伊集院駅






















































伊集院駅

橋上駅後の北口(2016年4月)
橋上駅後の北口(2016年4月)


いじゅういん
Ijūin



東市来 (5.9km)
(5.3km) 薩摩松元

所在地
鹿児島県日置市伊集院町徳重407番地
北緯31度37分47.65秒 東経130度23分46.89秒 / 北緯31.6299028度 東経130.3963583度 / 31.6299028; 130.3963583

所属事業者
九州旅客鉄道(JR九州)
所属路線
鹿児島本線
キロ程
28.8km(川内起点)
門司港から378.0km
電報略号
シウ
駅構造
橋上駅
ホーム
1面2線
乗車人員
-統計年度-

2,457人/日(降車客含まず)
-2016年-
開業年月日
1913年(大正2年)10月11日
備考
業務委託駅
みどりの窓口 有
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伊集院駅

いじゅういん
Ijūin


(4.6km) 上日置

所属事業者
鹿児島交通
所属路線
枕崎線
キロ程
0.0km(伊集院起点)
駅構造
地上駅
ホーム
1面2線
開業年月日
1914年(大正3年)4月1日
廃止年月日
1984年(昭和59年)8月1日*

* 実質的な廃止日は1983年(昭和58年)6月21日。当日から1984年(昭和59年)の正式廃止に至るまで列車の運転は無かった。

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伊集院駅(いじゅういんえき)は、鹿児島県日置市伊集院町徳重にある、九州旅客鉄道(JR九州)鹿児島本線の駅である。


旧伊集院町内唯一の鉄道駅で、日置市の代表駅。1984年(昭和59年)まで枕崎駅までを結ぶ鹿児島交通枕崎線(南薩鉄道)が接続していた。




目次






  • 1 歴史


  • 2 駅構造


    • 2.1 のりば




  • 3 利用状況


  • 4 駅周辺


    • 4.1 バス




  • 5 隣の駅


    • 5.1 かつて存在した路線




  • 6 脚注


  • 7 関連項目


  • 8 外部リンク





歴史




橋上化される前の駅舎




  • 1913年(大正2年)10月11日 - 川内線として東市来駅 - 鹿児島駅間が開通したのに伴い、鉄道院により当駅が開設される[1]


  • 1914年(大正3年)4月1日 - 南薩鉄道(のちの鹿児島交通枕崎線)当駅 - 伊作駅間開業。


  • 1927年(昭和2年)10月17日 - 八代 - 川内 - 鹿児島駅間全通により川内本線から鹿児島本線に改称。


  • 1949年(昭和24年)2月1日 - 南薩鉄道が当駅 - 鹿児島駅まで国鉄に乗入開始(1日2往復)。


  • 1954年(昭和29年)11月11日 - 南薩鉄道鹿児島乗入れが3往復に増加。


  • 1983年(昭和58年)


    • 6月21日 - 豪雨被害により、鹿児島交通枕崎線全線休止。


    • 7月1日 - 鹿児島交通枕崎線日置 - 加世田間で営業を再開。




  • 1984年(昭和59年)3月18日 - 当駅 - 日置間が復旧しないまま、鹿児島交通枕崎線全線が廃止。


  • 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR九州が継承。


  • 2004年(平成16年)3月13日 - 九州新幹線部分開業に伴うダイヤ改正により、当駅に停車する特急列車が消滅。また、九州新幹線開業に伴うドリームつばめ廃止に伴い鹿児島中央駅→川内駅間で最終列車として運行される快速列車の停車駅となる(ただし、鹿児島中央駅から当駅までは各駅停車。)。


  • 2008年(平成20年)3月15日 - 肥薩おれんじ鉄道線に直通する快速列車が運行開始、停車駅となる。


  • 2011年(平成23年)3月12日 - 川内エクスプレスが運行を開始し、当駅に停車する特急列車が復活する。


  • 2012年(平成24年)12月1日 - ICカードSUGOCAの利用を開始[2]


  • 2015年(平成27年)6月6日 - 駅舎が橋上駅化され、北口駅前広場(建設中)と南口駅前広場を結ぶ自由通路が設置される[3][4][5]

  • 2016年(平成28年)3月25日 - 川内エクスプレスが運行終了。



駅構造


島式ホーム1面2線を有する橋上駅。現在の駅舎は、2011年着工[6]、2015年(平成27年)6月6日に供用を開始した橋上駅舎で[3]、3代目駅舎にあたる。北口と南口を結ぶ自由通路と連結されている[3][4]。北口、南口とホームの3箇所には、エレベーターも設置されている。また、北口階段降り口とエレベーター入口そばにある駅構内壁面には、甲冑、薩摩焼、薩摩琵琶、日置瓦と日置瓦製の鯱が展示されている。


JR九州サービスサポートが駅業務を行う業務委託駅で、みどりの窓口が設置されている。タッチパネル式の自動券売機が2台設置(1台がICカード・オレンジカード対応、1台が非対応)、改札内にはICカードチャージ機が設置されている。IC乗車カード「SUGOCA」の利用が可能(相互利用可能ICカードはSUGOCAの項を参照)で、自動改札機が設置されている。SUGOCAは、みどりの窓口や自動券売機(無記名式のみ)で購入できる。


北口前広場は2016年度に利用が始まり、同時に広場の未完成部分と駐車場についても整備が行われ[3][5]、残る南口前も交差点やロータリー等の形状を一新する約3200平方メートルの整備が2018年に完了。同年3月30日、南口前でJR伊集院駅周辺整備事業の完成式典が市長を含む約90人の関係者出席のもと行われ、日置市内に工場があるシチズン時計が南口へ新たに寄贈した時計塔の除幕式も行われた[6]。南口前広場には、彫刻家の中村晋也が制作して1988年(昭和63年)10月に建立された勇ましく馬にまたがる島津義弘の銅像があり、交番や2階部分に屋外広告LEDビジョンが設置されている日置市観光案内所も隣接している。


かつて当駅から熊本方面の東市来駅側には頭端式の留置線群が本線の北側に並行して伸びており、本線が徳重トンネルを通過する間も留置線はトンネルに入らずに伸びており、トンネル出口付近で再び本線と並行していた。2000年中ごろまでに留置線が不要となり撤去されたが、架線柱の一部は本線と留置線を跨ぐ幅広のものが数本そのまま残っている。なお留置線と共に使用されていた本線上下線間の片渡り線は現在も存置され運用中である。


旧鹿児島交通枕崎線の線路にあたる部分は、橋上化前は駐車場として供用されていた。2009年8月26日放映のテレビ朝日の「ナニコレ珍百景」でも、「珍百景No.371 電車以外が走る線路」として取り上げられた[7]。この駐車場は遠方(鹿児島県外)への列車を利用する場合は、無料で利用が可能であった[8]



のりば
























のりば 路線 方向 行先 備考
1

鹿児島本線
上り

串木野・川内方面
一部2番のりば
2

鹿児島本線
下り

鹿児島中央方面
一部1番のりば

基本的に上下別でホームを使い分けるが、折り返し列車の発着の関係で逆のホームから発車する列車もある。




利用状況


2016年(平成28年)度の1日平均乗車人員は2,457人である[9]


























































年度
1日平均
乗車人員
1日平均
乗降人員
2007
2,547
5,087
2008
2,559
5,102
2009
2,548
5,090
2010
2,516
5,015
2011
2,520
5,032
2012
2,610
5,208
2013
2,698
5,380
2014
2,528
5,051
2015
2,535
5,071
2016
2,457



駅周辺



  • 日置市役所(旧・伊集院町役場)


  • 一宇治城跡(中世伊集院氏の居城)
    • 歴史公園として整備され、敷地内にはフランシスコ・ザビエルと島津貴久の会見の記念碑もある。


  • 伊集院護国神社

  • 徳重神社

  • 妙円寺

  • 伊集院簡易裁判所

  • 鹿児島県立伊集院高等学校

  • 日置市立伊集院小学校

  • 日置市立伊集院中学校

  • 鹿児島城西高等学校

  • 鹿児島育英館中学校・高等学校



バス


駅前に「伊集院」バス停がある。




  • 鹿児島交通

    • 51:伊集院高校 - 小山田 - 草牟田 - 天文館 - 鹿児島駅

    • 57:伊集院高校 - 郡山 - 小山田 - 草牟田 - 天文館 - 鹿児島駅

    • 71:犬迫 - 草牟田 - 天文館 - 鹿児島駅

    • 51,57:湯之元 - 市来 - 串木野・川内営業所・羽島


    • 日置市コミュニティバス:妙円寺団地方面(左回り・右回り)


    • さつま湖 - 伊作 - 金峰 - 加世田 - 田之野 - 枕崎

    • 伊集院高校

    • 城西高校

    • 鹿児島空港




  • 南国交通

    • 4:松元 - 上伊集院 - 天文館 - 鹿児島中央駅 - 吉野ゴルフ場

    • 4:飯牟礼郵便局前





隣の駅



九州旅客鉄道

鹿児島本線


快速「オーシャンライナーさつま」(土休日のみ運行)

串木野駅 - 伊集院駅 - 鹿児島中央駅



普通

東市来駅 - 伊集院駅 - 薩摩松元駅






かつて存在した路線



鹿児島交通



枕崎線

伊集院駅 - 上日置駅





脚注


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  1. ^ 『日本鉄道旅行地図帳 12号 九州沖縄』 p.50 新潮社


  2. ^ 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (2012年12月4日) 

  3. ^ abcd礒部修作(2015年6月7日). “連絡通路を新設、行き交いが楽に JR伊集院駅新駅舎”. 朝日新聞(朝日新聞社)

  4. ^ ab鹿児島)伊集院駅の新駅舎が完成 南北駅前をつなぐ(2015年6月7日付) - 朝日新聞、2015年6月8日閲覧。

  5. ^ ab『“街の玄関”リニューアル JR伊集院駅完成』(2015年6月6日付) - 南日本新聞、15面

  6. ^ ab伊集院駅南口を一新 周辺整備事業が完了 南日本新聞2018年3月30日、2018年4月22日閲覧。


  7. ^ 珍百景コレクション2009年8月26日 OA - テレビ朝日 2011年10月25日閲覧。


  8. ^ JR鹿児島線 伊集院駅(九州の駅ゆったり紀行) - 西日本新聞 2011年10月25日閲覧。


  9. ^ 駅別乗車人員上位300駅(平成28年度) (PDF)”. 九州旅客鉄道 (2017年7月31日). 2017年8月7日閲覧。




関連項目






  • 日本の鉄道駅一覧


外部リンク



  • 伊集院駅(駅情報) - 九州旅客鉄道





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