プラスティック・オノ・バンド




































プラスティック・オノ・バンド
Plastic Ono Band
ジャンル
ロック
活動期間
1969年-1974年
2009年-
レーベル
アップル
共同作業者
フィル・スペクター
メンバー
オノ・ヨーコ
ショーン・レノン
小山田圭吾
清水ひろたか
あらきゆうこ
本田ゆか
旧メンバー
ジョン・レノン
ジョージ・ハリスン
リンゴ・スター
エリック・クラプトン
クラウス・フォアマン
ビリー・プレストン
フィル・スペクター
ニッキー・ホプキンス
キース・ムーン
ジム・ケルトナー
アラン・ホワイト
ボビー・キーズ

プラスティック・オノ・バンドPlastic Ono Band)は、1969年にジョン・レノンとオノ・ヨーコを中心に結成されたバンド。




目次






  • 1 解説


  • 2 参加メンバー


  • 3 作品


    • 3.1 アルバム


    • 3.2 シングル


    • 3.3 映像作品


      • 3.3.1 ライブ演奏


      • 3.3.2 ドキュメンタリー・記録






  • 4 補足


  • 5 関連項目





解説


ビートルズ解散直前の1969年頃から、各メンバーのソロ活動が本格的に始まっており、それぞれがアルバムを発表するに至っている。その中で、ジョンはヨーコと共に音楽活動を開始する。その際に結成されたのがプラスティック・オノ・バンドである。


このバンド形態はビートルズ解散後も引き継がれていくが、固定メンバーには拘らず、レコーディング毎にメンバーは入れ替わっている。むしろ、その時のレコーディングに呼ばれたミュージシャンが、メンバーとしてクレジットされる。


「プラスティック・オノ・バンド」という名称が使用されているのは単独に限れば、1970年発表のシングル「インスタント・カーマ」までであり、「ジョン・レノン&〜・」「オノ・ヨーコ&〜」「ジョン&ヨーコ〜」と頭に個人または共同名義クレジットが施されたものも含めると、1972年発表の『サムタイム・イン・ニューヨーク・シティ』までであり、以降ジョン個人名義に限れば「プラスティック・ユー・エフ・オノ・バンド」(『マインド・ゲームス』)→「プラスティック・オノ・ニュークリアー・バンド」(『心の壁、愛の橋』)を経てバンドクレジット消滅となっている。


1974年8月10日、福島県郡山市の開成山公園で行われたワンステップフェスティバルにヨーコ・オノ&プラスチック・オノ・スーパー・バンドとして、内田裕也、沢田研二、井上堯之バンド、上田正樹、安全バンド、イエロー、トランザム、かまやつひろし、クリエイション、加藤和彦、外道、四人囃子、ウエスト・ロード・ブルース・バンド、ダウン・タウン・ブギウギ・バンド、つのだひろ、はちみつぱい、めんたんぴん、りりぃ、センチメンタル・シティ・ロマンス、サディスティック・ミカ・バンド、シュガー・ベイブ、サンハウスらとともに出演した。この際はオノの単身来日であり、バックは内田裕也と1815ロックンロールバンドを中心とする他の出演者たちの混成メンバーがつとめている。


オノは2009年9月より YOKO ONO PLASTIC ONO BANDとして、ショーン・レノンや小山田圭吾らと共に音楽活動を再開した。



参加メンバー


  • 1969年6月1日 「平和を我等に」レコーディング


ジョン(リード・ボーカル、アコースティック・ギター)、ヨーコ(コーラス)、トミー・スムーザー(ザ・スムーザー・ブラザーズ、アコースティック・ギター)、ティモシー・リアリー(心理学者)と妻のローズマリー、ジョセフ・シュワルツ(化学者)、ペトゥラ・クラーク(歌手)、ディック・グレゴリー(コメディアン)、アレン・ギンズバーグ(詩人)、マレー・ザ・K(ラジオDJ)、デレク・テイラー(ビートルズ広報)、フィル・スペクター(音楽プロデューサー)などとその場にいた報道陣(コーラス)

PLASTIC ONO BAND


  • 1969年9月13日 ロックン・ロール・リバイバル・コンサート


ジョン(ボーカル、ギター)、ヨーコ(ボーカル、パフォーマンス)、エリック・クラプトン(ギター)、クラウス・フォアマン(ベース)、アラン・ホワイト(ドラムス)

THE PLASTIC ONO BAND


  • 1969年9月25日 「冷たい七面鳥(コールド・ターキー)」レコーディング


ジョン(ボーカル、ギター)、エリック・クラプトン(ギター)、クラウス・フォアマン(ベース)、リンゴ・スター(ドラムス)

PLASTIC ONO BAND


  • 1969年12月15日 『ピース・フォー・クリスマス』コンサート


ジョン、ヨーコ、ジョージ・ハリスン、エリック・クラプトン、ビリー・プレストン、キース・ムーン、デラニー&ボニー他

PLASTIC ONO SUPER BAND


  • 1970年1月27日 「インスタント・カーマ」レコーディング


ジョン(ボーカル、キーボード)、ビリー・プレストン(ピアノ)、クラウス・フォアマン(ベース、バック・ボーカル)、アラン・ホワイト(ドラムス)、ジョージ・ハリスン(ギター、バック・ボーカル)、オノ・ヨーコ(バック・ボーカル)、マル・エヴァンス(チャイム、手拍子)、アラン・クライン他(バック・ボーカル)

JOHN ONO LENNON/PLASTIC ONO BAND


  • 1970年9月26日~10月9日 『ジョンの魂』レコーディング


クラウス・フォアマン(ベース)、リンゴ・スター(ドラムス)、ビリー・プレストン(ピアノ、「ゴッド」のみ)、フィル・スペクター(ピアノ、「ラヴ」のみ)

JOHN LENNON/PLASTIC ONO BAND


  • 1971年1月・2月 「人々に勇気を」レコーディング


ロゼッタ・ハイタワー 他(バック・ボーカル)、ボビー・キーズ(サックス)、ビリー・プレストン(キーボード)、クラウス・フォアマン(ベース)、アラン・ホワイト(ドラムス)

JOHN LENNON/PLASTIC ONO BAND


  • 1971年

Bill Elliot and The Elastic Oz Band

  • 1971年 『フライ』レコーディング

Yoko Ono and The Plastic Ono Band with Joe Jones Tone Deaf Music Co.

  • 1971年11月


ジョン、ヨーコ、クラウス・フォアマン、ニッキー・ホプキンス、ジム・ケルトナー、フィル・スペクター - プロデュース

THE JOHN LENNON & YOKO MOBILE MUSIC POLITICAL PLASTIC ONO BAND FUN SHOW


  • 1972年 "APPROXIMATELY INFINITE UNIVERSE" レコーディング

YOKO ONO/PLASTIC ONO BAND with Elephant's Memory, Endless Strings and Choir Boys

  • 1972年 『サムタイム・イン・ニューヨーク・シティ』レコーディング


John & Yoko/Plastic Ono Band

PLASTIC ONO BAND with Elephant's Memory and Invisible Strings


  • 1972年 TV出演

PLASTIC ONO ELEPHANT'S MEMORY BAND

  • 1973年 「女性上位ばんざい」レコーディング

Yoko Ono and The Plastic Ono Band with Elephant's Memory

  • 1973年7月 "STRAIGHT TALK" レコーディング


ケン・アッシャー(キーボード)、デヴィッド・スピノザ(ギター)、ゴードン・エドワーズ(ベース)、ジム・ケルトナー(ドラムス)

PLASTIC U.F.ONO BAND

YOKO ONO/The Plastic Ono Band and Something Different


  • 1974年 『心の壁、愛の橋』レコーディング


ジェシ・エド・デイヴィス(ギター)、クラウス・フォアマン(ベース)、ニッキー・ホプキンス(キーボード)、ボビー・キーズ(サックス)、ハル・ブレイン(ドラムス)

PLASTIC ONO NUCLEAR BAND


  • 2009年 『ビトウィーン・マイ・ヘッド・アンド・ザ・スカイ』レコーディング



ショーン・レノン(アコースティック&エレクトリック・ギター、ピアノ、キーボード、ベース、ドラムス、パーカッション)、小山田圭吾(ギター、ベース、テノリオン、プログラミング、パーカッション)、清水ひろたか(ギター、パーカッション)、あらきゆうこ(ドラムス、パーカッション)、本田ゆか(プロツールス、サンプラー、エレクトリックピアノ、オルガン、パーカッション)他

YOKO ONO PLASTIC ONO BAND


  • 2013年 『地獄の果てまで連れてって』レコーディング


ショーン・レノン、本田ゆか、小山田圭吾、清水ひろたか、あらきゆうこ、Nels Cline(ウィルコ)、チューン・ヤーズ、Questlove、Ad-Rock&Mike D(ビースティ・ボーイズ)他。

YOKO ONO PLASTIC ONO BAND



作品



アルバム




  • 平和の祈りをこめて - LIVE PEACE IN TORONTO 1969 (1969年)


  • ジョンの魂 - JOHN LENNON/PLASTIC ONO BAND (1970年)

  • ヨーコの心 - YOKO ONO/PLASTIC ONO BAND (1970年)


  • イマジン - IMAGINE (1971年)

  • フライ - FLY (1971年)


  • サムタイム・イン・ニューヨーク・シティ - SOME TIME IN NEW YORK CITY (1972年)

  • 無限の大宇宙 - APPROXIMATELY INFINITE UNIVERSE (1973年)


  • ヌートピア宣言 - MIND GAMES (1973年)

  • 空間の感触 - FEELING THE SPACE (1973年)


  • 心の壁、愛の橋 - WALLS AND BRIDGES (1974年)


  • ライヴ・イン・ニューヨーク・シティ - LIVE IN NEW YORK CITY (1986年)

  • ビトウィーン・マイ・ヘッド・アンド・ザ・スカイ - Between My Head and the Sky (2009年)

  • 地獄の果てまで連れてって - Take Me to the Land of Hell (2013年)



シングル





  • 1969年 「平和を我等に/ヨーコの心」プラスティック・オノ・バンド

  • 1969年 「冷たい七面鳥(コールド・ターキー)/京子ちゃん心配しないで」プラスティック・オノ・バンド

  • 1970年 「インスタント・カーマ/誰が風を見た」プラスティック・オノ・バンド

  • 1970年 「マザー」ジョン・レノン/「ホワイ」オノ・ヨーコ

  • 1971年 「人々に勇気を」ジョン・レノン、プラスティック・オノ・バンド/「オープン・ユア・ボックス」ヨーコ・オノ、プラスティック・オノ・バンド

  • 1971年 「イマジン/イッツ・ソー・ハード」ジョン・レノン

  • 1971年 「ミセス・レノン/ミッドサマー・ニューヨーク」ヨーコ・オノ

  • 1971年 「ハッピー・クリスマス(戦争は終った)/ほら、聞いてごらん、雪が降っているよ」ジョン&ヨーコ(プラスティック・オノ・バンド

  • 1972年 「女は世界の奴隷か!」JOHN LENNON/PLASTIC ONO BAND/「シスターズ・オー・シスターズ」YOKO ONO/PLASTIC ONO BAND

  • 1972年 「ローカル・プラスティック・オノ・バンド/リバレーション・スペシャル」エレファンツ・メモリー、制作:ジョン・レノン&ヨーコ・オノ

  • 1975年 「イマジン」ジョン・レノン、演奏:プラスティック・オノ・バンド/「労働階級の英雄」ジョン・レノン

  • 1975年 「夢の夢/ホワット・ユー・ガット」ジョン・レノン、バッキング:プラスティック・オノ・ニュークリア・バンド




映像作品



ライブ演奏




  • スウィート・トロント - SWEET TORONTO [VHS & LD & DVD]


  • ジョン・レノン・ライヴ - LIVE IN NEW YORK CITY(1986年)[VHS & LD]

  • ワン・トゥ・ワン - ONE TO ONE [VHS]



ドキュメンタリー・記録




  • メイキング・オブ・『ジョンの魂』 - (2008年) [DVD]

  • イマジン - IMAGINE: THE FILM [VHS & LD]


  • ギミ・サム・トゥルース - GIMME SOME TRUTH(2000年)[VHS & DVD]

  • the マイク・ダグラス ショー with ジョン・レノン&ヨーコ・オノ [VHS &DVD]



補足



  • ジョンとヨーコは、1972年にバンド「エレファンツ・メモリー」をバック・バンドに活動している。エレファンツ・メモリーはパーマネントなバンドであり、正確にはプラスティック・オノ・バンドには含まれないが、バック・バンドとして「プラスティック・オノ・メモリー・バンド」と名乗っている場合もある。


  • ポール・マッカートニーのソロシングル「カミング・アップ」のプロモーション・ビデオではポールが一人で十人のバンドメンバーを演じたが、この中で「THE PLASTIC MACS」というバンド名を使っている。のちにポール自身が「プラスティック・オノ・バンドのパロディであった」と認めている。

  • 日本のサディスティック・ミカ・バンドは、このプラスティック・オノ・バンドの響きを元にして名付けられた。



関連項目



  • ウイングス

  • サディスティック・ミカ・バンド




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