順天堂大学医学部附属順天堂医院























































Japanese Map symbol (Hospital) w.svg 順天堂医院

1st bldgs Juntendo university.jpg
順天堂大学1号館


B-bldgs Juntendo university.jpg
B棟(中央:建設中)と2号館(左)と1号館(右)
情報
正式名称
順天堂大学医学部附属順天堂医院
英語名称
Juntendo University Hospital
標榜診療科
総合診療科、循環器内科、消化器内科、呼吸器内科、腎・高血圧内科、膠原病・リウマチ内科、血液内科、糖尿病・内分泌内科、脳神経内科、メンタルクリニック、小児科・思春期科、食道・胃外科、大腸・肛門外科、肝・胆・膵外科、乳腺科、心臓血管外科、呼吸器外科、小児外科・小児泌尿生殖器外科、脳神経外科、整形外科・スポーツ診療科、形成外科、皮膚科、泌尿器科、眼科、耳鼻咽喉・頭頸科、放射線科、産科・婦人科、救急科、麻酔科・ペインクリニック、臨床検査医学科、歯科・口腔外科、病理診断科、リハビリテーション科
許可病床数

1020床

一般病床:1005床



精神病床:15床
機能評価
一般病院2(500床以上)(主たる機能)、精神科病院(副機能):機能種別版評価項目3rdG:Ver.1.0
開設者
学校法人順天堂
管理者
天野篤(院長)
開設年月日
1873年2月2日
所在地

113-8431

東京都文京区本郷三丁目1番3号

位置
北緯35度42分9秒 東経139度45分45.5秒 / 北緯35.70250度 東経139.762639度 / 35.70250; 139.762639
二次医療圏
区中央部
PJ 医療機関
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順天堂大学医学部附属順天堂医院(じゅんてんどうだいがくいがくぶふぞくじゅんてんどういいん)は、東京都文京区本郷にある医療機関。学校法人順天堂が運営する病院であるが、診療所の名称として用いられることの多い「医院(醫院)」という呼称を開院以来一貫して用いている。特定機能病院の承認を受けている。外来患者数は平成25年度に1日平均3910人。


順天堂大学本郷キャンパスの一部を構成し、1号館とB棟は4車線の道路(文京区道836号)が隔てているため、構内の上空通路及び歩道橋で繋がっている。




目次






  • 1 沿革


  • 2 診療科


  • 3 医療機関の指定等


  • 4 先進医療


  • 5 院内付属施設


  • 6 費用負担


  • 7 滝野川分院


  • 8 交通アクセス


  • 9 医療事故


  • 10 新生児取り違え事件


  • 11 脚注


  • 12 参考文献


  • 13 外部リンク





沿革


1873年(明治6年)2月2日、順天堂の2代目堂主佐藤尚中が下谷練塀町で開院したのが順天堂医院の始まりである。現在の湯島の地に移転したのは1875年(明治8年)4月3日である。1906年(明治39年)にはモルタル造3階建ての新病棟が完成したが、1923年(大正12年)9月1日の関東大震災で建物を失っている。その後、旧本館が1927年(昭和2年)竣工。1964年(昭和39年)11月7日、日本で最初に集中治療室:ICUを設置。現在の1号館は旧本館を更新し1993年10月12日に開院。同年12月1日に特定機能病院の承認を受けた。2015年12月12日にJCI(Joint Commission International)の認証を大学病院の本院として日本で初めて取得した。


現在病棟の更新及び院内施設の改善を進めており、2014年3月よりB棟(2016年竣工)、5月にD棟が稼動、2016年8月にC棟が竣工した。



この節は執筆の途中ですこの節は医療機関に関して執筆中です。加筆、訂正して下さる協力者を求めています(PJ医療機関)。


診療科



  • 総合診療科

  • 循環器内科

  • 消化器内科

  • 呼吸器内科

  • 腎・高血圧内科

  • 膠原病・リウマチ内科

  • 血液内科

  • 糖尿病・内分泌内科

  • 脳神経内科

  • メンタルクリニック

  • 小児科・思春期科

  • 食道・胃外科

  • 大腸・肛門外科

  • 肝・胆・膵外科

  • 乳腺科

  • 心臓血管外科

  • 呼吸器外科

  • 小児外科・小児泌尿生殖器外科

  • 脳神経外科

  • 整形外科・スポーツ診療科

  • 形成外科

  • 皮膚科

  • 泌尿器科

  • 眼科

  • 耳鼻咽喉・頭頸科

  • 放射線科

  • 産科・婦人科

  • 救急科

  • 麻酔科・ペインクリニック

  • 臨床検査医学科

  • 歯科・口腔外科

  • 病理診断科

  • リハビリテーション科

  • 乳腺センター

  • ハートセンター

  • 小児科・小児外科・周産期母子メディカルセンター(母子医育支援センター)

  • がん治療センター(化学療法室・緩和ケアセンター)

  • 認知症疾患医療センター

  • てんかんセンター



医療機関の指定等



  • 保険医療機関

  • 救急告示医療機関

  • 休日・全夜間診療事業実施医療機関

  • 労災保険指定医療機関

  • 指定自立支援医療機関(更生医療・育成医療・精神通院医療)

  • 身体障害者福祉法指定医の配置されている医療機関

  • 精神保健指定医の配置されている医療機関

  • 生活保護法指定医療機関

  • 結核指定医療機関

  • 指定養育医療機関(未熟児医療)

  • 原子爆弾被害者一般疾病医療取扱医療機関

  • 公害医療機関

  • 母体保護法指定医の配置されている医療機関

  • 特定機能病院

  • 地域医療支援病院

  • 災害拠点病院

  • 臨床研修指定病院

  • 臨床修練指定病院

  • エイズ治療拠点病院

  • 特定疾患治療研究事業委託医療機関


  • DPC対象病院

  • 小児慢性特定疾患治療研究事業委託医療機関

  • 地域周産期母子医療センター



先進医療


次の先進医療を実施している。



  • 硬膜外腔内視鏡による難治性腰下肢痛の治療

  • 骨軟部腫瘍切除後骨欠損に対する自家液体窒素処理骨移植

  • 多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術

  • 腹腔鏡下子宮体がん根治手術

  • ペメトロキセド静脈内投与及びシスプラチン静脈内投与の併用療法

  • C型慢性肝炎(インターフェロン・リバビリン併用療法による効果が見込まれるものに限る)

  • 術後のホルモン療法及びS-1内服投与の併用療法

  • 慢性心不全に対する和温療法



院内付属施設



  • 売店


    • ナチュラルローソン順天堂医院C棟店 (C棟B1階)


    • ローソン順天堂医院B棟店 (B棟1階)



  • 理容室(ヘアサロンTSG) (6号館1階)

  • 生花店(日比谷花壇 Hibiya-Kadan Style順天堂店) (1号館正面入口すぐ)

  • レストラン ヒルトップ(山の上ホテル直営) (1号館1階)


  • スターバックスコーヒー順天堂医院店 (1号館正面入口すぐ)

  • レストラン グリーンテラスカフェ (D棟1階)


  • みずほ銀行ATM(順天堂医院出張所) (1号館1階)

  • ローソンATM(C棟B1階ローソン順天堂医院C棟店内、及びB棟1階ローソン順天堂医院B棟店内)



費用負担



  • 予約料金が有料の「予約に基づく診察」(選定療養)がある。

  • 初診時及び理由無く最終受診日より6ヶ月以上経った再診(再来初診)時は診療情報提供書(紹介状)がない場合、初診時選定療養費として5,000円(税別・自費)が別途かかる。

  • クレジットカード(VISA・マスター)・デビットカードによる支払が可能。



滝野川分院


1953年6月1日、当時の北区西ヶ原町889番地小峰病院(精神科病院)跡を借用して開設された。診療科は内科・精神科。院長は中島紀行(内科学)。しかし思うように業績が上がらず1958年9月30日に閉院。閉院後は改修して看護師宿舎・看護学生宿舎に使っていたが、後に返却している。



交通アクセス




  • JR東日本中央線・東京メトロ丸ノ内線御茶ノ水駅から徒歩5分


  • 東京メトロ丸ノ内線・都営地下鉄大江戸線本郷三丁目駅から徒歩7分


  • 東京メトロ千代田線新御茶ノ水駅から徒歩7分


  • 都営バス東43系統・茶51系統で順天堂病院下車



医療事故


岩手県在住の74歳の女性が、心不全を患い同医院に入院していたが、血圧を保つために注入していた強心剤の注入が断たれ、女性は低血圧によるショックから寝たきりとなった。看護師が点滴装置の電源をオフにしていたことが原因と見られている[1]



新生児取り違え事件






1967年、順天堂医院のミスで新生児を出産直後に取り違える事件が発生した。1974年に両親が血液検査から実子ではないことを確認し、順天堂医院に指摘を行ったが、順天堂医院は両親と血液型が異なる子供が生まれたのは母親が浮気したためと反論し、訴えを退けた。被害にあった家族は母親が浮気を疑われたことから崩壊し、取り違えられた子は親戚の間でたらい回しをされながら成長した。


2015年、被害にあった母親は、取り違えられた子供に対して実子ではないことを告げ、DNA検査により実の親子ではないことが確認された。


2016年4月、取り違えの被害にあった男性は、実の親の情報を提供することと賠償を求めて、順天堂医院と交渉を開始する。7回の交渉を行った結果、順天堂医院は事実認定と謝罪は行うが、実の親の情報提供はしない、賠償額は要求額から大幅に下げるという条件を提示し、それ以上は譲歩できないと合意を迫った。


合意後、順天堂大学からの被害者男性への謝罪はなかったため、被害者男性は報道機関に告発。2018年4月、順天堂医院は報道を受けたことで事件について公表せざるを得なくなったとし、この事件が事実であることを公式に認めたが、取り違え先の家庭への影響を考慮して、これ以上の追及を行わないように求めている。[2][3]



脚注





  1. ^ 「点滴の電源切られ強心剤中断」寝たきりに 家族が会見 朝日新聞 2016年6月9日


  2. ^ “「裏切りばかり」の順天堂医院・新生児取り違え事件 “交渉記録映像”で明らかになった新事実”. fnn.jp プライム. 8/27(月) 16:46閲覧。


  3. ^ “順天堂医院での新生児取り違え事案についてのお知らせ”. 学校法人 順天堂. 2018年4月6日閲覧。




参考文献



  • 『順天堂史 下巻』学校法人順天堂、1996年


  • 酒井シヅ「仁と不断前進をモットーに170年」日本私立大学連盟『大学時報』319号、2008年3月、pp.114-119が初出



外部リンク


  • 順天堂大学医学部附属順天堂医院 公式サイト


































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