竹原市





































































たけはらし
竹原市

竹原町並み保存地区に残る竹鶴酒造 (竹鶴政孝生家)

竹原町並み保存地区に残る竹鶴酒造
(竹鶴政孝生家)






Takehara Hiroshima chapter.JPG
竹原市章
1963年9月30日制定


日本の旗 日本
地方
中国地方、山陽地方
中国・四国地方
都道府県
広島県
団体コード
34203-3
法人番号
9000020342033
面積
118.23km2

総人口
24,869[編集]
(推計人口、2018年10月1日)
人口密度
210人/km2
隣接自治体
三原市、東広島市、豊田郡大崎上島町
愛媛県今治市
市の木

市の花

竹原市役所
市長
[編集]

今榮敏彦
所在地
725-8666
広島県竹原市中央五丁目1番35号
北緯34度20分30.3秒東経132度54分24.9秒座標: 北緯34度20分30.3秒 東経132度54分24.9秒

市庁舎位置



Takehara city hall.JPG

外部リンク
公式ウェブサイト



竹原市位置図




― 政令指定都市 / ― 市 / ― 町






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朝日山より望む竹原市街


竹原市(たけはらし)は、広島県の市。古くから瀬戸内の交通の要衝として発展した。室町時代より港町として知られ、江戸時代後期は製塩業で栄えた。現在は 『安芸の小京都』 と呼ばれ、2000年に国土交通省によって、町並地区が「都市景観100選」に選定された。




目次






  • 1 地理


  • 2 歴史


    • 2.1 沿革




  • 3 行政


  • 4 経済


    • 4.1 産業


      • 4.1.1 漁業


      • 4.1.2 工業・エネルギー


      • 4.1.3 特産品






  • 5 姉妹都市・提携都市


    • 5.1 海外


    • 5.2 日本国内




  • 6 地域


    • 6.1 人口


    • 6.2 学校教育


      • 6.2.1 小学校


      • 6.2.2 中学校


      • 6.2.3 義務教育学校


      • 6.2.4 高等学校


      • 6.2.5 大学






  • 7 隣接する自治体


  • 8 交通


    • 8.1 鉄道


    • 8.2 空路


    • 8.3 バス


    • 8.4 道路


    • 8.5 港湾


      • 8.5.1 航路






  • 9 名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事


    • 9.1 レジャー


    • 9.2 観光


    • 9.3 祭り


    • 9.4 旧跡




  • 10 竹原を舞台とした作品


    • 10.1 漫画・アニメ


    • 10.2 テレビドラマ


    • 10.3 映画




  • 11 竹原市ゆかりの有名人


  • 12 脚注


    • 12.1 注釈・出典




  • 13 通信


  • 14 外部リンク





地理


広島県の南中部に位置する。市街地は、JR竹原駅を中心として扇状に広がる官公庁・商業地区、港を中心とした港湾・工業地区、文化財が集中する寺院等を含む町並み保存地区に大別される。また、市の特産物であるタケノコなどの産地である小吹地区などに分類される。



歴史



元来、墾田永年私財法により、京都・下鴨神社の荘園地として開墾されたのが最初とされるが、名前の由来は、「竹の原」なのか或いは荘園管理者が「竹原氏」であったからかに分かれている。室町後期には、毛利家三男「隆景」が、竹原で幼少期を過ごすなどあったが江戸後期の「塩田」と「酒造」により発展し、忠海町には関所払いができたほどである。また、塩はその当時広島県が全国の80%のシェアーを占め遠く大阪や江戸まで北前船で輸送した。


尚、竹原市の高崎町阿波島周辺の『スナメリクジラ回遊海面』が1930年(昭和5年)に天然記念物保護指定されている。これは1960年代までスズキなどの魚をスナメリを目印に釣る伝統漁法によって指定されたものである。しかし保護指定にもかかわらず、スナメリは減少し、現在この漁は行われていない。なお、この関連施設として『宮島水族館』が指定されておりスナメリも飼育されている。



沿革


かつては12村27通りで竹原村と下野村とを区切り、1町16村で成り立っていた。




  • 1952年(昭和27年)4月1日 賀茂郡竹原町・下野村が合併し竹原町(2代)が発足。このときには16村のうち8村ほどを事前統合済みである。


  • 1954年(昭和29年)3月31日 東北部に当たる賀茂郡東野村と東部の豊田郡大乗村、及び南方村字立石等の区域のうち一部を編入。


  • 1955年(昭和30年)3月31日 賀茂郡荘野村、豊田郡田万里村と合併。


  • 1956年(昭和31年)4月1日 賀茂郡・豊田郡の郡域再編(詳細は各郡の記事を参照)により同日付で豊田郡の所属となる。

  • 1956年9月30日 豊田郡吉名村、賀永村大字仁賀のうち賀茂郡西条町へ編入された区域以外を編入。


  • 1958年(昭和33年)11月3日 豊田郡竹原町、忠海町が合併し市制施行。



行政


  • 市長 : 今榮敏彦(2018年1月14日就任、1期目)[1]


経済





本瓦葺きの旧・竹原郵便局




産業



漁業



  • 吉名漁港

  • 長浜漁港



工業・エネルギー



  • 非鉄金属(三井金属鉱業竹原精煉所)

  • 造船

  • 木材・建築材料(桐谷材木店)

  • 竹原 工業・流通団地(広島県の工業団地で現在1社操業中。広島県、竹原市で企業誘致活動中。)

  • 電力 (電源開発竹原火力発電所)



特産品



  • タケノコ

  • 葡萄


  • 日本酒(藤井酒造・中尾酒造・竹鶴酒造)


  • ジャム(アヲハタの本社工場がある)

  • 竹産関連

  • 煉瓦


  • 手袋(アトム)



姉妹都市・提携都市



海外



  • 大韓民国の旗 潭陽郡(大韓民国全羅南道)


日本国内



その他

  • 「安芸の小京都」として全国京都会議に過去に加盟していたが脱退した。しかし、観光都市として「安芸の小京都」と称されている。


地域



人口















Demography34203.svg
竹原市と全国の年齢別人口分布(2005年)
竹原市の年齢・男女別人口分布(2005年)


紫色 ― 竹原市
緑色 ― 日本全国



青色 ― 男性
赤色 ― 女性

竹原市(に相当する地域)の人口の推移




総務省統計局 国勢調査より


学校教育



小学校



  • 竹原市立大乗小学校

  • 竹原市立荘野小学校 / 平成17年4月竹原市立田万里小学校が統合

  • 竹原市立竹原小学校

  • 竹原市立竹原西小学校

  • 竹原市立忠海小学校 / 平成27年4月、竹原市立忠海西小学校・竹原市立忠海東小学校が合併

  • 竹原市立中通小学校

  • 竹原市立仁賀小学校

  • 竹原市立東野小学校



中学校



  • 竹原市立賀茂川中学校

  • 竹原市立竹原中学校

  • 竹原市立忠海中学校 (この中学校と竹原市立忠海小学校は併設型であり、2つをまとめて、『忠海学園』とも呼ばれる。)



義務教育学校


  • 竹原市立吉名学園


高等学校



  • 広島県立竹原高等学校

  • 広島県立忠海高等学校



大学



  • 広島大学生物生産学部付属水産実験場


隣接する自治体



  • 三原市

  • 東広島市

  • 大崎上島町


  • 愛媛県今治市



交通



鉄道




  • 西日本旅客鉄道


    • 呉線  忠海駅 - 安芸長浜駅 - 大乗駅 - 竹原駅 - 吉名駅

    • その他、山陽新幹線が三原駅 - 東広島駅間で当市を通過しているが、殆どがトンネル区間である。



  • 中心となる駅:竹原駅



空路



  • 広島空港
    • 路線タクシー(竹原港・竹原駅より定時運行)



バス



  • 高速バス

    • 芸陽バス:かぐや姫号(広島バスセンター・広島駅~竹原駅・竹原港(~忠海駅))


  • 一般路線バス:芸陽バス



道路




  • 高速道路
    • 市の北部を山陽自動車道が通っているが、インターチェンジをはじめとした設備はない。最寄は河内IC。忠海は本郷IC。



  • 一般国道

    • 国道2号

    • 国道185号


    • 国道375号(東広島呉自動車道)

    • 国道432号




  • 県道

    • 広島県道59号東広島本郷忠海線

    • 広島県道75号三原竹原線

    • 広島県道208号吉名停車場線

    • 広島県道209号大乗停車場線

    • 広島県道246号竹原港線

    • 広島県道330号上三永竹原線

    • 広島県道351号造賀田万里線

    • 広島県道369号南方竹原線

    • 広島県道464号竹原吉名線





港湾




  • 竹原港(内港・外港)

  • 吉名港

  • 忠海港



航路



  • 竹原港


    • しまなみ海運(竹原 - 大崎上島 - 大崎下島大長)


    • 山陽商船・大崎汽船(竹原 - 大崎上島)


    • 契島運輸(竹原・内港 - 契島)


    • 中・四国フェリー(竹原 - 波方)2009年4月30日に廃止[2]



  • 忠海港


    • 大三島フェリー(忠海 - 大久野島 - 大三島)


    • 休暇村大久野島(忠海 - 大久野島)





名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事



レジャー



  • 大久野島

  • 湯坂温泉郷

  • 黒滝山

  • バンブージョイハイランド



観光




  • 町並み保存地区(国重要伝統的建造物群保存地区)

    • 竹原歴史民俗資料館(旧市立竹原書院図書館)


    • 竹鶴酒造(竹鶴政孝の生家)




  • 木村城(小早川隆景が入城)


  • かぐや姫美術館

  • 今井政之陶芸会館

  • たけはら美術館(池田勇人寄贈美術品等)

  • 道の駅たけはら

  • 海の駅たけはら



祭り



  • 二窓の神明祭(2月)

  • 宮床祭り(4月)

  • 竹祭り(5月)

  • 仁賀れんげ祭り(5月)

  • 忠海祇園祭(7月)県の無形文化財に指定されている

  • たけはら夏まつり花火大会(8月)

  • 磯宮八幡宮大祭(9月)


  • 憧憬の路(10月または11月)

  • 恵比寿講(11月)




旧跡




  • 旧日本陸軍造兵廠火工廠 忠海製造所


  • 木村城:県指定史跡。



竹原を舞台とした作品



漫画・アニメ


  • 「たまゆら」(2010年 [OVA])

    • 「たまゆら〜hitotose〜」(2011年 [TVアニメ])

    • 「たまゆら〜もあぐれっしぶ〜」(2013年 [TVアニメ])

    • 「たまゆら〜卒業写真〜」(2015-2016年 [OVA・劇場公開作品])




テレビドラマ


  • NHK連続テレビ小説「マッサン」


映画



  • 「時をかける少女 (1983年の映画)」

  • テロルンとルンルン



竹原市ゆかりの有名人




  • 池田勇人(政治家、元内閣総理大臣)


  • 池田行彦(政治家)


  • 大内寛文(元ラグビー日本代表選手、当市に所在する長善寺住職)


  • 大藤剛宏(医師)


  • 唐島基智三(政治評論家、ジャーナリスト)


  • 河野一之(元大蔵事務次官、太陽神戸銀行会長)


  • 伊藤みのり(広島ホームテレビアナウンサー)


  • 伊藤修令(元プリンス自動車工業~日産自動車所属、7代目~8代目スカイライン開発責任者)


  • 今井政之(陶芸家)


  • 阪田恒四郎(サカタインクス創業者)


  • 竹鶴政孝(ニッカウヰスキー創始者)


  • 浜田省吾(シンガーソングライター)


  • 村上定(実業家、ジャーナリスト)


  • 頼杏坪(儒学者、漢詩人)


  • 頼春水(儒学者、漢詩人)


  • 頼春風(儒学者、漢詩人、医師)


  • 頼山陽(父・頼春水は竹原出身であるが、山陽は大坂江戸堀に生まれ、広島杉ノ木小路で育つ)


  • 中井正一(美学者、評論家)


  • 長谷川繁雄(元プロ野球選手・南海ホークス~中日ドラゴンズ~近鉄バファローズ)


  • 白崎泰夫(元プロ野球選手・南海ホークス)


  • 樋口賢(元プロ野球選手・中日ドラゴンズ)

  • 白島 明 旧姓 大上(元、世良公則とツイストメンバー・シンガーソングライター)http://www.drillspin.com/person/view/ARDSAX269201

  • 舟本 浩 (国土交通省 観光庁 観光戦略課長)


  • 平和勝次(芸人、演歌歌手)

  • 六代目柳亭左楽(落語家)


  • 桐谷広人(将棋棋士、投資家)

  • 笹原綾乃(フリーアナウンサー、広島エフエム放送アナウンサー、広島ホームテレビココブランニューリポーター)

  • 近藤志保(広島エフエム放送アナウンサー)


  • 油谷誠至(映画監督)






  • 佐渡斉(千葉県四街道市長、元千葉県議会議員)


  • 土肥美緒(元女優・エステティシャン)


  • 五十嵐広行(ダンサー、プロデューサー・EXILE HIRO 竹原市生まれ・横浜育ち)


  • 山根良顕(お笑い芸人・アンガールズ)



脚注


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注釈・出典





  1. ^ 竹原市長選 新人・今栄氏が圧勝 - 読売新聞 2017年12月25日


  2. ^ “中・四国フェリーが最終運航”. 47NEWS. (2009年5月1日). http://www.47news.jp/localnews/hiroshima/2009/05/post_20090501120238.html 2011年11月19日閲覧。 




通信






  • たけはらケーブルネットワーク


外部リンク







  • 竹原市

  • 竹原市観光協会









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