MBSテレビ
MBSテレビ | |
---|---|
英名 | Mainichi Broadcasting System, lnc. |
放送対象地域 | 近畿広域圏 |
ニュース系列 | JNN |
番組供給系列 | TBSネットワーク |
略称 | MBS |
愛称 | MBSテレビ MBS毎日放送 MBS |
呼出符号 | JOOR-DTV |
呼出名称 | まいにちほうそう デジタルテレビジョン |
開局日 | 1959年3月1日 |
本社 | 〒530-8304 大阪府大阪市北区茶屋町17-1 |
リモコンキーID | 4 |
デジタル親局 | 大阪 16ch |
公式サイト | 【MBS】毎日放送 |
特記事項: 1975年3月30日までは、ANNに属していた。 |
MBSテレビ(エムビーエステレビ)は、大阪府大阪市に本社を置くラジオ・テレビ兼営局である毎日放送(MBS)のテレビジョン放送部門の呼称である。放送対象地域は近畿広域圏。コールサインはJOOR-DTV(大阪 16ch)、リモコンキーIDは「4」。
2011年7月24日の地上デジタル放送完全移行を機に、同日付の新聞・テレビ情報誌などの表記が、(テレビ放送)開局以来使われてきた「毎日テレビ」(または「毎日」)から「MBSテレビ」(または「MBS」)に統一された。地上デジタルテレビ放送のGガイドでは「MBS毎日放送」と表記している。
2011年7月23日までは一般呼称を「毎日放送テレビ」といっていた他、単にMBSと呼称される場合や、アナログ時代には新聞などのラジオ・テレビ欄では「毎日テレビ」と表記されていたが、中日新聞(伊賀・紀州・滋賀・福井版のみ)と日刊県民福井ではラジオと同様「毎日 MBS」と、スポーツニッポンと日刊スポーツ、神戸新聞、デイリースポーツでは「毎日」と表記されていた。なお、当時はラジオ部門とは異なり、「MBSテレビ」と呼称されることは稀であった。
ネットワークはTBSテレビをキー局とするJNNの基幹局かつ準キー局で、Gガイドの番組データの配信を行っている[注 1]。かつては民放テレビ局はNNN/NNS系列局のみの徳島県にもアナログGガイドの番組データの配信を対応していた[注 2]。
番組についてはMBSテレビ番組一覧を参照。
目次
1 概要
2 沿革
3 親局データ
3.1 チャンネル番号について
4 中継局
4.1 廃局
5 ケーブルテレビ再放送局(サービスエリア外)
6 アナログ放送概要
6.1 親局
6.2 中継局
7 情報カメラ設置ポイント
8 スタジオ
8.1 茶屋町本社(M館・B館)
8.2 MBS Tokyo Biz Studio (東京支社)
9 テレビ番組概要
9.1 TBSとの関係
9.2 TBS以外の在京キー局との関係
9.3 報道・ドキュメンタリー・情報番組
9.4 スポーツ
9.5 バラエティ
9.6 全国ネット番組
9.6.1 特番について
9.7 アニメ
9.8 特撮
10 備考
11 関連人物
12 脚注
12.1 注釈
12.2 出典
13 外部リンク
14 ネットワーク
概要
毎日放送の前身である『新日本放送(しんにっぽんほうそう)』は、1956年12月1日に朝日放送(現・朝日放送グループホールディングス)・朝日新聞社・毎日新聞社(新日本放送の大株主)と合弁で大阪テレビ放送株式会社(おおさかテレビほうそう 略称 OTV、JOBX-TV 6ch)を設立してテレビ放送に参入した。
その後、大阪地区ではもう1つテレビチャンネルが割り当てられ、ともに独自のテレビ局を持ちたい朝日放送と新日本放送は、別々に免許を申請。競願の結果、朝日放送は大阪テレビ放送と合併する事となり、新日本放送は1958年6月1日に毎日放送と改称した上で、大阪テレビ放送から資本と役員を引き揚げ、テレビ開局の為の人員の移籍を行い、1959年3月1日、独自にテレビ局を準教育テレビ局として開局した。開局当初のテレビスタジオは、大阪市北区堂島の毎日大阪会館南館12階にあった。キー局は紆余曲折の末、日本教育テレビ(NET。現在のテレビ朝日)となった。
キー局が教育専門局、なおかつ、当時のNET系列の純粋なフルネットはMBSだけ[注 3] であり、営業面や報道面など様々なハンデを背負いながらMBSのテレビ部門は発足し、毎日大阪会館南館に設けられたスタジオも小さい上に狭く、使い勝手が悪かった(Aスタジオ175m2、Bスタジオ100m2、Cスタジオ170m2と3つのスタジオがあった)。しかしMBSはこうしたスタジオ事情を逆手に取り、難波南街会館からの『番頭はんと丁稚どん』やうめだ花月劇場からの吉本新喜劇中継(現在の『よしもと新喜劇』)などの外部公開収録番組が生み出された。
1960年、日本万国博覧会(1970年開催)の開催地に内定していた大阪府吹田市の千里丘陵に、2階建ての近代的なテレビとラジオの総合スタジオ「千里丘放送センター」を開設、弱小局であるNETとネットを組んだ事を逆手に取って「自らキー局となって発展する」将来展望を見据えて設計され、在京キー局に勝るとも劣らない規模と設備を誇った。千里丘移転後も登記上の本社と営業の部署は堂島に残り、堂島の毎日新聞大阪本社内にニュースデスクを開設。
1968年、日本科学技術振興財団が運営していた東京の民放テレビ局・東京12チャンネルが事実上破綻したため、再建策として同局のテレビ番組制作を行う株式会社東京十二チャンネルプロダクション(現在の株式会社テレビ東京)が財界を中心に設立され、毎日放送も経営に参加。1969年10月より東京12チャンネルともネットワーク関係を樹立し、MBSはクロスネット政策を採った。
1975年3月31日、テレビネットワークを整理することとなり、これまでのNETテレビと東京12チャンネルのクロスネットから、TBS系列の準キー局に鞍替えした。ニュース系列もANNを脱退し、JNNに加盟。朝日放送に代わって「五社連盟」に参加した。
ただし、ネットチェンジ後も毎日放送は東京12チャンネルの経営に継続して参加し、ネットチェンジ前からネットしていた東京12チャンネル制作の番組(『大江戸捜査網』、『プレイガールQ』、『人に歴史あり』など)を番組購入の形に切り替え遅れネットで継続させ、MBSに取って代わる近畿地区のTX系列局(現在のテレビ大阪)開局の支援も行った。これらの経緯から、現在もMBSはテレビ東京の大株主であり[注 4]、アニメやドキュメンタリー番組の制作を得意とし、コーポレートカラーが青と赤でロゴのカラーに緑色を採用するなど[注 5]、系列外となった現在でも両局には共通点が多く残っている。
沿革
- 「毎日放送#沿革」も参照
1959年(昭和34年)3月1日 - 準教育局として開局(大阪第4局)。ラジオ東京(KRT、現在のTBSテレビ)のフルネット局として開局を目指していたが、KRT側に拒否され、その後フジテレビ(CX)とのネットワーク関係樹立を目指すも断念。結果、日本教育テレビ(NET。現在のテレビ朝日(EX))主体でのネットワーク形成を余儀なくされる[注 6]。しかし、この時点ではスポンサードネットとしてCX・KRTの一部番組をネット受けしていた。また制作番組の一部は、CXにもネットされ、ニュース番組も『毎日新聞ニュース』はKRTからネット受けしていた。ただし、それ以外のテレビニュースについては、自主制作となっていた。
1960年(昭和35年)2月1日 - 朝日放送(ABC)が四社連盟(1ヵ月後には五社連盟)に加入したためKRTの番組を手放す。しかし、『毎日新聞ニュース』のネット受けという形でKRTとの関係は残る。また、CXの番組が関西テレビ(KTV)に移行したため、キー局をNET(現在のテレビ朝日 (EX))に統一。
同年4月1日よりNETのニュース番組をネット受けして共同制作する事になるが、その番組は朝日テレビニュース社制作による『NETニュース』であり、「朝日新聞 制作」のクレジットが付き、朝日新聞社旗がはためくオープニングタイトルであった。しかし、毎日放送はそのタイトルを差し替えて『MBSニュース』として放送していた。「朝日」放送があるにも拘わらず「朝日」新聞制作のニュースが、近畿地区では「毎日」新聞系の局に流れ、また近畿地区のニュースは「毎日」放送が取材した物が「朝日」新聞ニュースとして全国に放送された。これがいわゆる「腸捻転ネット」である(本来朝日との資本関係にある朝日放送はラジオ東京系列の排他協定の都合上『NETニュース』の全面ネットを行わなかったが、NETから裏送りされた3社ニュースでの「朝日新聞ニュース」は放送されていた)。
1963年3月下旬-4月初旬 - 『選抜高校野球(春のセンバツ)』を、毎日新聞社との関係上、特例でTBSにスポンサードネットされた。この前後の時期には、当時TBS系列だったABCの『夏の高校野球』の開会式や決勝戦等、一部の試合がNETや東京12チャンネルにネットされている。
1967年(昭和42年)6月 - 民間放送教育協会に加盟。
1969年(昭和44年)10月1日 - 東京12チャンネル(現在のテレビ東京(TX))ともネットを結ぶ。NETのみだった全国ネット番組を、一部東京12チャンネルへ切り替えて関西唯一のキー局宣言をする[注 7]。このためNETとの関係が悪化し始める。ただ、MBSは、NET(現在のテレビ朝日)と東京12チャンネルとのクロスネット局時代もNETが優位で、東京12チャンネルとは、非報道関係の番組の一部ネットにとどまった[注 8]。
1970年(昭和45年)1月1日 - この日からNETをキー局とするテレビニュースネットワークAll-nippon News Network(ANN)が発足(MBSも加盟)。『NETニュース』は『ANNニュース』に改題された。だが、MBSはANNのAを「オールニッポン(All-nippon)のA」ではなく「アサヒ(Asahi)のA」と誤解したため、発足後もタイトル差し替えを継続していた。3か月後の4月1日より差し替えなしで放送するが、ANN発足から4年間「協力・朝日新聞」とクレジットされている事に難色を示した。
1974年(昭和49年)4月1日 - ANN正式発足。ニュース協定締結。- 1974年(昭和49年)11月18日 - TBSから、「1975年(昭和50年)3月31日から朝日放送(ABC)に代わりネットを開始する。」との通告を受ける。
- 1975年(昭和50年)3月31日 - 東阪ネット再編。ANNを脱退し(※ABCに引継ぐ)、東京12チャンネルとのネットワーク関係を解消(※近畿放送テレビ→KBS京都・サンテレビジョンを経てテレビ大阪。但し、テレビ大阪開局までは番組販売扱いでの放送を継続)。JNN・五社連盟に加盟し、NET系列局から開局以来からの念願であったTBS系列局となる。これにより腸捻転解消。
- 1992年(平成4年) - 民間放送教育協会を脱退。KBS京都・サンテレビ・テレビ和歌山・ラジオ関西・和歌山放送を経て、ABCが引き継ぐ。
- 2003年(平成15年)12月1日 - 午前11時に地上デジタルテレビ放送(JOOR-DTV)を開始(ISDB-T方式)。
- 2011年(平成23年)7月24日 - 地上アナログテレビ放送が終了(TBS制作『アッコにおまかせ!』の放送中に終了)。23時58分からはアナログ完全終了の為の特別のクロージングが流され、23時59分にアナログ放送が完全に停波。新聞・テレビ情報誌の表記が「毎日テレビ」から「MBSテレビ」に変更される。
親局データ
コールサイン:JOOR-DTV
- コールネーム:毎日放送デジタルテレビジョン
リモコンキーID:4
物理チャンネル:16ch[1]
- 周波数 491.142857MHz[1]
- 空中線電力(出力) 3kW[1]
- 実効輻射電力 24kW[1]
- 現在の放送区域内世帯数 約580万世帯
送信所は奈良県生駒市の生駒山上にあり(生駒山テレビ・FM送信所を参照)、讀賣テレビ放送(ytv)の施設(旧アナログ兼デジタル)と共同使用している。在阪局の生駒山親局では唯一自局の旧アナログ送信設備を継続使用せず、他局の施設に相乗りしている。使われなくなったアナログ送信所は後にMBSラジオとラジオ大阪のFM補完中継局送信所に流用された[2]ことで、ラジオで逆にMBSが相乗りされる側になった。
チャンネル番号について
大阪地区のアナログテレビ放送の第4chは元々NHK大阪放送局が総合テレビで使用していた。既に開局していた大阪テレビ放送(OTV)(現・朝日放送テレビ。6ch)、既に設立されていた大関西テレビ放送(現・関西テレビ放送。8ch)に続く大阪地区に割り当てられた民放3・4波目のチャンネルを巡り、大阪讀賣新聞系の新大阪テレビ放送(NOTV)(開局直前に讀賣テレビ放送(YTV)に改称)、近畿教育文化テレビ及び関西教育文化放送と競願になり事態が硬直した際、NOTV側は兵庫県姫路地区のNHK向けに割り当てられていた第2chを大阪地区へ持ってくることを提案。これが通って第2chはNHK大阪(アナログ総合)に割り当てられることになり、更に大阪地区には民放へ2波、第4chと第10chが準教育局として免許を与えられることになった。
しかし教育専門局2社の処遇を巡り、当時郵政大臣であった田中角栄がMBS・NOTVにそれぞれ合併するよう示唆したのに対し、NOTVが断固拒否した。次いで教育2社が合併してMBS・NOTVのいずれかと合併することとなり、押し付けあった挙句MBSは第4chの獲得を条件に教育局と合併することを呑み、NOTVはキー局の日本テレビ(NTV)(東京地区を含む関東広域圏)と同じ第4chを断念する代わりに単独開局の道を選んだ。このことが腸捻転解消までの東京地区と大阪地区でNTV系とNET系でチャンネル番号が系列ベースで逆転することとなった[注 9]。
MBSが第4chを選択した理由は、当時テレビ受像器の多くのチューナーが6chまでしかないのが多く、端の番号に当たる第10chは営業政策上不利といわれたことと、従来NHKテレビが使用していたために視聴者になじみがあったことによるもの。
開局以降、MBSは「4マーク」[注 10] を導入する等で4を強調していた。腸捻転ネットワークが解消された1975年4月改編ではザ・ドリフターズを起用した「4月から4チャンネルだヨ!全員集合!!(以下、全員集合という)」のキャッチコピーを用いていた。こうして、「4チャンネル」が定着していたこともあり、デジタルテレビ放送のリモコンキーIDも「4」になった(他の在阪広域局も揃ってアナログと同じリモコンキーIDを使用)。
中継局
- 大阪府
柏原 16ch
枚方尊延寺 45ch(垂直偏波)
河内長野寺元 38ch- 河内長野清見台 38ch(垂直偏波)
- 天見 16ch(垂直偏波)
岬深日 16ch- 中能勢 16ch
- 西能勢 16ch
- 奈良県
生駒あすか野 33ch(垂直偏波)
桜井慈恩寺 16ch(垂直偏波)
栃原 39ch
五條丹原 16ch(垂直偏波)
三郷立野 42ch(垂直偏波)- 三郷南畑 42ch
- 滋賀県
大津 16ch- 大津石山 44ch
- 大津比叡平 39ch(垂直偏波)
- 葛川貫井 16ch
- 葛川細川上 16ch
- 葛川細川下 16ch
甲賀 16ch- 甲賀大原 28ch
- 甲西岩根 44ch
- 土山鮎河 16ch
- 土山大河原 16ch(垂直偏波)
日野鎌掛 16ch(垂直偏波)
信楽 44ch
彦根 16ch- 高月高野 40ch(垂直偏波)
- マキノ海津 40ch(垂直偏波)
- 京都府
京都 33ch
京都山科 39ch- 京都八瀬 16ch
宇治志津川 16ch
田辺大住 16ch(垂直偏波)
亀岡 16ch
福知山 16ch
舞鶴 16ch- 中舞鶴 27ch(垂直偏波)
- 舞鶴寿 16ch(垂直偏波)
宮津 16ch- 野田川 27ch(垂直偏波)
峰山 16ch
- 兵庫県
神戸 16ch- 神戸灘 48ch
- 神戸住吉川 16ch
- 神戸楠谷 16ch
- 神戸高座 16ch
- 神戸長田 37ch
- 神戸明泉寺 37ch
- 神戸妙法寺 37ch
- 神戸兵庫 16ch
明石朝霧 16ch
北淡垂水 16ch(垂直偏波)
西宮山口 16ch
宝塚玉瀬 38ch(垂直偏波)- 宝塚中山台 49ch(垂直偏波)
猪名川 38ch- 川西けやき坂 16ch
- 川西一ノ鳥居 16ch
- 川西湯山台 38ch
三木 16ch(垂直偏波)- 三木志染 16ch
龍野 16ch- 揖保川ひばりケ丘 16ch(垂直偏波)
姫路 16ch- 姫路西 16ch(垂直偏波)
- 姫路西脇 16ch
- 姫路石倉 16ch(垂直偏波)
- 姫路出屋敷 16ch(垂直偏波)
赤穂 16ch(垂直偏波)- 赤穂高雄 42ch
西脇 16ch- 西脇合山 46ch
和田山 16ch(垂直偏波)
城崎 16ch
日高 27ch- 竹野 27ch
- 豊岡戸牧 16ch(垂直偏波)
- 豊岡西戸牧 40ch(垂直偏波)
- 豊岡江野 40ch(垂直偏波)
- 豊岡栄 16ch(垂直偏波)
- 豊岡高屋 16ch(垂直偏波)
- 出石町分 16ch
香住 16ch- 村岡高津 16ch
浜坂 40ch
篠山 16ch- 篠山浜谷 16ch(垂直偏波)
- 篠山福井 16ch
- 丹南当野 16ch
- 丹南古市 16ch(垂直偏波)
- 今田新田 16ch(垂直偏波)
氷上 16ch- 青垣 32ch
- 市島 32ch
- 柏原東奥 27ch
相生 16ch- 相生若狭野 16ch
- 相生佐方 16ch
- 相生大谷 42ch
- 相生鰯浜 16ch
山崎 21ch- 一宮安積 42ch
福崎 16ch
神河 42ch
市川東川辺 16ch(垂直偏波)
佐用 42ch
八鹿 27ch(垂直偏波)
南淡 16ch(垂直偏波)
- 和歌山県
和歌山 16ch
海南 16ch- 下津 16ch
- 海南小野田 16ch(垂直偏波)
- 海南小野田南 39ch
- 海南木津 39ch(垂直偏波)
- 海南大谷 16ch(垂直偏波)
- 下津大崎 16ch(垂直偏波)
- 下津西ノ浦 29ch(垂直偏波)
紀ノ川 16ch(垂直偏波)- 貴志川丸栖 25ch(垂直偏波)
- 粉河秋葉下 25ch(垂直偏波)
野上緑ケ丘 16ch
橋本 42ch(垂直偏波)- 橋本柱本 42ch(垂直偏波)
高野山 39ch- 高野山東 42ch
有田 16ch
吉備 16ch
印南 39ch- 印南切目 39ch
美浜三尾 16ch
由良 39ch
御坊 47ch- 御坊富安 16ch(垂直偏波)
田辺 47ch- 白浜庄川 47ch(垂直偏波)
田辺北 47ch
南部川 40ch
上富田生馬 47ch(垂直偏波)
串本 16ch
新宮 16ch
廃局
- 大阪府
- 泉南金熊寺
- 奈良県
- 室生無山
- 吉野
- 大淀佐名伝
- 滋賀県
- 甲西妙感寺
- 八日市鳴谷
- 永源寺甲津畑
- 多賀四手
- 朽木葛川
- 京都府
- 丹波豊田
- 網野浜詰
- 兵庫県
- 神戸鉢伏(SHFチャンネル)
- 神戸舞子(SHFチャンネル)
- 川西黒川
- 川西湯山台
- 吉川上荒川
- 篠山後川上
- 篠山後川中
- 今田市原
- 多可中町
- 姫路広畑
- 姫路八重畑
- 姫路塩崎
- 洲本宇山
- 淡路三原
- 和歌山県
- 田辺下万呂
- 田辺中万呂
- 新宮佐野
ケーブルテレビ再放送局(サービスエリア外)
以下のケーブルテレビ(CATV)局では、MBSテレビが再放送されている。なお、徳島県では区域外再放送がすべてのケーブルテレビ局[注 11]で開始された(MBS側が同意したため。在阪広域民放局での地上デジタル放送による区域外再放送同意はMBSが初である)。徳島県は地上波系列局が1局(NNN/NNS系列の四国放送)しかないので、いわゆる区域外再放送の特例が認められている。
太字で記したCATV局は、リモコンキーID4で再放送されている局である。
徳島県[注 12]- 阿波市ケーブルネットワーク
- 石井町有線放送農業協同組合(IHK 石井CATV)
- エーアイテレビ
- 上板町有線テレビ(KCI)
- ケーブルテレビあなん
- ケーブルネットおえ
- ケーブルテレビ徳島(テレビトクシマ)
- 国府町CATV(KBC)
- テレビ阿波
- テレビ鳴門
- 徳島県南メディアネットワーク(MTC)
- 徳島中央テレビ(JCTV)
- 那賀町ケーブルテレビ(KHK)
- 東阿波ケーブルテレビ(e-あわネット)
- ひのき(CUEtv)
- 牟岐中村テレビ共同受信組合
三重県[注 13]- アドバンスコープ
- 伊賀上野ケーブルテレビ (ICT)
ZTV - 東紀州(紀南)地域のみ。
福井県[注 14]
嶺南ケーブルネットワーク[注 15]
- ケーブルテレビ若狭小浜(チャンネルO)
福井ケーブルテレビ南えちぜん支局(他の福井ケーブルテレビのエリアは北陸朝日放送を区域外再放送)
アナログ放送概要
(2011年7月24日停波時点)
親局
- コールサイン:JOOR-TV
- コールネーム:毎日放送テレビジョン
- チャンネル:4ch
- 日本の民放で他には日本テレビ放送網(日本テレビ系列)、中国放送(RCC。TBS系列)、RKB毎日放送(TBS系列)のアナログ親局にも4chが割り当てられていた。
- 周波数:映像 171.25MHz、音声 175.75MHz
- 出力:映像 10kW、音声 2.5kW
- 送信所 大阪府東大阪市山手町2028(生駒山テレビ・FM送信所)
- チャンネル:4ch
中継局
2府4県約200か所の中継局が設置され中継局経由で視聴する場合でも4にプリセットされ視聴されていた。
ここでは5万人以上市の中心部を放送エリアに含む中継局または出力50w以上の中継局を抜粋する
- 31ch 神戸
- 33ch 亀岡 宮津 五條 香住
- 34ch 三木
- 36ch 大津 新宮
- 42ch 和歌山
- 53ch 舞鶴 北淡垂水 御坊
- 54ch 彦根 山科 福知山 神戸灘 姫路 城崎 田辺
- 55ch 西宮山口
情報カメラ設置ポイント
大阪府 - 北浜(大林ビル、HD)、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(ホテル京阪 ユニバーサル・タワー、HD)、大阪駅(HD)、関西国際空港(関空展望ホール「スカイビュー」、HD)、大阪国際空港、毎日放送千里丘放送センター(跡地の鉄塔)
兵庫県 - 神戸(貿易センタービル、HD)、明石(明石海峡大橋)、神戸空港
京都府 - 五条大橋付近(HD)、舞鶴(HD)
奈良県 - 奈良(近鉄奈良駅付近)、吉野 花粉観測カメラ「おすぎ1号」
和歌山県 - 白浜、白良浜
滋賀県 - 彦根(名神高速道路・彦根IC付近、HD)
スタジオ
茶屋町本社(M館・B館)
全てハイビジョン対応
- Aスタジオ[HD](B館3階:150坪)[studio 1]‐『サタデープラス』
- Bスタジオ[HD](B館6階:150坪)『水野真紀の魔法のレストランR』『メッセンジャーの○○は大丈夫なのか?』など
- Cスタジオ(ギャラクシースタジオ)[HD](M館2階:155坪)[studio 2]- 『せやねん!』『痛快!明石家電視台』など
- ニューススタジオ[HD](M館6階:70坪) - 『MBSニュース』『VOICE』など
- BFS [SD](M館地下1階:55坪)[studio 3] - ミニスタジオ兼機材倉庫
- ミニスタジオ(M館7階:10坪)- プロ野球・Jリーグなどスポーツ中継用サブ、ミニ番組制作、SNG分配等を行う。
^ 2014年4月4日のB館グランドオープンを前に、同年2月3日放送分の『ちちんぷいぷい』から運用を開始。同番組では、2019年1月25日(金曜日)放送分まで使用していた。
^ 当初「ギャラクシーホール」という名でホール兼用スタジオとして運用していたが、スタジオ需要の変化に伴い、ホール機能を封印しテレビスタジオに切り替えた。その際に名称も「ギャラクシースタジオ」と改めた。その後2014年4月の本社グランドオープンに伴い、対外的な名称として「Cスタジオ」を使用(2014年4月7日放送分の『痛快!明石家電視台』冒頭でその旨の紹介あり)。ただし、「ギャラクシースタジオ」という名称も廃止しておらず(MBS社内の案内板などは「ギャラクシースタジオ」のまま)、2つの名称が併存している。
^ かつては、『ダウンタウンの素』や『宵待5』といった番組の生放送や、『ロケみつ ザ・ワールド』の収録に使われた。
新御堂筋に面する「B館」東側の窓には、A・B両スタジオのフロアを示す看板状の大型プレート(「A STUDIO」「STUDIO B」)が掲げられている。
Cスタジオ(ギャラクシースタジオ)を含むM館2階のスペースについては、当社のテレビ放送事業60周年記念事業の一環として、生放送への対応や報道・制作両局間の連携を強化する目的で「ライブセンター」として新装。2019年1月28日(月曜日)の『ちちんぷいぷい』(生放送)から運用を開始した[3][4]。「ライブセンター」では、Cスタジオのスペースを、生放送の情報番組と連動した「情報フロア」へ改装。ラジオ放送向けのブースも順次設置する。当初は視聴者の見学に対応したオープンスペースの設置も計画していた[5][6]が、「ちゃぷらステージ」(2014年4月4日からM館の1階で運用しているオープンスペース)を改修したうえで、「ライブセンター」へ組み込む方針に変更。このため、『ちちんぷいぷい』をはじめ、「ライブセンター」から放送される番組を常時見学できるようにはなっていない[7]。
MBS Tokyo Biz Studio (東京支社)
- 『ちちんぷいぷい』、『VOICE』など(東京を本拠に活動する政治家や有識者が出演する場合を中心に、茶屋町本社スタジオとの二元生中継で使用)
東京支社のスタジオはラジオ収録が主体でテレビ収録や生中継も可能な多目的スタジオとなっており、スタジオ設備のうちラジオ対応としては、茶屋町本社で受けサブを必要とせずに生放送を送り出せる[注 16]。
また茶屋町本社から制御可能な遠隔操作(リモコン)HDカメラが1台常設されているほか、スタジオサブに隣接してテレビ用のVTR機材などが配置されている[8]。
テレビ番組概要
TBSとの関係
JNN加盟局のうち5大都市の放送局が参加する五社連盟の構成員、且つ東京放送ホールディングスの大株主で歴代社長は社外取締役を兼ねているということもあり、CBCテレビ(CBC)、RKB毎日放送と並んでTBS系列地方局の中で強い影響力を持つ。
水曜日の特番枠を自社制作番組や阪神タイガース戦中継に差し替えたり、TBS制作の情報番組や深夜番組のネットには消極的である。
1975年のネットチェンジまで、関東地方の東京12チャンネル・テレビ東京へ販売していた過去があるが、MBS制作のローカル番組がTBSで放送されるのは、『よゐこ部』や『ロケみつ〜ロケ×ロケ×ロケ〜』のレギュラー放送など一部に限られる。
2009年4月からはローカル帯番組『ちちんぷいぷい』を金曜日のみTBSにも逆ネットしたが4ヶ月で打ち切られた。
また選挙開票特番でもテレビではTBSが制作した内容の大半を差し替え、ラジオでは完全に自主制作に切り替えて放送している(但し、選挙開票特番についてはBS-TBSおよび地上波でCBC、山陽放送、山陰放送が受信できる地域ではほとんどの時間帯で視聴可能)。
その一方でTBS制作の番組や主催イベントをMBSは積極的に宣伝しているほか、MBSの記者が出向してTBS制作の報道番組のキャスターに就任したり、TBSが制作に関わる映画の制作委員会に名を連ねている。また2007年8月に開催された世界陸上大阪大会ではTBSとの共同制作という形をとり、MBSからも実況などでアナウンサー3名が登場した。2010年10月から2012年9月まではTBSとの共同制作による音楽トークバラエティ番組『EXILE魂』を日曜22時台で放送していた他、2011年(平成23年)10月からはTBSとの共同制作によるトーク番組『サワコの朝』を土曜朝7時台後半で放送している。なお、『EXILE魂』と『サワコの朝』は両番組とも実質的な番組制作はTBSが担当し、MBSは番組送出とスポンサーセールスのみを担当するが、著作権は両社が保有する。
MBS記者の三澤肇が『筑紫哲也NEWS23』に起用されたことがあるほか、TBSラジオ所属の政治部記者・武田一顕がニュース解説のコメンテーターとして『ちちんぷいぷい』や『VOICE』に不定期で出演している。
MBS東京支社は2008年2月12日に東京・赤坂の旧TBS本館跡地に建設された高層ビル「赤坂Bizタワー」に移転し、キー局TBSの敷地内に準キー局MBSが支社を置くようになった。
TBS敷地内にある番組グッズの店にはMBSのコーナーがあり、MBSのキャラクター商品が販売されている。
TBS以外の在京キー局との関係
腸捻転時代にキー局だったNET(現:テレビ朝日)とは、しばしば番組編成や内容を巡る衝突が起きていたという。その典型的な例が『23時ショー打ち切り事件』で、他にも『ヤングおー!おー!打ち切り』『大正テレビ寄席・サモン日曜お笑い劇場相互打ち切り』など実際の番組運行にまで響いたケースがある。
ただ、NETが主導した教育・教養番組専門のネットワーク民間放送教育協会(民教協)を通じた両局の関係は、ネットチェンジ後も続いた。1992年(平成4年)3月末にJNN系列の団結をはかるために民教協を脱退したが[9]、それまでは『親の目・子の目』などの民教協制作番組について引き続きテレ朝からの送り出しを受け、『親の目』では持ち回りの発局となることもあった。
開局当初は、大阪テレビとの関係上TBSとのネットが難しくなったため、次善の策として高橋信三と鹿内信隆との親交関係や、ラジオでのニッポン放送・文化放送との結びつきからフジテレビとネットワークを組むことを考慮していたという。実際、本放送開始当初はフジからの番組がMBSへも流れ(「チエミのかわら版太平記」などのフィルム番組が12本)、また逆にMBS制作の番組をフジにネットすることもあった(鉄腕アトム (実写版)など)。
2010年(平成22年)1月期に、フジが制作参加の深夜アニメ『刀語』がMBS制作協力で放送されていた[注 17]。現在でもフジテレビ制作番組を『ちちんぷいぷい』等でプッシュするケースがある。
テレビ東京は同社設立(1968年7月1日に「東京十二チャンネルプロダクション」として設立)以来MBSが大株主の一角に加わっており、1969年10月1日より1975年3月30日までは相互ネットを行っていた。以降も番組販売の関係は1982年3月1日テレビ大阪開局まで続いた(なお、MBSはテレビ大阪開局も支援した)。
日本テレビとの関係は、1959年のプロ野球日本シリーズ中継を共同制作・放送した実績があるが、一部には親密といわれており、1996年(平成8年)に発覚したTBSビデオ問題を巡る報道で日テレとTBSの関係が険悪になった時も、MBSと日テレの関係は維持された。[要検証 ]
報道・ドキュメンタリー・情報番組
- 在阪民放局の中でも古くから報道・ドキュメンタリー・地域情報番組・気象情報に力を入れている。MBSナウからVOiCEに続くローカルワイドニュースなど近畿広域圏初のものも数多い。
- ニュース番組『VOICE』では数々の事件や、本社のお膝元である大阪市のカラ残業問題をスクープしている。
- 1980年4月に関西初のローカル・ドキュメンタリー番組「映像80」をスタートさせている(「映像’○○」の○○にはその年の年号下2ケタが入る。2017年は『映像'17』)。文化庁芸術祭賞、日本民間放送連盟賞、日本ジャーナリスト会議賞、ギャラクシー特別賞、国際エミー賞の最優秀賞など、国内外のコンクールで高い評価を受けている。
冒険家の植村直己(兵庫県出身)の活躍を彼の無名時代から密着したことでも知られる。1998年にそのノウハウを生かした人物密着ドキュメンタリー番組『情熱大陸』をスタートさせた。同番組はスポーツ・学術・文化人などの、あらゆる分野で活躍する人物像に迫るのを売りにしたもので、国内外で数多くの賞を受賞し、世界中に評価されている。- 昼過ぎから夕方にかけての情報番組『ちちんぷいぷい』や、土曜午前から正午過ぎまで放送されている『せやねん!』などの地域密着型番組の制作も行っている。
スポーツ
- TBSテレビなどがDeNA・中日・広島対巨人戦を放送している時でも、毎日放送では自社制作による阪神タイガース戦を中継する場合がある(この場合はタイトルも『with タイガース MBSベースボールパーク』に変わる)。詳細は「SAMURAI BASEBALL#MBS(阪神戦)」を参照
- その場合、TBSテレビ等がDeNA・中日・広島対巨人戦を放送しない(雨天中止の予備番組を含む)場合、その番組は系列内での取り決め(排他協定とは直接関係なし)により放送されず、以前は事実上「番組返上」となることがあったり、ある程度の期間が過ぎてからも「再放送扱い」で放送される可能性も低かった。現在は視聴者保護の観点から数日後(早くて翌日、主に日曜日の昼間の時間帯)に後日放送されるようになっており、選抜高校野球準決勝・決勝(2002年までは準々決勝も該当)で放送できない昼のドラマ番組も特例として放送されていた(話数調整のため。なお昼の帯ドラマ枠は2008年度を持って廃止されている)。
- 巨人戦の放送がないとき(他局が行われる時)に差し替え放送されるのは年に1、2回となっており、殆どの放送権を持つ試合は深夜に1時間の録画中継を行っているため、番組返上されることは皆無である(2006年までは金曜日、2007年は4月10日火曜日と9月18日火曜日に実施。9月18日火曜日は当初の全国放送からローカル放送となった阪神対巨人戦となっている。前述の2回ともに被差し替え番組の後日放送は行われている。2008年シーズンは9月13・23・29日のペナントレースと10月19日のクライマックスシリーズに実施し、いずれも翌日から翌週の日曜昼間の時間帯に被差し替え番組の後日放送を実施)。その場合でも、巨人戦は隣県の系列局またはBS-TBS、TBSチャンネルで視聴可能である。詳細は「放映権 (日本プロ野球)#阪神タイガース」を参照
南海電気鉄道が株主の一角を占めていることから、かつては南海ホークス戦に優先的な放送権を持っていた。プロ野球中継のメインは徐々に阪神タイガース戦に移っていったが、南海との関係は1988年11月のダイエーへのホークス売却・福岡移転まで続いた。- NET系列時代の1974年(昭和49年)までは、金曜日の甲子園球場阪神ホームゲームについては優先放送権を持っていた。ネットチェンジによりABCテレビが現在でも保有し続けている水曜日と日曜日の独占放送権を受け側のTBSが野球中継の定番枠として引き継いだため、MBSは金曜日の枠を持ち込む形でTBS・JNN系列の野球放送実施が水曜・金曜・日曜の週3回に固定した。詳細は「SAMURAI BASEBALL#概要」および「スーパーベースボール (テレビ朝日系列)#関西ローカル」を参照
「CBCテレビ#ドラゴンズ戦中継の特殊な中継事情」も参照
- ちなみに南海電鉄はホークス売却後の1994年当時でもMBS第10位の大株主に名を連ねていた(コーケン出版発行「日本民間放送年間94」より[要ページ番号]。)
- 2009年度は、平日に『VOICE』を繰り上げ放送の上、18時05分より中継開始となる場合があったが、この場合でもJNN排他協定の絡みから19時台の『総力報道!THE NEWS』第2部(18時45分 - 19時50分)は野球中継を中断した上でネットしなければならず、編成上のネックとなっていた。
- 2000年代以降、阪神戦では、ビジター側の地元系列局(主に北海道放送・CBCテレビ・中国放送)が毎日放送の映像をメインに、乗り込みまたはオフチューブで実況と一部映像を差し替えて中継する場合がある。
Jリーグ ディビジョン1は地上波でのレギュラー中継は行わず、概ね年に1-2回程度の放送であるが、2001年から2006年まではTBSニュースバード、2007年以後はTBSch→TBSch1・BS-TBS向けに関西のチームが絡む試合に技術スタッフやアナウンサーを派遣して放送しているが、2014年からスカパー!(スカチャン、BSスカパー!、スカイ・エー向け)制作のガンバ大阪主管の一部試合を朝日放送と分担する形で委託制作を行っている。また関連会社の放送映画製作所も2007年からヴィッセル神戸主管試合を委託制作しているが、こちらの実況アナウンサーは主として関西圏のフリーアナウンサーを派遣させており、MBSのアナウンサーの出演はほとんど皆無である。
バラエティ
- [月曜 - 木曜24時台]・・・月曜日『痛快!明石家電視台』、火曜日『ごぶごぶ』、水曜日『戦え!スポーツ内閣』、木曜日『メッセンジャーの○○は大丈夫なのか?』*
- 1990年代から同時間帯はMBSローカルバラエティ番組(ネット局は少ない。痛快!明石家電視台はGAORAにもネット)が編成されている。この時間に他のTBS系列局がネットする番組が放送されないことや、遅れ放送となることが多い(詳細は23時ショー打ち切り問題を参照)。2000年代後半頃ではTBSでも、同時間帯の番組を遅れネットで放送されている。『痛快! - 』が20年以上に渡り月曜深夜に放送されているの対し、火曜の番組は長続きせず、2011年10月から2012年3月まではTBS制作の深夜番組を遅れネットとして放送した。2012年以降は「まぶしいチカラ」から字幕放送を始めている。その後も5月に「明石家電視台」、6月に「ごぶごぶ」も字幕放送が対応になった。
全国ネット番組
- 現在MBSが制作を担当している全国ネット枠は1週間につき約6時間30分で、火曜20時枠、木曜19時枠、日曜17・22・23時枠、土曜6時半・7時半・8時の情報番組『サタデープラス』枠。基本的には「サタデープラス」以外は字幕放送を実施しているが、アニメ番組以外はデータ放送を実施していない。解説放送については、土曜7時30分枠の『サワコの朝』(MBS・TBS共同制作)と日曜17時枠の『所さんお届けモノです!』で実施している。
- 現在テレビ大阪を除く在阪局は土曜の朝に全国ネットの生ワイド番組を編成しているが、最初に始めたのはMBSである。(1965年4月にローカルで開始し、11月よりNET系全国ネットとなった。KTVは1966年10月、ABCはNET系列となった1975年4月、ytvは1990年4月)
- かつては日曜17時30分からの『ヤングおー!おー!』→日曜13時枠、木曜20時枠、金曜19時枠、土曜19時枠、平日午後の帯ドラマ(妻そして女シリーズ→ドラマ30→ひるドラ)なども手がけていた。
曜日 | 時間枠 (放送時間帯) | 概要 |
---|---|---|
火曜日 | 20時枠 (20:00 - 20:54) | 2012年10月に『爆笑学園ナセバナ〜ル!』の開始と同時に始まった枠である。 元は、火曜22時枠(1968年4月 - 1975年3月)→水曜22時枠(1975年4月 - 1984年9月)→木曜22時枠(1984年10月 - 1987年9月)→土曜23時枠(1987年10月 - 1988年3月)→水曜19時枠(1988年4月 - 1992年9月)→火曜22時枠(1992年10月 - 2005年9月)→水曜22時枠(2005年10月 - 2011年9月)→水曜21・22時枠(2011年10月 - 2012年3月)→日曜20時枠(2012年4月 - 同年9月)と変遷していた枠である。 2012年4月に水曜21・22時枠のうち、1枠を日曜20時枠と交換、さらに同年10月には火曜20時枠と交換している。 |
木曜日 | 19時枠 (19:00 - 20:00) | 2012年10月に『使える芸能人は誰だ!?プレッシャーバトル!!』(現『プレバト!!』)の開始と同時に始まった枠である。 2012年4月に水曜21・22時枠のうち、1枠をTBSに返上したが、同年10月に木曜19時枠をMBS制作に変更。 元々は木曜22時枠(-1984年9月)→木曜20時枠(1984年10月-1999年3月)→水曜19時枠(1999年4月-2006年9月)→金曜19時枠(2006年10月-2009年3月)→火曜23時台後半枠(2009年4月-2010年3月)→水曜21時枠(2010年10月-2011年9月)と変遷していた。 |
土曜日 | 6時30分枠 (6:30 - 7:00) | 2017年4月にMBS日曜17時のアニメ枠を移動(製作枠そのものは継続)しTBS製作の土曜7時アニメ枠と統合して1時間のアニメ枠のアニメサタデー630を開始させたのが始まり。 MBSはこのうち前半30分の製作を担当。 |
7時30分枠 (7:30 - 8:00) | 2006年4月にCBC全国枠と日曜7時のMBS全国枠との交換によって始まった枠であり、 8時から放送していた『知っとこ!』の枠拡大に充てていたが、2011年10月からは『サワコの朝』(TBSとの共同制作)が放送されている。 元は、日曜10時半枠(1975年4月 - 1987年9月)→10時枠(1987年10月 - 1989年9月)→11時枠(1989年10月 - 2000年3月)→7時半枠(2000年4月 - 2004年3月)→7時枠(2004年4月 - 2006年4月2日)と変遷していた。 | |
日曜日 | 17時枠 (17:00 - 17:30) | 2008年4月に土曜18時枠から移動する形で始まった枠である。 元は、日曜19時枠(1962年1月 - 1992年3月)→木曜19時半枠(1992年4月 - 9月)→土曜18時枠(1992年10月 - 2008年3月)と変遷していた枠で、長年クイズ番組が放送されていたが、1993年7月から2017年4月2日まではアニメ・特撮の枠となり(後述)、 同年4月9日からはバラエティ番組『所さんお届けモノです!』が放送中である。 |
22時枠 (22:00 - 22:54) | この枠は長年MBS枠であり、1975年10月に、22時30分からの30分枠『20世紀の映像』から始まった。 1992年4月に直前のCBC全国枠と金曜19時のMBS全国枠を交換し、1時間枠に拡大した。 なお、『EXILE魂』はTBSとの共同制作だった。 | |
23時枠 (23:00 - 23:30) | 1988年4月に『テレビ見たとこ勝負!』を放送していた金曜19時枠を移動させる形で始まった枠で、 現在放送している『情熱大陸』は長寿番組となっている。 なお、2012年度上半期は日曜20時台の枠がMBS制作となったため、2012年4月8日に1回だけ19 - 23時半までの4時間半(特番枠2本とレギュラー番組1本、但し6分間が中心のミニ番組は原則対象外)がTBSとの共同制作番組を含めてMBS制作番組となった。 |
- 近年の在阪局制作の全国ネット番組はMBS他各局とも土曜朝の生ワイド番組(テレビ大阪を除く)以外はほとんどが東京支社の企画、東京の制作会社の共同制作によって東京都内のスタジオで収録されている物が多いが、ひるドラシリーズの作品は大阪と東京で交互に制作されていた(CBCのひるドラは1999年以降、全作品名古屋で制作されていた)。
- 2009年春改編では、新設された帯バラエティゾーン『吉崎金門海峡』の火曜枠を担当。午後の帯ドラマ枠も『ひるおび!』の開始に伴い終了することになり、後継として金曜14時台に『バンバンバン』を開始した。なお、2010年3月に『吉崎金門海峡』と『バンバンバン』の両番組は終了。同時に、両番組の枠がTBSに返上されることになり、MBS制作の全国ネット枠が2枠減る事になった。奇しくも、これにより2009年春改編から1年半MBSが制作するゴールデンタイムでの全国ネットのレギュラー番組がなくなっていた(この時期を含めてKTVでも同様の事例が2007年2月から2015年3月までの8年2か月続いていたことがある)。
- 2010年秋改編では、水曜21時枠がMBS制作となり、22時枠と合わせMBS枠が連続するようになったこともあり、MBS制作の2時間特番が同枠で放送されることも多くなっていた。
- 2011年秋改編では、22時枠の『ジャパーン47ch』を『ジャパーン47chスーパー』に改題・枠拡大により、21・22時で1番組のMBS枠となった。後番組の『水曜エンタ!』でも同様だったが、TBS制作の『水曜プレミアシネマ』の開始に伴い、2012年3月をもってこの編成は解消された。
- 2012年春改編では、MBSが制作する平日の全国ネットでのレギュラー番組が在阪民放テレビ5局では唯一なくなり、特に日曜のプライムタイムは20時・22時の2本だけとなった。うち22時枠はTBSとの共同制作であったため、MBS単独制作は20時台の1本だけであった。
- 2012年秋改編では、MBS枠は日曜20時から火曜20時に変更。また、木曜19時枠でもMBS制作となり、半年ぶりにMBS制作のプライムタイムが3枠に戻している。
- TBS系列に移行して以来、在阪局で唯一月曜日のゴールデンタイム・プライムタイムに自社制作の全国ネットのレギュラー番組を放送したことがない(但し、『月曜ゴールデン』枠のドラマなどの単発番組はあり)。
- 在阪民放テレビ5局では、想定上での21:00 - 21:54という21時台の自社制作のレギュラー番組を現在では5局の中では唯一持っていないが、かつては主に前述の通り水曜に持っていたことがある。
特番について
- MBSテレビでの全国ネットによる特番はスポーツものでは毎年1月は「全国高校ラグビー大会」(1977年-2001年までは年末から放送したが、2002年以降は2回に集約)、4月は「つるやオープンゴルフトーナメント」(1994年から 決勝ラウンド2日間)、11月は「TOTOジャパンクラシック」(1973年から 決勝ラウンド2日間)、「ダンロップフェニックストーナメント」(1974年から 決勝ラウンド2日間)[注 18]、12月は「フェニックスチャレンジ」[注 19] を放送している。
- 年末年始には年内最終週に1時間の特番(過去にノースリーブス・内村光良などが出演した。稀に「情熱大陸」の特別版にあたる年もある。)、年始の1月2日の午後に90分の特番(一時期は2時間の特番を放送した年あり)、1月3日の朝に1時間の特番(年によっては「知っとこ!」の特番を放送した年もある。)を放送している。
- 他に、単発特番は60分や90分特番は毎年2月・5月・7月・8月・9月の年5回の土曜昼間に、2時間特番は火曜・木曜19-21時と日曜21-23時に放送している。場合によっては水曜19-22時枠で放送する時もある。過去に2月には「ハワイアンレディースオープン」(決勝ラウンド2日間)、4月に「ソウル国際女子駅伝」(現在は7月・8月・9月の特番に分割して集約)、5月のゴールデンウィークに「黒鷲旗全日本男女選抜バレーボール大会」(2001年まで 準決勝・決勝のみ)、12月には「毎日甲子園ボウル」(1985年 - 2007年)を全国ネットで放送した。
アニメ
1966年のNET(現:テレビ朝日)系列時代に在阪局初参入作である『おそ松くん』を製作して以来、テレビアニメに力を入れている。- 主な代表作に1982年に放送された大ヒット作『超時空要塞マクロス』をはじめとする『超時空シリーズ』、『銀河漂流バイファム』や、大阪の下町を舞台とした人情漫画が原作の『じゃりン子チエ』などがある。
- 1993年より開始の土曜18時00分 - 18時30分枠のアニメ・特撮番組は、『3丁目のタマ うちのタマ知りませんか?』から始まり、『ウルトラシリーズ』4作品、『ゾイド』シリーズなどがある。2000年代からは『機動戦士ガンダムSEED』シリーズ、『鋼の錬金術師』などの人気作品が放送され、また、これらの番組の主題歌からヒット曲が量産されたこともあり、業界などでは「土6(どろく)」と呼ばれ注目を集めた。しかし次第に裏のNHK教育アニメ枠に押され始めた事もあり、2008年4月からは日曜17時00分 - 17時30分枠へ移動[注 20](通称「日5(にちご)」)となった。
2016年12月20日、TBSテレビと毎日放送は日5アニメ枠を廃止、土曜日の早朝に1時間のアニメ枠『アニメサタデー630』を編成することを明らかにした。これは土曜6時30分枠をMBS製作アニメ枠にした上で、従前の土曜7時からのTBS製作アニメ枠を一体化するものである[10]。なお従前の日5枠は2017年4月9日から自社制作の全国ネットバラエティ番組『所さんお届けモノです!』を放送している。
- 『機動戦士ガンダムSEED』以降のガンダムシリーズの製作を担当している[注 21]。
- 製作した作品のコピーライト表記には「MBS」もしくは「毎日放送」とほぼ表記されている(他局との共同製作作品を除く)。当初は放送局が未定の作品であっても、MBS・TBS系列での放送が発表されると表記に追加される。
- 「ものしり館」など、放送番組センターの配給番組になった作品もある。
- 1989年に放送した短編アニメ『小松左京アニメ劇場』がMBSとしては初めて手掛けた深夜アニメである(同時期にytvが『11PM』番組内で『セイシュンの食卓』を製作していた)。
- 2017年4月現在、水曜未明(火曜深夜)・土曜未明(金曜深夜)・日曜未明(土曜深夜)に深夜アニメ枠を設けている(独立局系アニメ(通称UHFアニメ)も多数ネット。MBSで放送される深夜アニメの半数にのぼる)。また、他局放送作品を含む再放送枠も過去に存在した(『ヒーローは眠らない』と言う枠名が設定されていた時期もあった)。現在ではいずれの枠にも独自のレーベルが設けられている。
- 他番組との兼ね合いなどにより枠が不足し、TBSやCBCのアニメの一部をMBSが放送しない事態となり、独立局(サンテレビ・KBS京都)での放送や関西圏での放送自体が無い作品もある[注 22][注 23]。
- 近年では漫画・ライトノベル原作の作品を多用する傾向にあるキー局のTBSと比較するとアニメオリジナル作品の比率が高い。アニメ担当プロデューサーである丸山博雄は、オリジナル作品へのこだわりを打ち出した発言も行なっている[11]。
- 全日・深夜問わず、アニメの表現規制に対してTBSとは対照的に緩い傾向が観られ、過激な表現が描かれる事が少なくない。以前は放送時間帯を問わずにほぼ無修正で描写される事が大半であったが、近年はアニメ全体の表現規制の厳格化に歩調を合わせている傾向もあり、2011年の『BLOOD-C』を境に、作品によってはテレビ放送時に一部の残虐描写を修正して放送する事もある。また、『Aチャンネル』や『機動戦士ガンダムAGE』、『ハイキュー!!』のようにそのような表現が比較的少ない作品も放送している。
- また、アニメ番組のインターネット配信に関しても早くから積極的であり、『TIGER & BUNNY』においてはテレビアニメ史上初の『テレビ放送とのUstream同時配信』を実施した。
アニメ コンテンツ エキスポ(2013年)やAnimeJapan(2014年以降)、京都国際マンガ・アニメフェアにMBS(アニメ)ブースを出展している。- 深夜アニメ(UHFアニメ)の字幕放送にも積極的で、2014年の『ニセコイ』(第1期のみ)以降、無料放送ではMBSのみ字幕放送を実施することもある。2017年4月期以降は1クールにつき1作品は独自に字幕放送付きで放送している[注 24]。
- 2014年にTBSが開設したアニメ専門のECサイト「アニまるっ!」ではMBS製作作品およびMBSで放送した一部のUHFアニメも、関東地区では独立局(主にTOKYO MX)で放送されたアニメを含めて取り扱っており、トップページにも「TBSやMBSの公式アニメグッズが満載!」と明記されている。
- 近年では時間帯問わずに自社製作分では提供バックを放送しない代わりに、本編パート中に下部もしくは右下に提供クレジットを数秒表示するケースが多い。また、同様に改編期が迫ると次回作の宣伝のために、次回予告を一部もしくは全てカットするケースも目立つ。
- 2016年4月よりKBS京都から移籍する形で、アニメソング専門音楽番組『リスアニ!TV』を水曜未明(火曜深夜)にて1年間放送した。
特撮
- 代表作としては『仮面ライダーシリーズ』(昭和版)がある[注 25][注 26]。同シリーズは1990年代後半まで休日の早朝や夏休みの午前中などに再放送がたびたび行われた。また、原作者の石ノ森章太郎が亡くなった直後には石ノ森が監督・脚本・出演を務めた『仮面ライダー』第84話が夕方に追悼放送された[注 27]。
- 他にも『変身忍者 嵐』、『宇宙鉄人キョーダイン』、『大鉄人17』や『平成ウルトラマンシリーズ[注 28]』[注 29]が知られる。
- 1959年に制作された『鉄腕アトム』(関東地区はフジテレビにネット)以来、在阪局で、特撮番組を最も多く制作したことで知られる[注 30]。
- 1996年から1997年まで、深夜に過去に放送した特撮番組をピックアップした『特撮ヒーロー列伝』が放送されていた[12]。
- 『ウルトラマンコスモス』終了以降、MBSは特撮番組を制作していない。
備考
- TBS系列局が、番組の制作クレジットに放送局の略称を使うことが多い中、2011年7月24日まではほとんど略称のMBSを使用しなかった("製作著作・MBS"とはせず、"製作著作・毎日放送"とするケースがほとんど)。
- ただし、過去にTBSとの共同制作番組(アニメ『おおきく振りかぶって』・1995年のプロ野球オリックス戦緊急全国中継・『高校ラグビーハイライト』等)では「MBS」表記が使用され、現在も同局との共同制作番組『EXILE魂』でも同様の表記がみられる。また、MBS単独製作でも『明石家多国籍軍』は「MBS」を使用していた[注 31]。
- 通称を「MBSテレビ」に変更後は、順次「MBS」へ切り替えられた。また、2011年9月からはロゴを使用する際にライトグリーン色の「MBS」ロゴが使われている。
- 新聞・ポスターではテレビ画面の形にチャンネル番号の4とその下にMBSという文字を入れたロゴが使用される。チャンネル番号の4マーク及び、毎日放送の和文ロゴタイプは、現本社移転時に修正が施された。
- 2005年頃までは『JNNニュース』開始時にMBSのロゴ(文字のみ)を表示していた。また2009年3月までは夕方の全国ニュース開始時に表示する「2ヶ国語放送」テロップと同じ場所にロゴを表示していた。
- 2009年4月及び5月には、ローカル枠(再放送番組など)の一部で、番組開始時に画面右上に、当時のキャッチコピーである「おもろい4へ」というロゴを数秒間表示していた。
- MBS制作のJNN系全国ネット番組のクレジットタイトルには、"製作著作・MBS"の横にTBSグループとTBSネットワーク/JNNのシンボルマークである「ジ〜ン」が表示されている。ただし、ネット局にTBSが含まれていても番組販売形式の遅れネットとなる場合はジーンが外されることもある[注 32] など、使われないケースも見られる。詳細は「ジ〜ン#概要」および「CBCテレビ#「製作著作」クレジット表記について」を参照一方、ローカル番組では2005年3月から2007年1月まで「MBS55周年」のロゴを付けていた。また、京都府の伝統や美術に関するの番組(『美の京都遺産』など)は「MBS京都プロジェクト」のロゴを付けている。また、ブロックネット番組には、いずれのクレジットでもなく、単に“製作著作・毎日放送”とだけ書かれていた番組もある。2010年8月からは2011年9月に開局60周年を迎えることにより、一年間限定で「毎日放送 60」のロゴ表記が使われている。
- テレビ番組の放送時間変更について、告知を行わずに変更する局が多い中(特に深夜番組)、MBSでは全日、深夜にかかわらず本編中または次回予告時にテロップによる告知を行っている(突発的な変更の場合を除く)。
地上デジタル放送の局名表記は、新聞のテレビ欄とは異なり「MBS毎日放送」である。- 2014年4月、本社社屋「M館」隣接地に新たな社屋となる「B館」が建設・竣工された。この「B館」は現本社が手狭になってきたことにより、近隣のオフィスビルなどに分散しつつある各部門や、USJのスタジオ、千里丘の中継車車庫など、放送に関連する部門すべてを本社至近地に集約する目的であるとされている。
- 開局以来、局の方針としてテレビでは創価学会(聖教新聞を含む)のCMは一切受け入れてこなかったが、『アッコにおまかせ!』の2010年(平成22年)9月5日放送分で、TBSがPT参加企業の1つとして聖教新聞名義での出稿を受け入れたため、以降はTBSネットワーク全国スポンサードネット番組、かつ制作局と同時ネットの場合に「キー局の名の下に」受け入れるようになった。2012年(平成24年)4月改編でスタートした『衝撃速報!アカルイ☆ミライ』では、MBS製作の全国ネット番組と、創価学会本体名義での出稿についても解禁された。関西ローカルで流れるスポットCMについては、2012年9月に聖教新聞のCMを受け入れた。詳細は「TBSテレビ#特色」および「聖教新聞#広告出稿」を参照なお、ラジオでは2009年(平成21年)4月改編で時間帯を限定して受け入れを再開した他、学会直系の学校法人が管理運営する創価大学は出稿者として認めている。また国政選挙運動期間中の公明党のCMは法解釈上政見放送や選挙公報と同様の扱いを受け、局側の都合だけでは事実上拒否できないこともあって一般企業と同じ有償扱いで受け入れている(この姿勢は、関西テレビとテレビ熊本でもほぼ同様だが、これらの2局はMBSよりも厳しく、フジテレビをはじめとするフジテレビ系列(FNN/FNS)各局制作のスポンサードネット番組にタイム契約での出稿があったとしても容赦なくACジャパン等他のCMに差し替える。このためフジテレビ系列各局もスポンサードネット番組への創価学会関連組織のCM出稿受け入れに消極的になっている)。
関連人物
- 榎本恒幸
丸谷嘉彦(元東京支社所属プロデューサー、2007年に定年退職)
石田英司(元社会部デスク。1999年10月から2017年9月まで『ちちんぷいぷい』でニュース解説を担当)
竹田青滋(コンテンツビジネス局長、元編成局長、元アニメ部門プロデューサー、元報道部所属)- 諸冨洋史
丸山博雄(東京支社所属、アニメ・深夜ドラマ部門のチーフプロデューサー)
福岡元啓(東京支社所属、情熱大陸などドキュメンタリー番組のチーフプロデューサー)- 大谷邦郎
脚注
注釈
^ 2004年11月30日まで、近畿広域圏ではANN系列局の朝日放送もEPGのホスト局だったが、システム更新時にGガイドの配信を行っている本局に一本化され、現在は本局のみで近畿広域圏内のEPGの番組データの配信を行っている。
^ このようなかつてJNN系列局が同系列局が存在しない地域へのアナログGガイドの番組データの配信を対応していた局はこちらの項を参照。
^ 当時は地方の多くは民放局が1局のみ(札幌・名古屋は2局、福岡は3局)であり、ほとんどは民放第1局目の放送局とクロスネットとする局が多かった(名古屋、福岡など例外はある)。このようなクロスネット加盟は、1990年代以後にANNの純粋フルネット(マストバイ)が地方で増加するまでの間、地方局を中心に多くあった。
^ 2010年にテレビ東京が放送持株会社体制に移行したため、現在はテレビ東京ホールディングスの大株主である。
^ テレビ東京に社名変更した1981年から3年間、「緑さわやか」をキャッチフレーズにして新しく制定したロゴも緑色であった。MBSも2011年から緑色の新しいロゴを採用している。
^ 当時のNET系列の地方局で唯一のフルネット(マストバイ)であった。
^ それ以前の1967年から、『科学テレビ協力委員会』による東京12チャンネル再建支援の一環を兼ね、編成上の都合でNETにネットできなかった一部のMBS制作番組が東京12チャンネルへのネットとなっていた。
^ これ以後、MBSの編成から外れたNETとTXの番組は、独立県域局として開局したサンテレビジョン・近畿放送(以上1969年開局)・テレビ和歌山(1974年開局)を中心に譲渡された。特にサンテレビと近畿放送はNET系列向けの番組を制作したことがある。
^ NTV:4-YTV:10,NET:10-MBS:4
^ ブラウン管のなかに4をデザインしたもの。また、日本テレビも「4マーク」を採用していたこともあるが、デザインが異なる。
^ 山陽放送の再放送となる一部ケーブルテレビを除く。
^ 広域4局の再放送に加え、テレビ大阪、サンテレビ、テレビ和歌山の再放送をしている局もある。
^ 広域4局の再放送を行っている。
^ 朝日放送も再放送している。関西テレビと読売テレビは地元系列局(福井放送、福井テレビ)があるため再放送していないが、独立局はKBS京都とびわ湖放送の片方か両方を再放送している。
^ 2008年12月1日より、デジタル波再放送を朝日放送と同時に行う。
^ 通常、本社以外の外部スタジオには、生放送に対応するための設備(CM送出など放送の自動運行に関わる遠隔操作用スイッチ類や、主調整室など本社主要箇所との連絡用インターカム、インターホン、直通電話など)が常設されておらず、それらの機能が常設されている本社内の副調整室を「受けサブ」として開く必要がある。東京支社スタジオは、本社側の省力化やコスト軽減も目的として、これらの設備を常設しており、本社内のスタジオと同じ環境で番組の収録や生放送が可能となっている。ただし、あくまでこれらはラジオに限ったことであり、テレビについては茶屋町本社に受けサブを開く必要がある。
^ 再放送は本来の系列局である関西テレビで放送された。
^ こちらは、青森テレビ・テレビ山梨・テレビ山口・テレビ高知は放送されない。
^ こちらは、MBSのほか、TBS・CBC・HBC・RKB・MRTが同時ネット。他の局はテープネット
^ 2008年4月よりTBSが『JNN報道特集』を日曜17時30分 - 18時24分枠から土曜17時30分 - 18時50分枠へ移動・放送時間拡大の上、『報道特集NEXT(現・報道特集)』としてリニューアルする事も伴った。
^ テレビ東京製作のSDガンダム系統のテレビシリーズや『ガンダムビルドファイターズ』シリーズ、メ~テレ製作の『機動戦士ガンダムUC RE:0096』を除く。
^ 2004年10月にTBSテレビの深夜アニメ枠が開設されて以降MBSは2本全部もしくは1本のみをネットしているが、2014年7月クールと2015年10月クール、2016年10月クールおよび2017年1月クールでは2本ともMBSでは未ネット、サンテレビでネットされる事態となった。また2017年7月期以降は近畿広域圏での放送が無い。
^ 2006年4月-9月に放送されたCBC製作のアニメ『ウィッチブレイド』は関東圏ではTBSにネットされたが、関西圏の地上波ではMBSにも独立局にもネットされず未放送に終わった一例である。
^ 同時期放送であっても、有料の衛星放送であるTBSチャンネルやWOWOWでは字幕放送を行わず、MBSのみ字幕放送実施となることもある。クール後に放送の場合ではアニマックスでは字幕放送を実施することが多い(字幕の素材は別)。キッズステーションでの対応は作品により異なる。
^ 『仮面ライダーアマゾン』まではNETテレビ(現:テレビ朝日)系列で、『仮面ライダーストロンガー』以降『仮面ライダーBLACK RX』まではTBS系列で放送。
^ 『平成仮面ライダーシリーズ』(『仮面ライダークウガ』以降)はテレビ朝日制作、近畿広域圏では朝日放送テレビで放送。
^ 『仮面ライダー』がMBSで再放送されたのはこの放送が最後となった。
^ 『ウルトラマンティガ』から『ウルトラマンコスモス』までMBSが制作。『ウルトラマンネクサス』から『ウルトラマンメビウス』まではCBCが制作。
^ 『ウルトラマンシリーズ』も1980年代までは昭和期の作品(腸捻転時代に朝日放送テレビにネットされた『ウルトラマンレオ』までを含む)の再放送を行っていた。
^ ABCは腸捻転時代に制作した『好き! すき!! 魔女先生』、腸捻転解消後に制作した『それゆけ!レッドビッキーズ』(第53話 - 第77話まで)。KTVは『仮面の忍者 赤影』。ytvは『超人バロム・1』、『スターウルフ』(第14話より『宇宙の勇者 スターウルフ』に改題)と、他の在阪局はABC、ytvは2作品。KTVは1作品しか制作していない
^ 『明石家多国籍軍』の場合、スタッフクレジットを英語で表記していたため。
^ 『ロケみつ』がその代表的な例である。
出典
- ^ abcd無線局免許状等情報(毎日放送(総務省)
^ “関西AMラジオ3社が「まいど!ワイドFM」”. 日経ニューメディア IT Pro (日経BP). (2015年7月28日). http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/072802492/ 2017年4月25日閲覧。 本記事ではMBSとOBCはMBS旧アナログテレビ送信所に設置すると記載。
^ MBS 生放送を一層重視…番組に来年2月に「ライブセンター」完成で(『デイリースポーツ』2018年1月18日付記事)
^ “社長記者会見を開催しました (PDF)”. 毎日放送 (2019年1月18日). 2019年1月20日閲覧。
^ 三村景一・毎日放送社長定例記者会見(毎日放送2017年8月30日付プレスリリース)
^ 「ちちんぷいぷい」見学可能に!? 毎日放送が2019年春「ライブセンター」設置へ(『スポーツ報知』2017年8月30日付記事)
^ 毎日放送の新情報発信基地「MBSライブセンター」が28日に「ちちんぷいぷい」生放送で始動(『スポーツ報知』2019年1月18日付記事)
^ 雑誌「放送技術」2008年5月号より
^ 『毎日放送50年史』307頁より。なお、ローカルの教育番組『わたしたちの近畿』は2000年3月まで放送していた。
^ “日5:「ハガレン」「ガンダム」アニメ枠が終了へ MBS、早朝に34年ぶりの1時間アニメ枠”. MANTANWEB (MANTAN). (2016年12月20日). http://mantan-web.jp/2016/12/20/20161220dog00m200003000c.html 2016年12月20日閲覧。
^ 「まどマギ」「タイバニ」テレビ局から見たヒットの背景【後編】その4
^ 『悪魔くん』『仮面ライダー』『河童の三平 妖怪大作戦』『ジャイアントロボ』の4作品。
外部リンク
- 【MBS】毎日放送
MBS毎日放送 (@MBS_fan) - Twitter
MBS - 公式YouTubeチャンネル
ネットワーク
- 現在
|
- 過去
|
|
|
- その他関西のテレビ放送局など
|
|