ソフトテニス
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ソフトテニス | |
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2007年に韓国で開催された第13回世界選手権 | |
統括団体 | 国際ソフトテニス連盟 |
通称 | ソフトテニス |
起源 | 19世紀 |
特徴 | |
身体接触 | 無 |
選手数 | ダブルス シングルス 団体戦 |
男女混合 | 有 |
カテゴリ | 球技 ラケットスポーツ |
ボール | ゴム製 |
オリンピック | 採用されたことはない |
ソフトテニス(英語: Soft Tennis)は、2対2(計4人)または1対1(計2人)となりプレイヤー同士がゴム製の柔らかいボールをネット越しにラケットで打ち合うテニス(硬式テニス)から発展した球技。2対2(ダブルス)が主流で、主に日本を中心としたアジア圏の一部でプレーされる。軟式庭球、軟式テニスと呼ばれていた。正式名称は、1992年の全面的なルール改定の際にソフトテニス[1]となった。
目次
1 特徴
2 発生と歴史
3 日本での現況
4 ルール
5 用具/施設
5.1 ラケット
5.2 ボール
5.3 空気入れ
5.4 コート
5.5 ネット
6 ソフトテニス用語
7 審判用語
8 主な大会
8.1 国際
8.2 日本国内
8.3 かつて行われていた主な大会
9 ソフトテニスの国際普及活動
10 脚注
11 関連項目
12 外部リンク
特徴
ソフトテニスは日本を中心とした東アジア(韓国、台湾、中国、モンゴルなど)で主に競技される。硬式テニスと同サイズのコートを使用し、似た形状の道具を用いるが、ほぼダブルス中心の競技として発展してきたのがラケットスポーツとしては特異な点である。ダブルス中心での発展の過程でポジションの専門性[2]が高くなったが、近年、オールラウンドプレーがおもに海外から流入し、多様化が進んでいる[3]。
発生と歴史
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ローンテニスがイギリスで発生したのは1874年(明治7年)であり日本への伝播は早くて1878年(明治11年)といわれるが諸説が存在する。表孟宏編による『テニスの源流を求めて』には数々の説が紹介されているが、どれが事実なのかは特定できていない。なかでは明治政府の招きで来日したリーランド博士がアメリカから用具をとりいれて、赴任校である体操伝習所(1879年創設)で教えたという説が一般に広く知られている。がこれとてそれを決定づける確たる証拠はないとされる(前書参照)。ただ遅くとも体操伝習所が廃校になる1886年頃にはゴムボールをつかったテニスが普及しつつあった。これはローンテニスのボールの国産が難しく、また輸入品も高価であったために、比較的安価であったゴムボールを代用した、と伝えられる。ゴムボールも当初は輸入品であったが、1900年に国産化に成功している。
1885年に坪井玄道・田中盛業編集による『戸外遊戯法』という本が出版されているが、これが日本語によるテニスのルールの最初のものとされる[4]。
体操伝習所は廃校になったが、高等師範学校に体育専科がおかれ、『戸外遊戯法』の編者である坪井玄道が教師に赴任、テニスの指導をおこなう一方で、三田土ゴム(のちのアカエム)に委嘱してゴムボールを製造させ、普及に尽力した。
三田土ゴムは1890年(明治23年)に製造を開始。日本国産球が完成したのが1900年。1908年には特許を取得している[5]。
東京高等師範体育専科の卒業生は1887年頃から全国に教員として赴任していくが、ボールの国産化はそれと同時に進行していき、ゴムボールをつかったテニスは全国に普及していくこととなった。
1904年(明治37年)、東京高等師範学校(後の東京教育大 現筑波大)、東京高等商業学校(一橋大)、早稲田、慶応の4校の代表が集まりルールを制定。まだまだ不備な点が多々あったものの、これが日本人が制定したソフトテニスルールの最初のものとされる。これ以前は翻訳ルールをそのまま流用していた。
日本での現況
1970年代『軟式テニスは中、高校ではもっとも人気のあるスポーツである』とされていた[6]。現在は、日本において約60万人の競技人口(登録者)と推定700万人の愛好者がいると日本ソフトテニス連盟は主張している[7]。
しかしながら、一般的にも愛好者の意識のなかでもマイナー感が極めて強いのもまた事実である。原因としては、オリンピック種目ではないこと、日本国内にプロ選手が存在しないこと、学校体育(中学、高校)が中心であると認識[8]されていること、1980年代から急速に大衆化したテニス(硬式テニス、ローンテニス)[9]の影響等が考えられる。
ルール
ダブルスとシングルスがある。ダブルスが主流である[10]。
- 試合に先立ってトス[11][12]を行う。[13]
- サーバーはコートより外側、センターマーク[14]とサイドラインの仮想延長線の間から、ネットより向こう側、相手コートの対角線上のサービスエリアでバウンドするようにボールを打つ[15]。レシーバーはサーブされたボールが2回バウンドする前に相手コートに打ち返し、お互いにラリーを続ける。次のようなときに相手に1点が入る。
- サーブを二回連続でフォルト(ミス)したとき(ダブルフォルト)
- サーブされたボールがバウンドする前にレシーバーが触れたとき(ダイレクト、レシーバー側の失点)
- 相手の打ったボールが自分のコートで連続2回バウンドしたとき(ツーバウンズ)
- 自分の打ったボールの1回目のバウンドが、相手のコート外だったとき(アウト)
- 自分の打ったボールの1回目のバウンドが、自分のコート内だったとき
- ラケット以外の部位がボールに触れたとき(ボディータッチ)
- 打ったボールがアンパイヤーに命中したとき
- 相手コート内でボールに触れたとき(ネットオーバー)
- ラケットが手から離れてボールに当たったとき
- ボールがネットにかかったとき(ネットの裂目や隙間をすり抜けた場合を除き、ネットに触れた後に相手コートにバウンドするのは認められる。)
- プレー中に体かラケットがネットに触れたとき(ネットタッチ)(プレーヤーが身に着けていたものが地面に落ちる前に触れた場合も含む)
- プレー中に体かラケットが審判台、アンパイヤーに触れたとき(タッチ)
- ボールがラケットのフレームに当たったとき(チップ)
- 得点は、ゼロ、ワン、ツー…と数える。先に4点を取った方が1ゲームを取得する。ただし、ポイントが3-3になるとデュースとなり、その場合にゲームを得るには、相手に2点差をつける必要がある。デュースの後の数え方は、サーブ側がポイントを取るとアドバンテージ・サーバー、レシーブ側がポイントを取るとアドバンテージ・レシーバーとなる。カウントコールはサーバー側が先となる。2-2等両者の得点が同じ場合は、3-3以前までは「○○オール」[16]と言う数え方をする。3-3以降は前記の通り。但し2回目のデュースでは「デュース アゲイン」と言うコールをする。
- 総ゲーム数の過半数ゲーム(5ゲームマッチなら3ゲーム、7ゲームマッチなら4ゲーム、9ゲームマッチなら5ゲーム)先取すると勝ちとなる。ゲームカウントが2-2(5ゲームマッチの第5ゲーム)3-3(7ゲームマッチの第7ゲーム)あるいは4-4(9ゲームマッチの第9ゲーム)になったときは、7ポイント先取のファイナルゲームを行う。ポイントが6-6の場合はデュースとなり、相手に2点差をつけると、そのマッチの勝者となる。偶数ポイント目の決着後にコートサイドやサーブ(サーバーペア)を交代する。(最初の2ポイントでサイドとサーブを交代し、以降4ポイント毎にサイド、2ポイント毎にサーブを交代)
シングルスは1993年より正式に導入された。このとき採用されたルールは現在のそれとはおおきく異なり、コートの左右半面を使用するというもの。発足当初から疑問の声があがっていたが、2003年の世界選手権よりルールが改定。硬式テニスのシングルスと同サイズのコートで競技されることになった。ネットの高さなどはダブルスと同様である。
ダブルスのルールは1993年に大きな変更が見られた。1993年のルール改定では、主に「ポジションの制約」というルールが加えられた。レシーバー以外のプレーヤーはインプレー前にコートに入ってはいけない、とするもの。加えて、2ポイント毎にペア同士でサーバーを交代することとなった。またファイナルゲームでのタイブレークシステムが採用。当然サービスサイドの交代もとりいれられ、永年の不公平がようやく解消された。
2004年にはマイナーチェンジがあり、サービス時のポジションの制約がなくなった。
用具/施設
日本国内で日本ソフトテニス連盟主催の大会(あるいはそれに準ずる大会)に出場するには基本的に日本ソフトテニス連盟公認用具を使用しなければならない。(公認用具はラケット、ボール、ウエア(ユニフォーム)、ストリングス、シューズ)
ラケット
- 棒状のグリップの先が輪になっており、そこ(フレーム)にストリング[17]を張り使用する。長さ約70センチ前後、重さは200〜320グラム程度。[18]また、硬式のラケットと違いソフトテニスのラケットはグリップの形が正八角形になっていたり、シャフト(グリップと面の間)が長いという違いがある。
- 「テニスラケット」および「en:Overgrip」も参照
ボール
- 空気の入ったゴム製のボールを使用する。色は原則として白色又は黄色[19]で、直径は6.6センチメートル、重さは30グラム〜31グラム。コート内において、ボールの下端が1.5メートルの高さから落として、70〜80センチメートルバウンドするもの。[20]
空気入れ
ボールの空気圧を調整するためのもの。これを使いバウンドの調整を行う。
コート
ソフトテニスコートの規格について、日本ソフトテニス連盟は次のように定めている。
- 縦23.77メートル、横10.97メートルの長方形とし、区画するラインの外側を境界とし、中央をネットポストで支えられたネットで二分する。競技規則第5条
- コートのラインは原則として白色で、幅は5センチメートル以上、6センチメートル以内。ただしベースラインの幅は5センチメートル以上、10センチメートル以内。競技規則第7条
- ネットポストの高さは1.07メートル競技規則第10条。ネットの高さは1.07メートル。これを張ったときの高さはサイドライン上から1.07メートルで、水平に張る。競技規則第12条
- コートのサーフェス(表面)は、屋外コートではクレー(土、含アンツーカー)、砂入り人工芝[21]、ハード(全天候型ケミカル)等。屋内コートでは、木板(フローリング)、砂入り人工芝、硬質ラバー、ケミカル等がある。
ネット
- 原則1.07メートルのネットを使用する。硬式テニスのネットとは違い、ストラップは使用しない。
ソフトテニス用語
- クロス
- コート対角線のこと。右対角線を正クロス(順クロス)、左対角線を逆クロスという。単にクロスという場合は正クロス(順クロス)を指すことがおおい。
- ミドル
- コートのセンターマークからセンターサービスラインにかけてのコースを指す。
- ストレート
- サイドラインの平行線となるコースを指す。いわゆるダウンザライン。
- グリップ
- ラケットのハンドル部分の呼称だが、単にグリップと言う時、慣例的にその握り方を指すことがほとんど。
- ウエスタングリップ
- 地面と水平に置いたラケットを真上から握って持ち上げた握り方。ソフトテニスの基本的なグリップになる。
- イースタングリップ[22]
- ラケットフェースを地面と直角になるようにセットし、握手するように握る。あるいはラケットフェースに手のひらをあてそのままグリップ位置までずらし握る。ラケットフェースと手のひらの角度が同じになる
- コンチネンタルグリップ[23]
- ラケットエッジを刃に見立てた、いわゆる、包丁握り。サービスやスマッシュ、あるいは難球処理等で用いる。
- グラウンドストローク
- ワンバウンドで打つストローク。バックハンドとフォアハンドがある。
- トップ打ち(トップストローク或いは単にトップと呼んだりもする)
- グラウンドストロークにおいて高い打点から打ち込む打法。
- ネットプレー
- 前陣、つまりコート半ばからネット際でのボールの処理。ノーバウンドでのプレーが多くなる。攻撃の要。
- ボレー
- ボールがバウンドする前に直接打つこと。
- スマッシュ
- ボールを上から叩き込むように強く打つこと。語源は「打ち砕く」。
- サービス
- プレーをはじめるにあたっての第一打。一度ミス(フォルト)してももう一度打つ事ができる。(セカンドサービス)
- ダブルフォルト
- サーブを一度ミスすることをフォルトという。そして、もう一度サーブを打ってミスすることをダブルフォルトという。ダブルフォルトをすると、失点となり相手の点となる。
- フラットサービス
- 回転(スピン)をかけずに打ち込むサービス。最も速いサービス。
- トップスピンサービス
- ボールに順回転(トップスピン)をあたえて打つサービス。フラットサーブに比して威力は減じるがスピンをあたえることでコントロール性が高くなる。
- リバースサービス
- ボールに左回転をあたえて打つサービス。
- スライスサービス
- ボールに右回転をあたえて打つサービス。打点の高さによりトップスライスサーブ[24]、サイドスライスサービス[25]と区別される場合がある[26]。
- カットサービス
- ボールに鋭角にラケットフェースを当て、切る(カット)ように打たれるサーブ。ファーストサーブとして強烈[27]に打たれるものから、セカンドサーブとして用いられる比較的ゆるいサーブまでさまざまなバリエーションがある。
- スピン
- ボールの回転のこと。
- トップスピン
- 順回転のこと。
- アンダースピン。
- 逆回転のこと。
- サイドスピン
- 横回転のこと。
- ベースラインプレー
- 後陣、つまりベースライン付近でのボールの処理。グラウンドストロークが中心。
- ロビング
- 主にグラウンドストロークにおいて高い軌道をとる打球のこと。ロブともいう。
- 中ロブ
- ロビングとシュートの中間の打球。
- シュート
- コートとほぼ平行で、ネットすれすれの高さに飛ぶボールのこと。シュートボールともいう。強く打つため、攻撃的なボール。
- ドライブ
- ソフトテニスではトップスピン(順回転)をかける意味。
審判用語
- レディ(ready)
- マッチ開始前の練習[28]をやめさせ、プレーヤーを位置につかせるコール
- プレーボール(play ball)
- マッチ開始を告げるコール
- チェンジサイズ
- 奇数ゲームが終了した時、サイドを交代し、サービスを相手方と交代することを命ずるコール(競技規則第32条)
- チェンジサービス
- 偶数ゲームが終了した時、サービスの交代を命ずるコール(競技規則第32条)
- インターフェア
- インプレー中において、明らかにゲームの妨害、反則になる行動もしくは発言あったときコールされる。失点並びにイエローカードとなる。
主な大会
国際
- 世界ソフトテニス選手権
- アジアソフトテニス選手権
- アジア競技大会
- 「東アジア競技大会」[29]
日本国内
全日本ソフトテニス選手権大会[30][31]
- 全日本シングルスソフトテニス選手権
- 全日本インドアソフトテニス選手権[32]
- 国民体育大会(国体)[33]
- 東日本ソフトテニス選手権[34]
- 西日本ソフトテニス選手権
- 社会人
- 全日本実業団ソフトテニス選手権[35]
- ソフトテニス日本リーグ[36][37]
- 全日本社会人ソフトテニス選手権[38]
- 全日本シニアソフトテニス選手権[39]
- 全日本クラブ選手権
- 大学
- 全日本学生ソフトテニス選手権(インカレ)[40]
- 全日本大学ソフトテニス王座決定戦[41]
- 全日本学生インドア大会[42]
- 高校
全国高等学校総合体育大会(インターハイ)[43]
全日本高等学校選抜ソフトテニス大会[44]
- アゼリアカップ国際大会[45][46]
- ハイスクールジャパンカップ[47][48]
- 中学校
都道府県対抗全日本中学生ソフトテニス大会[49]
- 全国中学校ソフトテニス大会
- 小学生
- 全国小学生ソフトテニス大会
かつて行われていた主な大会
- 東アジア競技大会
- 亜細亜軟式庭球選手権大会
- 1955年から1973年までほぼ隔年毎に9回開催された日本、韓国、中華民国(台灣)による3カ国対抗[50]。国際ソフトテニス連盟の設立にあわせて発展的に解消された[51]。
- アジア学生選手権
- 1982年から1997年まで隔年毎に3回開催された中華民国(台灣)韓国、日本[52]。による3カ国対抗による学生大会。プロケネックス社のスポンサードを得て台灣主導で起ち上がった。[53]。
ソフトテニスの国際普及活動
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1955年に日本・韓国・台湾の3か国によって「アジア軟式庭球連盟」が設立。同連盟により1956年-1973年に3か国対抗によるアジア選手権[54]を開催。
1970年日米軟式庭球普及連絡協議会発足。これはアメリカンスクールとの連絡機関であり、中学生の日米親善試合を実現。
1972年にはアメリカ合衆国ハワイ州にハワイ軟式庭球連盟が設立。同時に州選手権を開催。ハワイ州公立高校の学校体育正科種目として採用[55]。- ハワイ軟式庭球連盟が設立の前後、台湾(中華民国網球協会)の尽力により香港軟式網球協会が発足。ブラジル、ベネズエラでも軟式庭球協会が設立[56]。
- 1974年に国際軟式庭球連盟が創立される(創立時の加盟国 日本、韓国、中華民国(台湾)、アメリカ、ベネズエラ、ブラジル、香港)。
- 1975年、第1回世界選手権が国際軟式庭球連盟主催、日本軟式庭球連盟主管のもと、アメリカ合衆国ハワイ州にて開催された。ハワイ開催となったのはハワイ軟式庭球連盟の設立を記念してという名目があったが、田中角栄の中国訪問による日中国交正常化の影響、それは中華民国(台湾)との断交を意味し、日本国内開催が困難となったためである。
- 1970年代後半には欧州およびアフリカ大陸(ザイール等)への普及活動が開始された。
- 1979年、ナショナルチームが渡米しカリフォルニアでデモンストレーションを行った。
- 欧州への普及活動[57]が21世紀に入って行われている。ヨーロッパソフトテニス連盟も設立され、ハンガリー、チェコ、ポーランド等で定期的にトーナメントが開催されている[要出典]。
- 現在、4年毎に開催される世界選手権[58]は2015年で15回を数え、2007年9月に韓国・安城で開催された第13回世界選手権には42か国に及ぶ国と地域からの参加があった。
- アジア競技大会種目入りを目標として、韓国・台湾以外のアジア諸国への普及活動が1980年代に行われ、1988年には新生アジア選手権が名古屋で開催されている[59]。1990年アジア競技大会(北京)に公開種目として初参加。
1994年からアジア競技大会(ASIAN GAMES)の正式競技[60]。以降、1994年も含めて7大会連続で正式種目として競技されている。
1997年から東アジア競技大会の正式競技[61]。
2009年にはユースのための年齢別[62]国際大会である国際ジュニアソフトテニス大会(INTERNATIONAL JUNIOR SOFT TENNIS TOURNAMENT)[63]がスタート。第1回大会が四日市市で12月に開催された[64]
2011年東南アジア[65]のオリンピックである東南アジア競技大会に正式競技として参加(第26回東南アジア競技大会SEA GAMES)。- 2014年11月、第2回世界ジュニア選手権[66]がインドで開催。
脚注
^ 英語表記では1992年以前もsoft-tennis。また中国語圏(中国、台湾等)では現在でも軟式の文字が使われている(軟式網球)
^ 後衛、前衛
^ シングルスは1990年代半ばになって正式採用された国際大会においては1992年にジャカルタで開催された第二回アジア選手権において個人戦シングルスが行われたのが最初となる。翌1993年の東アジア競技大会(上海)では団体戦にも採用(上海大会には公開種目として参加)。国内では1994年に第一回の全日本シングルス選手権が天皇賜杯・皇后賜杯全日本ソフトテニス選手権(ダブルス)と同時開催された。日本学生連盟ではそれ以前も独自ルールでシングルス選手権を開催してきている。
^ 『戸外遊戯法』は1883年にイギリスで出版された『アウトドアゲームス』(FWストレンジ)の翻訳といわれている。
^ ボール製作会社は明治30年頃には2社、明治40年代には7社。
^ 1978,6.28朝日新聞東京版。文部省(当時)がおこなった調査に基づく記事。
^ 日本ソフトテニス連盟発行「ソフトテニスコーチ教本』他による
^ ソフトテニスはその普及の過程で東京高師(現筑波大学)の(教員となった)卒業生たちの手によって全国に広く分布普及していった歴史的背景、経緯 がある。
^ 第二次テニスブーム
^ 歴史的にダブルス中心で発展し、現在もダブルスが主流だが、1992年のアジアソフトテニス選手権においてシングルス(個人戦)が採用、1993年の東アジア競技大会では団体戦においてシングルスを導入し3ダブルス2シングルスの形式で競技され、以後、団体戦にシングルスを組み込むことが慣例となった(2003年世界選手権より2ダブルス1シングルス)。1994年には全日本シングルス選手権が創設、以後、急速に普及が進んでいる。
^ ラケットあるいはコインを使用する。じゃんけんが併用される場合もある。
^ コート上でマッチの直前に行われる場合、入場前に行われる場合がある。
^ トスとは、選択権を得たプレイヤーが第1ゲームのサーブ・レシーブ、又はコートサイドを選び、もう一方のプレイヤーは残った方を選ぶもの。
^ ベースライン中央にある
^ ダブルスの場合、2ポイント毎にペア内でサーバーを交代する
^ 1-1ワンオール、2-2ツーオール
^ ストリング(ス)---俗に『ガット』ともいわれるが、厳密には『ガット』はナチュラルストリングスを指す。ソフトテニスにおいてナチュラルストリングスといえば鯨筋を指すが、現在はあまり用いられない
^ 日本ソフトテニス連盟の規定では、フレームに使われる材質や重量、または寸法・形状などに関する規定は無いが、両面のプレー特性が同一になるように設計されたもの、打球面は平面のもの、と定められている(競技規則第14条)
^ 現在日本国内では白、黄、青、赤、黒が販売されているが、白、黄以外は日本ソフトテニス連盟公認球ではない。なお公式戦では白色球が使用されることがほとんどである。
^ 日本における公式戦では日本ソフトテニス連盟公認球が使用される。2015年現在、公認球は3種(三社、以前は数種(数社)あった)のみ。マッチにおけるボールの選択にはトスによる任意選択制、主催者の指定の二通りがある。
^ 砂入り人工芝の通称として用いられる「オムニコート」は、SRIハイブリッド社の登録商標である。
^ イースタングリップにはフォアハンドイースタンとバンクハンドイースタンがあるが、ソフトテニスにおいてイースタングリップというとき、ほとんどに場合フォアハンドイースタンを指す
^ 古くはイングリッシュグリップともいわれる。
^ オーバーヘッドで打球される。
^ ショルダーカットサーブとほぼ同様の低い打点でのサーブ。セカンドサーブで用いられる。
^ 日本ソフトテニス連盟発行の教程
^ 現在、国際大会のトップクラスではこれが主流である。
^ 国内においてはマッチ開始前の練習は1分以内であることが多い。進行状況によっては省略されることもある。
^ 1993年上海大会では公開競技、1997年釜山大会、2001年大阪大会、2005年マカオ大会では正式種目、2009年香港大会では正式種目から外れた。2013年天津大会では正式種目として復帰。同大会はその2013年天津大会をもって終了予定、東アジアユースゲームズとして再スタートすることが決まっている。
^ 天皇賜杯(男子)、皇后賜杯(女子)
^ 旧全日本総合選手権
^ 最古の室内大会、第一回より大阪で固定開催されている。開催年度のランキング上位ペアが出場(2015年現在で12組。
^ 少年男子、少年女子、成年男子、成年女子の4カテゴリ毎の団体戦。2014年までは3ダブルスの点取り戦、2015年より2ダブルス、1シングルスの点取り戦。
^ 一般(フリー)、成年(35歳以上)、シニア(45歳以上)の各種目がある、シニアは5歳刻みで数種目あり。
^ 企業対抗の団体戦(3ダブルス点取り)。国体のリハーサル大会を兼ねる。
^ 2ダブルス、1シングルスの点取り戦
^ 下部リーグとして日本リーグ入れ替え戦、全日本実業団リーグ、各地区リーグがある
^ 一般男子、一般女子、成年男子(35歳以上)、成年女子(35歳以上)の4種目
^ 全日本社会人より独立。45歳以上5歳区切りの各カテゴリーがある。
^ 文部大臣杯大学対抗団体戦、三笠宮杯(ダブルス)、全日本学生シングルスの3トーナメントから成る。
^ 各地区春季リーグ戦の優勝校が出場。近年は台湾、韓国代表大学も出場。
^ 総理大臣杯
^ 団体戦(3ダブルス点取り戦と個人戦ダブルス 男女計3種目から成る_
^ 学校対抗の3ダブルス点取りによる団体戦。毎年度末に名古屋で開催される。
^ 毎年2月に高松市で開催
^ 3ダブルス点取り団体戦。韓国、台湾からも参加あり。
^ 毎年6月に北海道で開催
^ ダブルス、シングルス
^ 年度末に三重県伊勢市で固定開催
^ 男子団体、女子団体、男子ダブルス、女子ダブルスの4種目
^ 世界ソフトテニス選手権にグレードアップ
^ 第一回は台南市(クレー)、第二回はテグ市(クレー)、第三回は東京駒沢体育館で開催。
^ 男子団体、女子団体、男子ダブルス、女子ダブルスの4種目。団体戦は3ダブルス総当たり9対戦という独特の形式。
^ 亜細亜軟式庭球選手権大会。日本、韓国、中華民国(台湾)の3か国対抗、男子団体戦、女子団体戦、男子ダブルス、女子ダブルスの4種目。現在の世界選手権の前身となった。
^ ソフトテニスセミナー主宰の宮本行夫氏の尽力による。
^ 参考 日本庭球史 第1編軟式庭球概史 第6章 5.海外の軟式庭球
^ ドイツ、イタリア、フランス、チェコ、ハンガリー、オーストリア、ポーランド等
^ 第12回世界ソフトテニス選手権大会(2003年・広島)には全大陸よりエントリーがあった[要出典]。
^ 1988名古屋、1992ジャカルタ、1996バンコク、2000佐賀、2004チェンマイ、2008ムンギョン、2012嘉義(台湾)、2016千葉で開催された。
^ 1990年北京大会には公開競技として参加
^ 1993年上海大会には公開競技として参加
^ 男女それぞれにU21、U18、U15の3つのカテゴリーがあり、それぞれダブルス、シングルスが競技された。
^ 国際ジュニアソフトテニス大会 主催-アジアソフトテニス連盟
^ 2年毎の開催予定だったが、第二回大会は世界ジュニア選手権としてグレードアップして2014年にインドで開催された。
^ タイ、フィリピン、インドネシアではナショナルゲーム(国体)の正式種目として定着
^ 旧国際ジュニアソフトテニス選手権
関連項目
- テニス(硬式テニス)
- 日本ソフトテニス連盟
- 体育
- 公立学校
- 日本のスポーツ
- アジアのスポーツ
外部リンク
- 公益財団法人 日本ソフトテニス連盟
- Soft tennis Homepage
- 日本学生ソフトテニス連盟
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