ヘント
















































































ヘント
Gent (蘭),Gand (仏)

04-08-15 Gent 01.jpg











ヘントの市旗

ヘントの市章

市旗

市章


愛称 : 花の都市
位置

オースト=フランデレン州におけるヘントの位置の位置図
オースト=フランデレン州におけるヘントの位置

座標 : 北緯51度3分 東経3度44分 / 北緯51.050度 東経3.733度 / 51.050; 3.733
行政



ベルギーの旗 ベルギー
 地域

フランデレン地域の旗 フランデレン地域
 州

オースト=フランデレン州の旗 オースト=フランデレン州
 行政区

ヘント行政区
 市

ヘント
市長
ダニエル・テルモント(社会党・別)
地理

面積
 
  市域
156.18 km2
人口

人口
(2014年1月1日現在)
  市域
249,008人
    人口密度
  1,594人/km2
その他

等時帯

中央ヨーロッパ時間 (UTC+1)

夏時間

中央ヨーロッパ夏時間 (UTC+2)
郵便番号
9000-9052
市外局番
09

公式ウェブサイト : http://www.gent.be/



市庁舎




鐘楼




ベギン会小修道院


ヘント(蘭: Gent [ɣɛnt] ( 音声ファイル)、仏: Gand [ɡɑ̃]、英: Ghent [ɡɛnt] 古くはGaunt [ɡɔːnt]) は、ベルギー・フランデレン地域のオースト=フランデレン州にある都市で、同州の州都(ベルギーの言語事情についてはベルギー#言語を参照)。


南東に位置するブリュッセル、北東に位置するアントウェルペンに次ぐベルギー第3の都市。南西に位置するフランスのリールにも近い。花の都市という異名を持つ。日本では、英語(Ghent)あるいはドイツ語(Gent)由来のゲント、フランス語(Gand)由来のガンの名で呼ばれることも多い。


フーベルト・ファン・エイクとヤン・ファン・エイクの代表作である「神秘の子羊」を所蔵することでも知られている。




目次






  • 1 歴史


  • 2 文化


    • 2.1 世界遺産




  • 3 スポーツ


  • 4 教育


  • 5 美術


  • 6 ヘント出身の著名人


  • 7 姉妹都市


  • 8 外部リンク





歴史


市名は「(川などが)一つに集まる、合流する」というケルト語に由来する。ゲルマン民族の大移動後の7世紀には、2つの修道院があったことが知られる。9世紀には、『カール大帝伝』の著者として知られるアインハルトが、この街の修道院長に任命されている。


9世紀から18世紀にかけてフランドル伯が支配し、その居城が存在する。中世後期において織布業の中心として繁栄し、その人口はパリにも匹敵するほどであった。神聖ローマ皇帝兼スペイン王カール5世(フランドル伯でもあった)生誕の地でもあるが、1539年に起こした反乱によってカールにそれまでの自治・特権を剥奪され、以後は皇帝・スペイン王の代官による統治を受けた。16世紀後半の八十年戦争(オランダ独立戦争)以降はその繁栄も下り坂となった。1753年にはヘントと北海沿岸の港湾都市オステンドを結ぶ運河が開通した。


1814年、この地で米英戦争の停戦講和条約が結ばれ、ガン条約(Treaty of Ghent)と呼ばれた。1873年には万国国際法学会が結成された。1913年にはヘント万国博覧会が行われた。現在は、花卉栽培や園芸農業が盛んである。



文化


5年に1度、「ヘント・フロラリア」という花の祭典が行われる。


市中心部に位置する聖バーブ大聖堂(シント・バーフ大聖堂)(en:Saint Bavo Cathedral)には、フーベルト・ファン・エイクとヤン・ファン・エイクの代表作である「神秘の子羊」が展示されている。



世界遺産


ヘントには世界遺産に登録されている建造物が複数ある。ベルギーとフランスの鐘楼群に含まれるラーケンホール、鐘楼、Mammelokker およびフランドル地方のベギン会修道院群に含まれる小修道院である。



スポーツ




  • KAAヘント……ヘントのスポーツクラブ。特にサッカークラブとして有名。


  • ヘント〜ウェヴェルヘム……例年4月上旬に開催される、自転車競技ロードレース。


  • ヘント6日間レース……例年11月に開催される、自転車競技トラックレース。



教育


  • ゲント大学


美術



  • ゲント美術館

  • ゲント市立現代美術館

  • ゲント市立美術館スタム

  • フランドル伯城(英語版)



ヘント出身の著名人



  • 神聖ローマ皇帝カール5世(スペイン王カルロス1世)


  • ジョン・オブ・ゴーント:イングランド王族・ランカスター家の祖


  • ヤコブ・ヴァン・アルテベルデ:中世の政治家


  • レオ・ベークランド:化学者・発明家


  • ビクトル・ オルタ:建築家


  • モーリス・メーテルリンク:詩人・劇作家。ノーベル文学賞受賞。


  • ヤーコプ・オブレヒト:作曲家


  • ジョゼフ・プラトー:物理学者


  • ヒューホー・ファン・デル・フース:画家


  • テオ・ヴァン・レイセルベルヘ:画家


  • ジャック・ロゲ:国際オリンピック委員会会長


  • フィリップ・ヘレヴェッヘ:指揮者


  • ケヴィン・デ・ブライネ:サッカー選手


  • Àrid : バンド



姉妹都市




  • エストニアの旗 タリン、エストニア


  • 日本の旗 金沢市、日本


  • イギリスの旗 ノッティンガム、イギリス


  • フランスの旗 サン=ラファエル、フランス



外部リンク








  • ヘント公式ホームページ(オランダ語、フランス語、英語、ドイツ語)


  • ヘント・フロラリアのサイト(日本語)


  • ベルギー・フランダース政府観光局公式ホームページ(ゲントをはじめフランダース各都市、ブリュッセルの観光情報、日本語)




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