東関部屋
東関部屋(あずまぜきべや)は、日本相撲協会の所属で高砂一門の相撲部屋。
目次
1 概要
2 所在地
3 師匠
4 力士
4.1 現役の関取経験力士
4.2 横綱・大関
4.3 幕内
4.4 十両
5 年寄
6 旧・東関部屋
7 関連項目
8 脚注
9 外部リンク
概要
1984年5月場所限りで現役を引退して高砂部屋の部屋付き親方となっていた年寄・12代東関(元関脇・高見山)が、1986年2月に番付外の2人の内弟子を連れて高砂部屋から分家独立して東関部屋を創設した。外国出身者により創設された史上初の相撲部屋である。12代は同郷ハワイの出身である横綱・曙を筆頭に、小結・高見盛などの関取を育て上げた。
2009年6月16日に12代が定年退職を迎えたため、同日付で部屋付き親方である24代小野川(元幕内・潮丸)が13代東関を襲名して部屋を継承した。2012年11月場所後には同じ高砂一門の中村部屋を吸収合併した。
2016年5月31日には、2017年6月をメドに現在の東京都墨田区から葛飾区柴又に部屋を新築し、所在地を移転する予定であることが明らかとなり[1]、その後2018年1月場所後の1月29日に新たに部屋を移転した。移転の理由は葛飾区の観光戦略にあった[2]。
所在地
東京都葛飾区柴又2-10-13
京成金町線柴又駅徒歩10分
師匠
- 12代:東関大五郎(あずまぜき だいごろう、関脇・高見山、米国ハワイ)
- 13代:東関大五郎(あずまぜき だいごろう、前10・潮丸、静岡)
力士
現役の関取経験力士
華王錦武志(十6・秋田)
横綱・大関
- 横綱
曙太郎(64代・米国ハワイ)
幕内
- 小結
高見盛精彦(青森)
- 前頭
- 潮丸元康(前10・静岡)
十両
大喜進(十10・米国ハワイ)
高見藤英希(十13・岡山)
飛翔富士廣樹(十13・兵庫)*中村部屋から移籍
年寄
- 大山進(おおやま すすむ、前2・大飛、愛知)*高砂部屋から移籍
- 振分精彦(ふりわけ せいけん、小結・高見盛、青森)
旧・東関部屋
東関部屋は歴史上いくつか存在しており、2代東関(日本橋・前歴不明)が一時部屋を経営した後、4代東関(志賀ノ浦・前歴不明)からその弟子である5代東関(元関脇・東関)と受け継がれたものの閉鎖された。その後、友綱部屋に所属する7代東関(元横綱・太刀山峯右エ門)が東関部屋を再興したが、勝負検査役選挙をめぐる騒動で廃業し、弟子たちは高砂部屋に吸収された。その中に、後に大関に昇進した太刀光電右エ門がいた。
関連項目
英ノ国一 - イギリス人力士。最高位は序二段
脚注
^ “東関部屋、来年6月に柴又へ移転へ”. スポーツ報知. (2016年5月31日). http://www.hochi.co.jp/sports/sumo/20160531-OHT1T50121.html 2016年5月31日閲覧。
^ 『相撲』2018年3月号 p.33
外部リンク
- 東関部屋公式サイト
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座標: 北緯35度42分22.9秒 東経139度48分19.3秒 / 北緯35.706361度 東経139.805361度 / 35.706361; 139.805361