕生地




下赤坂(日本の棚田百選)




  • 楠木正成ゆかりの地

    • 楠木七城

    • 建水分神社

    • 千早神社


    • 千早城跡:国史跡


    • 下赤坂城跡:国史跡


    • 上赤坂城跡:国史跡



  • 府民の森(ちはや園地)
    • 金剛山展望台


  • ちはや星と自然のミュージアム

  • 千早赤阪村立郷土資料館


  • 金剛生駒紀泉国定公園

    • 金剛山(山頂の葛木神社周辺は御所市)




出身有名人



  • 桂南光 - 上方噺家、タレント


脚注


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  1. ^ ●平成26年3月31日付けで以下の市町村が公示されました(4月1日施行)。


  2. ^ これまで過疎地域がなかった神奈川県も、足柄下郡真鶴町が2017年から過疎地域に指定されたことから、神奈川県にも初の過疎地域が存在することになった。


  3. ^ 千早赤阪村HP>各課のご案内>選挙管理委員会>平成29年4月23日執行千早赤阪村議会議員選挙 選挙結果


  4. ^ “コンビニがない! 村誘致も助成効果なく 千早赤阪”. 毎日新聞. (2017年4月23日). https://mainichi.jp/articles/20170423/k00/00e/040/168000c 2017年4月23日閲覧。 


  5. ^ 総務省統計局「平成22年国勢調査」


  6. ^ 3.5km離れた河内長野市太井まで行けば南海のバス停があり、金剛山方面(千早)へ行ける。


  7. ^ 森村誠之著、『鉄道未成線を歩く私鉄編』p187、2001年、JTB




外部リンク








  • 公式ホームページ

    • サイトマップ

    • 村営金剛山ロープウェイ



  • 千早赤阪村観光協会

  • 村営宿泊施設 香楠荘(こうなんそう)

  • ちはや星と自然のミュージアム

  • 金剛山のホームページ



関連項目



  • 河内十人斬り

  • 大阪みどりの百選

  • 大阪府の自然景勝地


  • なにわ野菜 - 大阪府の伝統野菜。









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