Pokemon GO







本来の表記は「Pokémon GO」です。この記事に付けられた題名は、技術的な制限により、記事名の制約から不正確なものとなっています。




この項目には、一部のコンピュータや閲覧ソフトで表示できない文字(Pokemonのeにアクセント記号「アキュート・アクセント」がついた (é) もの)が含まれています(詳細)































































Pokémon GO

Pokémon Go App.jpg
対応機種
iOS、Android
開発元
アメリカ合衆国 Niantic, Inc.
発売元
アメリカ合衆国 Niantic, Inc.
ディレクター
野村達雄[1][2]
音楽
増田順一[3]
美術
デニス・黄[4]
コザキユースケ[5]
シリーズ
ポケットモンスター
バージョン
iOS:1.31.0
Android:0.61.0
人数
シングルプレイ、マルチプレイ
発売日
オーストラリアニュージーランドアメリカ合衆国 2016年7月6日
ドイツ 2016年7月13日
イギリス 2016年7月14日
イタリアスペインポルトガル 2016年7月15日
キプロスグリーンランドヨーロッパ24か国 2016年7月16日
カナダ 2016年7月17日
日本 2016年7月22日
フランス 2016年7月24日
香港 2016年7月25日
メキシコ中米統合機構の旗南米諸国連合の旗 2016年8月3日
ASEAN 及び中華民国パプアニューギニアソロモン諸島フィジーミクロネシア連邦パラオ 2016年8月6日
大韓民国 2017年1月24日
必要環境
iOS:11.0以降(2018年2月27日から、iPhone 5s以降)
Android:4.4以降
サイズ
iOS:246.7MB
Android:60MB
エンジン
Unity
その他
対応言語
日本語、イタリア語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、ポルトガル語、英語
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Pokémon GO(ポケモン ゴー)は、ナイアンティックと株式会社ポケモンによって共同開発されたスマートフォン向け位置情報ゲームアプリ[6][7][8]。対応プラットフォームはAndroidとiOS[9]


日本のメディアでは一般的に「ポケモンGO」として報道されており、一部記事タイトルでは「ポケGO」の略語も使われている[10][11]。以下、日本語版ウィキペディアの本項目では原則として「ポケモンGO」と表記する。




目次






  • 1 概要


  • 2 ゲームシステム


    • 2.1 今後の実装予定機能


    • 2.2 Pokémon GO Plus


    • 2.3 イベント




  • 3 動作環境


  • 4 沿革


  • 5 反響と影響


    • 5.1 影響


    • 5.2 ギネス記録


    • 5.3 各国での現象


    • 5.4 類似アプリ


    • 5.5 政治家の反応


    • 5.6 宗教家の反応


    • 5.7 芸能人の反応


    • 5.8 正式発表前のポケモン登場による反響




  • 6 安全対策


    • 6.1 ガイドラインと利用規約


    • 6.2 13歳未満の利用


    • 6.3 課金の安全対策


    • 6.4 不正対策




  • 7 問題点


    • 7.1 プライバシーが懸念される問題点


    • 7.2 関連した事故・事件・不祥事


    • 7.3 ゲームシステムの問題点


    • 7.4 メディア報道の問題点


    • 7.5 その他




  • 8 メリット


    • 8.1 うつ病などの治癒効果


    • 8.2 地域活性化


    • 8.3 健康




  • 9 提携店舗制度


  • 10 既知の不具合


  • 11 関連項目


  • 12 脚注


    • 12.1 注釈


    • 12.2 出典




  • 13 外部リンク





概要


Niantic Labsによるアプローチにより[12]、任天堂の岩田聡と株式会社ポケモンのCEO石原恒和が協力してお馴染みのポケモンキャラクターと「Ingress」を基礎とする拡張現実 (AR) を組み合わせたスマートフォン向けGPS位置情報ゲームである[13]。ポケモンGOの開発には、Google、任天堂、フジテレビ等の各企業パートナーらからの投資資金を受けている[14][15]


スマートフォンのGPS機能を使用しながら移動することでポケットモンスターキャラクターの捕獲・育成・交換・バトルを画面上でプレイする。基本プレイは無料で、課金アイテムが用意されている。また、国内外のイオングループの約3500店舗や、マクドナルドとソフトバンクショップとY!mobile等々ともポケストップ及びジムとして連携している[16]。2016年だけで、9億5000万ドル(約1090億円)を売り上げた[17]。2017年には売上が落ち込んだが、2018年は対前年比35%増の7億9500万ドル(約860億円)を売上を達成し、累計22億ドル(約2380億円)に到達した[18]



ゲームシステム



ストーリー

ゲーム中の世界には、不思議な生き物がたくさん生息している。これらの生き物は総称して「ポケモン」と呼ばれている。ポケモンGOの世界では、ウィロー博士という人物がこれらのポケモンを集めて様々な研究を行っている。ある日、プレイヤー(主人公)は、このウィロー博士に研究の手伝いを頼まれる事になった。プレイヤーは、世界中の未知のポケモンをたくさん捕まえて図鑑に登録したり、博士にポケモンを送るという壮大な目標をもって旅に出る。

プレイヤーはポケモントレーナーとなり、現実世界を歩いて探索し、ポケモンを捕獲・育成・バトル・交換などをすることができる。

ポケモンの捕獲

ゲーム内のあらゆる場所では、ポケモンと遭遇する場合がある。ポケモンが自分の近くに現れると、スマートフォンが振動して通知する。AR機能を利用しスマホのカメラ機能を作動させ、画面内に映る現実風景の上に重なるように現れたポケモンに対して、モンスターボールをスワイプして投げ、うまくポケモンに当たると捕獲できる[注 1]


昼と夜の概念や場所によって出現率が変わるポケモンもいる。またカメラ機能を使えばポケモンを撮影可能。新しいポケモンを捕まえると、ポケモン図鑑に登録される[注 2]。アップデートでポケモンを捕まえた場所を市区町村のレベルで記録できるようになり、どの地域で捕まえたかなどがわかるようになった。

特定のポケモンが大量に出現する、ポケモンの巣と呼ばれる場所があり、1週間を目安に出現するポケモンが変わる。[独自研究?]

ポケモンの育成、進化

ポケモンの強さを表す指標として、Combat Points(CP、コンバットポイント)があり、攻撃力、防御力、HPとポケモンのレベルによって計算される。各ポケモンにはこうげき、ぼうぎょ、HPの3種類のパラメータを16段階で評価した、一般的に「個体値」と呼ばれる値が割り当てられており、同種同レベルのポケモンであっても、この個体値が高いほど強いポケモンとなる。個体値はレベルアップや進化によって変化することはない。また「アメ」や「ほしのすな」を使用してポケモンのCPをアップさせたり、ポケモンを進化させる事ができる。第二世代追加後は一部のポケモンの進化には「たいようのいし」などの進化用アイテムが必要となる。[19]

ゲーム内には「ポケモンのたまご」もあり、ユーザーが指定された距離を現実世界で歩くことで、たまごからふ化させることができる。たまごのふ化で手に入るポケモンは個体値が高めに設定されている。

育成に必要な「アメ」や「ほしのすな」はポケモンの捕獲、たまごのふ化等で手に入れることができる。

トレーナーレベル

トレーナーレベルは、トレーナーの強さを大まかに表す指標である。トレーナーレベルを上げるには、ポケモンを捕まえる、ポケストップを回す、レイドバトルで勝利するなどの行動でもらえるXPを一定値までためることが必要となる。トレーナーレベルが高くなると、「スーパーボール」や「ハイパーボール」、「すごいキズぐすり」など高性能なアイテムがアンロックされる。さらにポケモンの強化上限を引き上げたり、高いCPの野生ポケモンが出現しやすくなる(レベル30で上限に達する)。トレーナーレベルは1から始まり、上限は2019年3月末時点でレベル40である[20]

ポケストップ

ポケストップは、様々なアイテムを補給できる拠点である。マップ上のあらゆる場所(名所旧跡・有名なモニュメント等)に配置されており、モンスターボールや回復アイテムなどの道具が無料で手に入る。

ポケストップの位置情報やその名称は、Ingressのポータルのデータが流用されている。

ポケストップにルアーモジュールを使うことで、30分間ポケモンを引き寄せる効果を得ることができる。この効果はルアーモジュールを使った人以外の人たちも受けることができる。

チームシステム

トレーナーレベルが5以上になると、ゲーム内の3つのいずれかのチームに加入できる。チーム名とチームリーダーは、「チーム ヴァーラー(赤)/チームリーダー キャンデラ (Candela)」、「チーム ミスティック(青)/チームリーダー ブランシェ (Blanche)」、「チーム インスティンクト(黄)/チームリーダー スパーク (Spark)」の3つがある。チームリーダーはシルエットのみだったが公式にチームリーダー名とビジュアルが公開された[21]。この3つのいずれかのチームに所属すると、トレーナーはそのチームの一員として味方ジムの防衛や、相手ジムの攻撃などの活動に参加できる(後述)。

ジム

ジムは、自分のポケモンと相手チームのポケモン同士で試合ができるバトル拠点である[注 3]。ゲーム内では、さまざまな場所にジムが配置されている。

ジムは占有チームによって色分けされており、反対に誰も属していないジムは「無所属のジム」という状態になる。この「無所属のジム」にプレイヤーのポケモンを配置した場合、プレイヤーが参加している味方チームのものとなる。ジムを獲得した味方チームは、協力してこの「ジム」を守らなければならない。また相手チームがすでに「ジム」を占拠している場合は、そこにジムバトルを仕掛けてジムを奪う事もできる。ジムバトルではポケモンが持つ2つまたは3つのわざを使って、相手のポケモンと戦う。相手のポケモンからの攻撃は、画面を左右にスワイプして避ける事も可能。バトルに勝利すると相手の「ジム」の名声の値が下がっていき、ゼロになると「無所属のジム」になる。味方チームの「ジム」では、「ジム」に配置されたポケモンとトレーニングすることができ、「名声」の値と「ジム」のレベルを上げることができた(2017年6月23日廃止、後述)。「ジム」のレベルが上がると、より多くのトレーナーが「ジム」に所属し、ポケモンを配置できるようになる。1人のトレーナーが1つのジムに配置できるポケモンは1匹のみ。

味方ジムを防衛し続けると、チームリーダーから最短で21時間ごとにポケコイン(1ジムにつき10コイン)などの報酬を獲得できたが、後述のシステム変更によって報酬のシステムも改められた。


2017年6月1日、ジムのシステムが変更され、トレーニング機能が無くなり、1つのジムに早いもの順に6匹まで配置でき、同じポケモンは配置できなくなった。

ジムに配置されたポケモンには「やる気」が新設され、バトルでの敗北や時間の経過とともに減っていき、0になるとジムから退場する。やる気は木の実を与えることで回復する。中でも「きんのズリのみ」や「ぎんのパイルのみ」というアイテムを使うと、やる気を1度に全て回復する事ができる。

ジム防衛の報酬は10分につき1コインで、1日50コインが上限となる。

ジムバッジが新設され、ジム防衛やレイドによってバッジのランクが無→銅→銀→金とアップする。

ジムにフォトディスクが設置され、ジムバッジのランクに応じた数のアイテムが得られる。

タイプ

ポケモンのタイプは『ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア』のものが使われている。

タイプの相性は基本的にゲーム本編と同じだが、ポケモンGOでは「効果がないようだ…」は存在せず、「効果は今ひとつだ」となっている。

相性による与ダメージの倍率はバツグンが1.4倍、今ひとつが0.714倍、本編で無効は0.51倍、ポケモンのタイプとわざのタイプが一致している時は1.2倍(タイプ相性倍率改定後の数値)。

メダル

ゲーム内には様々なチャレンジがあり、達成すると「メダル」を入手できる。獲得したメダルは、プロフィール画面で見ることができる。またメダルのランクアップによって、そのメダルに対応したタイプのポケモンが捕まえやすくなったり、新しい服飾アイテムが購入可能になったりする。

ポケコイン

有料アイテム。経験値を2倍にする「しあわせタマゴ」やポケモンの出現率をアップする「おこう」など、ゲームを有利に進める事のできるアイテムを購入できる。

ポケモンを調べてもらう

ポケモンの強さを評価してくれる機能でチームリーダー(キャンデラ、ブランシェ、スパーク)が教えてくれる。

相棒ポケモン

持っているポケモンから相棒を選ぶことができ、一緒に歩く事でそのポケモンのアメをボーナスとして手に入れることができる。相棒は変更可能。

デイリーボーナス

毎日ポケモンを捕まえたり、ポケストップを訪れたりするとボーナスとしてXPやほしのすな、特定のポケモンの進化に必要な道具等がもらえる。

新種ポケモンの追加

ポケモンの追加の仕方にもいろいろある。第一世代(赤・緑)のメタモンは伝説のポケモンではなく普通のポケモンだが、「へんしん」という特殊なわざを持っていることから遅れて単体で追加された。第二世代(金・銀)のポケモンが追加された時には、同時に全ての第二世代が追加されたのではなく、まずは2016年12月に第一世代のポケモンの進化前をメインとしたベイビィポケモンの卵という形で追加され、その後、2017年2月17日に全ての第二世代ポケモンが追加された。その後、第三世代(ルビー・サファイア)のポケモンもほぼ実装され、さらに2018年11月15日には第四世代(ダイヤモンド・パール)のポケモンも一部実装された。

レイド機能


2017年7月23日に実装。ジムにレイドボスが現れ、ジムを占拠する。これに対して最大20人のチームを組み挑戦する。

ボスの強さは1から5までの5種類あり、強いボスを倒すほどボーナスアイテムの量が増え、珍しいアイテムが出やすくなる。


わざマシンはこのボーナスの中で現れる。ポケモンgoにおいてはポケモンのわざはランダムで決まり、変えることができなかったが、このわざマシンの実装により変更できるようになった[22]

ミュウツー等をGETできる特別なレイドバトル EXレイドがテストを重ね正式追加。該当するジムにおけるレイドバトルにより多く勝利している等の条件を満たすとEXレイドの招待状がもらえ、公式パートナーおよび公園のジムで発生するEXレイドに参加できる。

Apple Watch対応

2016年12月23日にApple Watchにも対応した。これによりポケストップでのアイテム獲得やポケモン出現時の通知などPokémon GO Plusと同等の機能が提供されるほか、タマゴの孵化やメダル獲得の通知もされ、Apple Watchの画面上での操作が可能になり、さらに移動距離・プレイ時間・消費カロリー・獲得アイテムも画面上で確認可能となる[23][24]

天気連動機能


2017年12月6日、第三世代のポケモンの実装と同時に天気連動機能が発表された。この機能は現実の天気と連動し、特定のタイプをもつポケモンの出現率が上がったり、ポケモンのわざの威力が上がったりするなどが起こる。例えば、ポケモンの出現率に関しては、現実で雨の場合にはゲーム内も雨になり、水タイプのポケモンが出やすくなる。ポケモンのわざに関しては、たとえば晴天の場合にはほのおタイプのわざ「ほのおのうず」等の威力が上がり、与えるダメージが増大する。

リサーチ機能

ゲーム内のお題をクリアすることで報酬がもらえる。

コミュニティ・デイ

2018年に実装された。ある特定のポケモンが大量発生するイベント。毎月1回、特定の時間帯だけ、週末に開催されている。

イベント中はアイテムの効果時間が延長され、さらにXPもしくはほしのすながボーナスにより多く獲得できるようになるが[25]、プレイヤーのアクセスが集中して通信障害が発生するケースが毎回のように起こり、問題になっている。[26]

フレンド機能・ポケモン交換


2018年6月18日にフレンド機能実装。フレンド機能はギフティングやポケモン交換ができる。フレンドと協力プレイや交換などをすると仲良し度が知り合い→友達→親友→大親友と上がっていき、バトルでの戦いが有利になるなど様々なボーナスが発生する。

いつでも冒険モード

Pokémon Go PlusやApple Watchと未連携でポケモンGOを起動していなくても、歩行距離を計測し、相棒ポケモンのアメを獲得したり、卵をかえしたりすることができるモード。

『ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ』との連携機能

本作品とNintendo Switch用ゲーム『Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ』とを連係させることで、本作品で捕まえたカントー地方のポケモンを『Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ』に連れてくることが可能で、同作内で送られてきたポケモンを使うことが可能になるほか、本作側でも「ふしぎなはこ」というアイテムがもらえる。[27]。また同作品専用コントローラー「モンスターボール Plus」も後述の「Pokémon GO Plus」と同様の本作品との連携機能を使うことができる。

対戦機能「トレーナーバトル」(13歳以上)

近くにいるトレーナー・フレンド(仲良し度が親友以上ならネット対戦可能)・CPU(チームリーダー)と対戦が出来る。ポケモンGOは野外で遊ぶゲームのため、本家ポケモンゲームの対戦のシステムを採用した場合、時間がかかってしまう。そこで、手軽に対戦できるようにジム戦に改良を加えた対戦方式を採用している。制限時間は4分、3匹のポケモンをお互いが一体ずつ繰り出して戦う。「ほしのすな」や「ポケモンのアメ」を使うと、新たに2つめの「スペシャルアタック」が追加されたり、1人2回使える「シールド」で攻撃を防いだりできる。リーグは3種類「スーパーリーグ:CP1500以下」「ハイパーリーグ:CP2500以下」「マスターリーグ:CP制限なし」がある。対戦の報酬には「シンオウの石」などがあるが、負けても報酬はもらえるようになっている。対戦については本家のように真剣な対戦ではなく、初心者にも楽しんでもらえるような仕組みにしている[28]。Nianticのプレス発表会によると「トレーナーバトル」はまだ初期段階であり今後改良や機能追加は予定されている。



今後の実装予定機能


ポケモンGOは配信後に徐々に機能が追加されていく未完成のゲームのため、現時点では未実装な部分が多い。これはオンラインゲーム等ではよくある手法であり、Nianticもこの手法をとっている。そのためNianticは2016年9月28日時点ではまだ出来は1割でありゲームのトレーラーを見れば今後のどのような機能が追加されるのかわかるかもしれないとインタビューでヒントを述べている[29]。ジョン・ハンケCEOは基本的に2週間ごとにアップデートをリリースしたいとインタビューで発言している[30]。2018年時点ではトレーナーバトル追加により初期のイメージPVで見せた機能が一通り揃った。



ポケストップのカスタマイズ(2019年3月時点で未実装)

ポケストップをカスタマイズできるようになる。モジュールを使って一定時間ポケモンセンターに変えたりすることができる。[31]

ジムを防衛した時の報酬追加(2019年3月時点で未実装)

今後は自分がポケモンを置いているジムが勝利すれば、報酬が貰えるようになる[22]

その他

ポケストップ、ジムの追加、バグ修正、ポケモン育成などの機能の強化などに取り組むと発表[32]



Pokémon GO Plus




Pokémon GO Plus


Pokémon GO Plus(ポケモン ゴー プラス)は、任天堂が発売するスマートフォン連携デバイス。Bluetooth Low Energyでスマートフォンと連携し様々な操作ができる。2016年9月16日に発売。


同NianticのIngressで歩きスマホが問題となった経緯から、歩きスマホを防止するため、振動で通知されスマートフォンの画面を見なくてもポケモンGOを遊ぶことができるデバイスを開発したものである[33]。またPokémon GO Plusを持っていると少し得をするサービスの提供も予定している[34]



ポケモンを捕まえる

ポケモンが近くに出現すると、Pokémon GO Plusが振動し、プレイヤーにポケモンの存在を知らせる。この状態からPokémon GO Plusについているボタンを押すとポケモンを捕まえることができる。成功か失敗かはランプと振動のパターンで分かるようになっている。2016年9月23日のアップデートで「おこう」効果のポケモンも反応するようになった。

ポケストップに立ち寄る

ポケストップの近くを通ると、ポケモンが現れたときとは異なるランプの色と振動パターンで知らせる。この状態でPokémon GO Plusのボタンを押すと、ポケストップから道具を手に入れることができる。

スマートフォンがスリープ状態でも歩いた距離が反映される

バックグラウンドで動作している時でもたまごを孵したりすること、相棒のポケモンのアメを貰う為の歩いた距離が反映される。

ぼうけんノートで行動を確認

スマートフォンがスリープ状態でもPokémon GO Plusは動作可能で、ぼうけんノートで行動を確認することができる。



イベント


Pokémon GOは期間限定でイベントを開催している。



ハロウィンイベント

2016年10月26日〜11月6日の期間中、ゴーストタイプのポケモンが出やすくなったりポケモンのアメが多くもらえた。

クリスマスイベント

2016年12月13日〜12月31日の期間中、サンタの帽子をかぶったピカチュウが出現。ライチュウに進化させてもサンタの帽子はかぶったまま。

バレンタインイベント

2017年2月9日〜2月16日の期間中、プリンやピッピなどのピンク色のポケモンが出やすくなったりポケモンのアメが多くもらえた。また、ルアーモジュールの稼働時間が6時間に延長された。

『ポケモン』誕生記念イベント

『ポケットモンスター 赤・緑』の発売21周年を記念して、2017年2月27日〜3月7日の期間中、とんがり帽子をかぶったピカチュウが出現。ライチュウに進化させてもとんがり帽子はかぶったまま。



『グローバルチャレンジ』イベント

2017年11月20日から26日までの7日間続き、期間中、一定の成果を上げると以下の報酬



  • ブロンズ : 世界で合計5億匹のポケモンゲット達成で

    • XP2倍

    • ルアーモジュールの有効期間が6時間

    • ポケモンが世界中で多く見つかるようになる



  • シルバー: 世界で合計15億匹のポケモンゲット達成で

    • ブロンズの報酬とあわせて

    • 「ほしのすな」2倍

    • ポケモンが世界中でより多く見つかるようになる



  • ゴールド: 世界で合計30億匹のポケモンゲット達成で

    • シルバーの報酬とあわせて


    • ガルーラが東アジアに登場


    • カモネギが世界中に登場




その他にも様々なイベントを開催している。


動作環境


推奨動作環境は以下となる[35]



アップル iPhone

iOS 11以上


5s/SE/6/6s/6 Plus/6s Plus/7/7 Plus/iPhone 8/iPhone X

Google Android

Android 4.4以上

RAM 2GB以上

※Intel Atomなどのx86、x64系プロセッサは非対応。


以上に加え、モバイルデータ通信環境(3G、LTEなど)、GPSによる位置情報取得、磁気センサーによる方角探知、ARモードを使う際はジャイロセンサーと背面カメラが必要となる。
また、Pokémon GO Plusを使用するには、Bluetooth接続環境が必要となる。



沿革




配信済みの国の地図。


株式会社ポケモンCEOの石原恒和らにとって、虫取りを元々のモデルとするポケットモンスターを現実世界に融合し双方を豊かにしていくことは、1990年代にポケットモンスターが生まれて以来の構想であり[36]、当初より捕まえたポケモンを通信機能で交換できるようにするなどの試みがなされてきた[36]


2014年4月1日にはエイプリルフール企画として、任天堂、株式会社ポケモン、Googleのコラボレーションによって、Google マップを利用した「ポケモンチャレンジ」が行われ、ここにポケモンGOの前身が求められる[37][38][39]。ポケモンチャレンジの開発者は、Googleにおいてマップエンジニアを担当していた野村達雄であった[37]


一方で、Googleの社内ベンチャーとしてナイアンティックを立ち上げ、2012年に位置情報ゲーム「Ingress」をリリースしていたジョン・ハンケは、Ingressがコアなゲーマーには人気だったが、Google社内での評価は芳しくなかったことに悩みを抱え、多くのユーザーを獲得するために有名キャラクターを使った位置情報ゲームの開発を模索していた[40]。ジョン・ハンケはポケモンチャレンジ企画の成功を知り[40]、「これを現実の世界でできないか」と部下の川島優志に相談する[37]。川島はマウンテンビューにおいて野村と面識があったために、ポケモンチャレンジで任天堂等と関わりのあった野村を介して2014年5月にポケモン社へ企画を持ち込むことになる[37][41]。石原恒和はIngressのファンであったこともありジョン・ハンケと意気投合し、任天堂社長・岩田聡の協力もとりつけ、2014年夏からポケモンGOの開発が始まった[37][41]。なお、開発にかかわってきた岩田聡は2015年7月に急逝している[6]



2015年


  • 9月10日 - 株式会社ポケモン代表取締役社長の石原恒和が『ポケモンGO』を開発中であることを発表[42][43]


2016年



  • 3月29日 - 日本でフィールドテスト開始。

  • 7月6日 - オーストラリア、ニュージーランド、アメリカで先行サービス開始。

  • 7月13日 - ドイツでサービス開始。

  • 7月14日 - イギリスでサービス開始。

  • 7月15日 - イタリア、スペイン、ポルトガルでサービス開始。

  • 7月16日 - フランス[注 4]を除くヨーロッパ25か国[注 5]でサービス開始。

  • 7月17日 - カナダでサービス開始。

  • 7月22日 - 日本でサービス開始。

  • 7月24日 - フランスでサービス開始。

  • 7月25日 - 香港でサービス開始。

  • 8月3日 - ブラジル、メキシコなど中南米諸国でサービス開始。

  • 8月6日 - ASEAN加盟国 及び 中華民国(台湾)[注 6]、パプアニューギニア、ソロモン諸島、フィジー、ミクロネシア連邦の15か国でサービス開始[45]

  • 9月29日 - アルバニア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、マケドニア、セルビア及びマカオでサービス開始。

  • 9月30日 - 中央アジア6ヶ国[注 7]でサービス開始。

  • 10月4日 - アフリカ31ヶ国[注 8]でサービス開始。

  • 11月17日 - 中東8ヶ国[注 9]でサービス開始。



2017年



  • 1月24日 - 大韓民国でサービス開始[46]

  • 6月18日 -世界累計ダウンロード数が7億5千万回を突破[47]



2018年


  • 6月26日 -市場分析会社によると2016年に7月にリリースしたとき以来の最大のアクティブユーザー数となっている。また5月は1億4000万ドル稼ぎ去年の同期間より174%増加している[48]




反響と影響




アイテム補給拠点のポケストップには、大勢のプレイヤーが一箇所に集まるという社会現象が世界中で発生した。


オーストラリア、アメリカ合衆国、ニュージーランドで2016年7月に先行配信が開始された。ストアでランキング1位を獲得し[49]、米国ではスマホゲームの利用者数が歴代首位となっている[50]。またオンライン・リサーチサービスのサーベイモンキー(英語版)がAndroidアプリ市場でゲーム以外のアプリとの比較調査をし、Twitterを抜きGoogle マップに迫る勢いであると発表[51]。米国では開始1週間で利用者6500万人を越えた[52]


当初想定したよりも速いスピードで大人気になってしまったため、多大なサーバー負荷 (load) が発生し、配信がすでに決まっていたイギリス、オランダでのサービス開始は一時見合わせることになる事態が発生した[53]。また豪ではアプリをダウンロードしようとする人が殺到しサーバーがダウンした[54]


任天堂は正式な数値の発表をしていないが、米調査会社が公開4日で売上14億円を突破したと発表[55]


アメリカではAndroidユーザーがWhatsAppやInstagramなどのSNSより「ポケモンGO」に多く時間を費やすようになったことがデータ解析を手掛けるSimilarWebにより明らかになった[56]


配信前の日本では連日、先に配信が始まったアメリカなどの各国で社会現象が起きているという旨の報道がなされ、日本での配信開始への期待が高まっていった。NHKをはじめ、テレビ各局や新聞社などのマスメディアは配信前にも関わらず、特集を組むなど異例の賑わいを見せた。日本でも配信開始後、App Storeの無料アプリ総合ランキング1位になり、TwitterのトレンドもポケモンGO関連ワードで埋め尽くされるなど反響を呼んでいる[57]


先行配信された国での社会現象報道は日本だけではなく配信予定の各国でも報道されたため話題になりAppStoreでのダウンロード数は36カ国で首位となった[58]


AppleはポケモンGOの初週ダウンロード数について語り、App Store史上最高であると発表した[59]。CEOのティム・クックは決算発表後のアナリスト向け電話会見で、「驚くべきことが起きている」と答えた[60]


モバイルアプリを分析しているSensor Towerの分析で過去にヒットしたスマホゲームでも大台である5000万本突破した日数は77日間だがポケモンGOは19日間で突破する大記録を達成したと発表[61]


日本ではリリースした7月21日からの11日間で267番組、累計31時間43分9秒の露出で、234億1194万円の広告効果となった(エムデータ調べ)。


NianticはポケモンGO公式サイトにおいてポケモンGOは8週間で5億DL達成し約46億km距離を歩いたと発表した[62]



影響




ポケストップの集中する場所にたむろする人々(東京・多摩センター)


ポケモンGOは任天堂が直接開発したゲームではないがヒット報道により、任天堂株が一時ストップ高[63]となり、任天堂株が連日急騰し売買代金は東証の1割超になっただけでなく、DeNAや第一パンなどの関連銘柄も上昇するなど[64]、株式市場では「ポケモノミクス」と呼ばれる現象が起こった[65]


ポケモンGOの波は米音楽業界にも波及し、音楽ストリーミングサービスのSpotifyではポケモン関連ソングが急浮上し、テーマ曲の再生が3倍になるなどしている[66]


ポケモンGOでは距離の表示に世界標準のメートル法を採用しているが、アメリカではヤード・ポンド法が一般に使われているため、距離がわからないユーザーがキロメートルをマイルに変換する検索を多数した結果、「2km to miles」「5km to miles」「10km to miles」といったワードが急上昇ワードとなった[67]


イスラエルとパレスチナでも注目され、パレスチナでは、イスラエルが占領する地域の現状について伝える手段としてポケモンGOが用いられた[68]


ポケモンGOによる電池の消費量が大きいため、スマートフォン用のモバイルバッテリーの売上が急増し[69]、101%売上増となった[70]


アメリカのアイダホ大学では身体活動の授業にポケモンGOを取り入れ「Pop Culture Games」講座を秋からはじめると発表した[71]


日本マクドナルドはポケモンGOとコラボしたことも影響して2016年7月の売上が前年の同月比26.6パーセント増となった[72]


「日経MJヒット商品番付」東横綱(日本経済新聞社)[73]、「SMBCヒット商品番付」西横綱(SMBCコンサルティング)[74]、「2016年 ヒット商品ベスト30」(日経トレンディ)で第1位[75]、第29回DIMEトレンド大賞(小学館)[76]、2016ユーキャン新語・流行語大賞トップ10[77]、2016年度ネット流行語大賞銀賞(第2位)、第3回Yahoo!検索大賞 カルチャーカテゴリ ゲーム部門賞[78]など、2016年のトレンドとして新聞や雑誌、ネットメディアにも取り上げられている。


また、開発チームが「ベストチーム・オブ・ザ・イヤー2016」を受賞した[79]


2017年1月4日には、「日経優秀製品・サービス賞 2016」の日本経済新聞賞 最優秀賞を受賞した([1])。


Niantic社ジョン・ハンケCEOはインタビューでリリース初期の爆発的なヒットでサーバー負荷があり、そちらの作業を優先せざる得なくなりトレード機能などの追加機能をすぐに実装できない状態になっていたとインタビューで語っている[80]



ギネス記録


ポケモンGOは5つのジャンルでギネス世界記録となっている[81]



  • モバイルゲームの中では最初の1カ月で最も売り上げを集めた。

  • モバイルゲームの中では最初の1カ月で最もダウンロードされた。

  • 世界のモバイルゲームダウンロードチャートの中では最初の1カ月で最も多く同時にトップを獲得。

  • 世界のモバイルゲーム売上チャートの中では最初の1カ月で最も多く同時にトップを獲得。

  • モバイルゲームの中では売上高1億ドルに最も早く到達した。



各国での現象


配信対象外の韓国での現象




大韓民国は、法律で地図データの国外輸出が禁止されており、Googleへの地図データ提供が許可されなかったため、利用可能地域に含まれていなかった。しかし2016年7月の配信当初において、北緯38度線以北の江原道束草市・高城郡・襄陽郡・麟蹄郡などの朝鮮半島東岸地域や、日本海に浮かぶ慶尚北道の鬱陵島でプレイができるという情報が出始めた。さらに7月22日の日本配信開始に伴い、蔚山広域市蔚州郡の艮絶串でもプレイできるようになった[82][83]。配信を利用できるとされた地域にはポケモンGOを試みようと人々が集まり、宿泊施設をはじめとする商業施設は利用客の増加の恩恵を受け、地域活性化につながっている[83]。このため、韓国では正式リリース前にもかかわらず非公式の方法でのダウンロードが100万を突破し[84]、韓国の芸能人も熱狂している[85]。アプリ開発会社ナイアンティックのディレクターが、同月中に韓国を訪問することも伝えている[82]。しかし朝鮮民主主義人民共和国との軍事境界線に近い非武装中立地帯(DMZ)に位置する場所も数箇所存在し、誤って地雷原に侵入する可能性もある事から、韓国軍が付近に駐留してプレイヤーに注意を呼びかける事態にもなっている。

その後、2017年1月24日に行われたアップデートにより、韓国でも正式にサービスが開始された。地図データについてはオープンストリートマップのデータを利用している。

日本国内の現象


鳥取砂丘では、砂丘上の砂の動きを調査するための杭がIngressのポータルとして多数登録されており、それがそのままポケストップに指定されたため、サービス開始後多くのプレイヤーが集まった。これに注目した鳥取県が、7月25日に「鳥取砂丘スナホ・ゲーム解放区宣言」を行い、観光資源としての活用を図っている[86]。また鳥取砂丘を「ゲーム解放区」宣言してから訪問者が増えただけでなくポケストップが砂丘の様々な場所にあるためくまなく歩く人も増え砂丘の動植物に興味を示す人も出てきたという[87]


岐阜県美濃市はポケモンGOを積極的に利用すると報じられている[87]


名古屋市昭和区にある鶴舞公園では、噴水塔周辺が「モンスターボール」に似ていることから「聖地」として話題になった[88]

大阪の商店街では、有料アイテムのルアーモジュールを使ってポケモンを大量に呼び寄せるイベントを開催した[89]

東日本大震災で被災した東北3県(宮城県、岩手県、福島県)と熊本地震で被災した熊本県が観光誘致のためNianticと協業しポケモンGOとコラボレーションすると発表。イメージとしてはポケストップ、ポケモンジムの設置やレアポケモンを出現させたりイベントを開催することなどを検討している。岩手県ではNianticのIngressとコラボの経験がある[90]

京都市では以前にIngressのイベントを開催し市長も参加したことから市長はポケモンGOにも理解を示しておりポケモンGOでNianticと連携することを発表した[91]。また京都府知事も「ポケストップ」を活用して京都の歴史と結び付けたいとゲーム内容の充実をNianticに要望した[92]

ブラジルでの現象

2016年8月にブラジル・リオデジャネイロで「リオデジャネイロオリンピック」が開催された際、世界的に有名なほどの治安の悪さが故に予想以上に集客が望めないなど興行収益的に深刻な問題になり、リオデジャネイロ市長のエドゥアルド・パエスはポケモンGOによる世界各地での経済効果に着視し、ナイアンティックと契約して8月3日に配信を開始、観光名所や各大会会場をポケストップにする事で経済効果を図ろうとした。しかし同時に、ポケモンGO絡みでスマートフォンの盗難や強盗、死亡事故などがブラジル全土で報告され、国際大会期間中なだけにブラジル内でも物議を呼んでいる[93]



類似アプリ



中国での類似アプリ

2016年3月に、中国国内でポケモンGOに類似した「城市精霊 GO」というアプリがリリースされた。ゲーム中に登場するモンスターは精霊という設定であり、一般、火、水など8種類の属性が存在する。これらの精霊は、スマホのGPSデータを使って町中を歩きまわり、捕まえる事ができる。またプレイ開始直後には、林博士という人物が主人公にレクチャーするなど、ポケモンGOの内容とあまりにも似ており、パチモンといわれている。しかしポケモンGOよりも城市精霊 GOのほうが早くリリースされたため、パクリではないとする意見もある[94]

韓国での類似アプリ

2016年秋に、韓国国内でポケモンGOに類似した「モンタウォーズGO」というアプリがリリースされると報道された。開発会社は「拡張現実であるARと、モンスターをコレクションする画期的なオリジナルゲーム」と述べているが、ポケモンGOとあまりにも似ている上に、元々別の名前だったものをあえて「モンタウォーズGO」というネーミングにしたとも報じられている[95]。なおこのゲームについては開発元の韓国のネット上でも「丸パクリ」「韓国は名誉も誇りもないか?」などと否定的な反応が出ており、J-CASTニュースが2016年8月5日にポケモンGOの関係者に取材すると「伝えられているものを見る限り、システムやインターフェイスなどなど本当にそのまま、というような感じですね」と驚いており、まだ発売前のため抗議するかどうかは未定だと話した[96]



政治家の反応



アメリカ

アメリカミネソタ州上院議員のアル・フランケンは、個人情報保護、プライバシー保護の観点からの懸念を示した[97]

米大統領選の民主党候補であるヒラリー・クリントンは、ポケモンGOを使用するキャンペーンをアナウンスし、「誰がポケモンGOを製作したかは知らないが、どうやって彼らを投票に来させるかを探すだろう」と述べた[98]。一方、米大統領選の共和党候補であるドナルド・トランプは、Facebookにヒラリー・クリントンを皮肉るポケモンGOのパロディ動画を投稿したものの、自身はポケモンGOについて「私はしていないが、人々がプレイしているのは間違いない。時間があれば良いのに」と語っている[98]

イスラエル

2016年7月13日、イスラエル大統領のルーベン・リブリンは、FacebookにポケモンGOのスクリーンショットを投稿した[99]

ブラジル

ブラジル・リオデジャネイロ市長のエドゥアルド・パエス(ポルトガル語版)は、ブラジルでのポケモンGOサービスが、8月5日に開催されるリオデジャネイロオリンピックより前に開始されることを望んでおり[100]、8月3日に配信開始された。

ロシア

ロシア・クレムリンの報道官 ドミトリー・ペスコフは、記者の質問に対し、「ポケモンは世界文化の宝庫であるクレムリンを訪問する理由にならない」と述べた[101]


ロシア情報技術・通信省のニコライ・ニキフォロフは、「自身の会社を作り結果を残す人もいれば一日中ソファで過ごす人もいるし、ポケモンの後ろを走って溝に落ちるのを好む人もいる。誰もが自分自身で選ぶが、幸いにも我々は自由な国を持っている」と述べた[102]。一方、「才能のある人々が優秀なゲームを作った。私はいつもの部分、メディアでの水跳ねが欲しいとは思わないが、世界各国の動画情報を収集する特殊機関の関与があってこのゲームが作成された疑いを持っている」とも述べている[103]

情報社会開発に関する連邦評議会の暫定委員会の会長Lyudmila Bokovaは、「ゲームは、子供の想像力の発展を助け人格を発展させる必要がある。私はこのゲームに肯定的となりうる可能性を何も見ていない」と述べた[104]

オランダ

オランダ・ナイメーヘンは、ナイメーヘン国際フォーデーマーチのために、多数のポケモン標識を設置した[105]。しかし、標識が何者かに盗まれてしまい、イベントの統括マネージャーであるTeddy Vrijmoetは、「(盗まれたのは)コレクターのためであろう」と語っている[105]

日本

2016年7月21日、菅義偉官房長官はポケモンGOが世界各地で人気化し「ポケモノミクス」と呼ばれる現象について一般論として「我が国のコンテンツが海外を含めて広く親しまれることは極めて喜ばしい」、「コンテンツの海外展開を支援していきたい」と述べた一方、報道によりマナーや安全性について懸念する方もいる。ゲームを楽しむ方々がより安全に楽しむために内閣サイバーセキュリティセンターで注意喚起を出したことも述べた[106]。また、漫画好きで知られる麻生太郎財務相はポケモンGOに対し「海外での例を見ると、精神科医が対処できなかったオタク、自宅引きこもりが全部外に出てポケモンをするようになった」とし「精神科医より漫画の方がよほど効果が出るのが一番大きいんじゃないか」と語った[107]

中国

開発元のNiantic社とCIAが密接の関係にある事より、中国では日本とアメリカによるトロイの木馬だと懸念している[108]。その理由の1つとして、レアキャラを配置して誰も近づかなければ非公表の軍事基地であると判断できるとしている[109]

ノルウェー


エルナ・ソルベルグ首相は、スロバキア公式訪問中の2016年8月22日に、スケジュールの合間をぬってブラチスラヴァ旧市街でプレイする姿が報じられた[110]。また同じ月には、国会中にトリーネ・スカイ・グランデノルウェー自由党党首がプレイしている[111]。なお、ソルベルグは10月5日の国会中にグランデが演説中にプレイしていることが報じられている[112]



宗教家の反応


スンナ派の最高教育機関であるアル=アズハル大学次長のAbbas Shoumanは、ポケモンGOをプレイすることは、イスラム教によって禁じられている「飲酒」と同じくらい不正であると述べた[113]。トルコのイマーム組合ディヤネト・センの組合長メフメト・バイラクトゥタルは、トルコにおけるポケモンGOの禁止を提案している[114]


2016年7月20日、サウジアラビアで、ゲームソフトシリーズ「ポケットモンスター」が反イスラムとの宗教令(ファトワ)が、聖職者団体「高位宗教学者協会」により更新されたとされた。イスラム教は進化論を拒否しており、モンスターが進化するポケモンのゲームは進化論を助長するものであり、神への冒とくに当たるためだという。さらに、ポケモンには、多神教の神を増やしていくことやギャンブルなど、イスラム法で禁じられている要素が含まれていると説明した。ゲーム中で使われているシンボルマークが神道、キリスト教、フリーメイソン、シオニズム(ユダヤ主義)を助長するとも述べていると報じられた[115]。しかし翌7月21日、サウジアラビア政府及び高位宗教学者協会は新しいファトワを出していないと否定している[116]



芸能人の反応


ジョン・メイヤー、ジョー・ジョナス、デミ・ロヴァート、タイガ、アビゲイル・ブレスリン等、多くの芸能人がポケモンGOに夢中になっていることを明かした[117]。ジャスティン・ビーバーもゲームをプレーする為にニューヨークに現れたなどの目撃情報が出ている[118]。韓国でも歌手のチョン・ジュニョンやEXOメンバーのパク・チャンヨルなど数名の芸能人もポケモンGOをプレーしたいと艮絶串へ赴き実際プレーした画像をネットで公開したが、韓国では当時配信対象外であり、そういう意味ではゲーム配信も正式なものではないため物議を呼んだ。


日本でも中川翔子、藤田ニコル、足立梨花、野村周平、HISASHI、高橋みなみ、山本博、椿姫彩菜、桐谷美玲等、ポケモンシリーズ本編のファンを含む多くの芸能人もポケモンGOに夢中になっている事を明かした[119][120]


一方で、漫画家のやくみつるは2016年7月25日放送の『情報ライブ ミヤネ屋』で、「都内で『ポケモンGO禁止』を言う候補者がいたらすぐ投票してます」「路端の植え込みだって、その中にいる虫に興味を示せばいい」「こんなことに打ち興じてる人って、心の底から侮蔑します」などと批判的な意見を述べた。この発言に対し、脳医学者の茂木健一郎は「ぼくは虫にも興味持ちますが、ポケモンGOやってもいいと思う」、医師の高須克弥は「他人の価値観が理解できない人を気の毒に思います」とツイッター上で反論。タレントの水道橋博士は7月27日放送の『モーニングチャージ!』で、作品の危険性を言及しながらもゲームそのものに関しては肯定的な意見を述べ、やく本人との間で論争を繰り広げた[121][122][123][124]。なお、やくの発言を同じく漫画家のすがやみつるの発言と勘違いした人達によって炎上騒ぎに巻き込まれている[125]


その後、やくは7月26日放送『みんなのニュース』(フジテレビ系)にて、発言の真意について「タクシー運転手から『近頃丸くなったんじゃないの?』と言われた」事に端を発し「言葉を慎重に選んで、あえてきつい言葉を使った」と、ゲームそのものへの批判ではない旨を語った[10]。水道橋も8月3日放送の『ゴゴスマ -GO GO!Smile!-』(CBCテレビ・TBS系)にて、やくとの論争自体が笑いを取るつもりの“茶番劇”だったが、炎上騒ぎとなった事に困惑した旨を語った[126]


また、アメリカでも映画監督のオリバー・ストーンはスマホの位置情報を使って実際に歩き回ってポケモンを集めるゲームシステムについて「プライバシーを企業に明け渡す、最新の監視資本主義を体現しており、人々がどのように行動したがっているのかが把握され、その行動に合わせた枠組みが提供される新しい形態のロボット社会が生まれるだろう。」と警告している[127]


土田晃之は、運転中にポケモンGOをプレイして摘発されたニュースについてラジオで触れ、危険ドラッグを使用して運転しているのと変わらないと発言した[128]



正式発表前のポケモン登場による反響


2018年9月22日、「コミュニティ・デイ」のイベント後、約30分間にわたりこれまでのシリーズに登場していない未知のポケモン(名前は「??????」表記、捕まえるとメタモンに変化)が多数出現し、騒動となった[129]。バグによるものと疑われていたが、9月25日になり『ポケットモンスター Let’s Go! ピカチュウ・Let’s Go! イーブイ』に登場する新たな幻のポケモン「メルタン」であることが明かされた[130]



安全対策


ポケモンGOでは安全にプレイするための様々な対策を行っている。


初回起動時には利用規約とともに注意喚起画面が表示されるほか、起動ごとに「周りをよく見て遊んでください」と注意画面が出る。画面をずっと見続ける必要はなくポケモンが現れた場合はスマホが振動して教えてくれる。2016年9月にはアップデートで運転時などにプレイしないように注意喚起画面が出るようになり、同年10月には自動車などの運転中のプレイをしないようにするため一定のスピード以上ではポケモンが捕まえられないような仕組みもできた[131]。さらに同年11月には運転中のプレイをしないようにするため一定のスピード以上ではポケストップの操作もできなくなった。他に、車の助手席や電車内など運転していない場合にプレイできるようにする措置として「私は運転者ではない」ボタンを導入していたが、この仕組みを廃止し車の助手席や電車内なども規制対象になった。


また前述のように「Pokémon GO Plus」という歩きスマホ対策デバイスも発表され、スマホ画面を見なくてもポケモンを発見したり、捕まえたりする事もできる。



ガイドラインと利用規約


ポケモンGO運営はルールやマナーも守って楽しく遊んでもらう為、「Pokémon GO トレーナー ガイドライン」と利用規約を公開している。ガイドラインではコミュニティーの尊重、プライバシーの尊重、一般社会でのルールを遵守などについて明記されている[132][133]



13歳未満の利用


13歳未満はGoogleアカウントが取得できない。13歳未満は保護者の監督下において安全な環境で利用してもらうため、保護者の同意の上、保護者のポケモントレーナークラブアカウントに紐づける形で、13歳未満のアカウントを登録する仕組みがとられている[134]。また子どもに遊ばせる場合、保護者と一緒にプレイするよう呼び掛けている。



課金の安全対策


ポケモンGOは基本無料のアイテム課金制ではあるが、一般的なソーシャルゲームと違いランダム型での課金システム(いわゆる「ガチャ課金」)がない。これは任天堂の岩田社長とハンケCEOが、ユーザーの射幸心を煽り一部ユーザーから高額課金させてしまうガチャ課金の形を望んでおらず、課金はヘルシーな水準に留めたいという事で一致したためとされる[135]。開発責任者の野村ディレクターも、課金については抑える方向で調整した。一部の人に重課金を背負わせる仕組みは健全ではないと思っており、課金設定も課金プレイヤーが極端に有利にならないようにしたと語っている[29]


ゲーム内の仮想通貨である「ポケコイン」が、日本の資金決済法における「自家型前払式支払手段」にあたる可能性があるとして金融庁が聴取する方針であると報じられ[136]、その後ポケコインを発行する合同会社ナイアンティック・ペイメントが届出期限である2016年11月30日に金融庁へ届出を行った[137]


アプリの統計会社Sensor Towerが国別の平均課金額を調査したところ、日本が約2900円で世界最高であることがわかった[138]



不正対策


2016年10月6日のアップデートで新しい不正対策が導入された。自動化の不正が疑われるとコイルが画面に表示され、続行するにはreCAPTCHAを用いた認証を行う必要がある[139]



問題点


ポケモンGOは、アプリにおいても様々な安全対策がされているが、それでも世界各国の至る場所でマナーを守らないユーザーが問題を引き起こしている。


こういった問題点に対し株式会社ポケモンは「真偽を含めて詳細を確認し、対応すべきところは善処したい」とコメントを寄せた[140]



プライバシーが懸念される問題点


Red Owl Analytics社のAdam ReeveからiPhone (iOS) 向けの最初のバージョンが、深刻な個人情報漏洩となる設定であるとの指摘を受けて、2016年8月11日に修正バージョン1.0.1を公開した[141][142][143][144]


アメリカ合衆国カリフォルニア州のネットワークセキュリティ企業であるFortinet社は、2016年8月11日に解析結果からプライバシーが懸念される問題点をまとめている[145][146]


いくつかの国家や、施設では懸念を表明して使用自体に規制や禁止をするまでになった[147][148][149][150][151][152][153]


アンインストールに際して、サーバー上に在るアカウントデータを完全に消去するには、Niantic社公式サポートページで「Pokémon GO アカウントの削除」申請手続きを行う必要がある[154][155]



関連した事故・事件・不祥事


ポケモンGOは独特のプレイスタイルとなっているため、その仕様上、歩きスマホや急に立ち止まって交通の妨げとなるなどの問題が生じやすい。


「周りをよく見て遊んでください」と起動時に注意文が表示されるものの、それでもユーザーが夢中になって画面を見てしまい屋外を歩きまわり、歩行者などに衝突したり、転倒するなどして負傷するケースが世界各国で続出している。また、ユーザーが立ち入り禁止の場所に侵入する問題や、自動車を運転中に操作したりなどの危険行為も同じく世界各国で発生している。



侵入事件と訴訟

ポケモンが建物にいる場合は建物に近付くだけで捕まえられるが、オーストラリアではユーザーが夢中になりすぎて警察署内に入ってしまうケースもあった。警察署はFacebook上で「近付くだけでアイテムは獲得できる」と注意している[156]

旧ユーゴスラビア構成国のボスニア・ヘルツェゴビナでは、ユーザーが危険な地雷原指定地域に立ち入ったという情報を受けて、ポケモンGOの利用者に対して地雷注意の警告が出された[157]。紛争終結から20年経った現在でも、約12万個の地雷が残っているとみられている。

アメリカ合衆国では、自宅の裏庭へプレイヤーが侵入したとしてポケモンGOを訴訟するケースが出てきている[158]

2016年9月18日、日本の東京都港区お台場にて、レアポケモンが出るという情報が出回った結果、数百人規模の群衆が集まり、道路を塞ぐなどして警察が出動する騒ぎが起きた。群衆は警察官の制止を無視して振り切り、中には進入禁止の自動車専用道路に侵入する危険行為もみられた。

交通事故

2016年7月18日、アメリカ合衆国のボルチモアで、ポケモンGOユーザーが自動車運転中にポケモンGOをプレイし画面を覗き込み、路肩に停車中の警察車両(パトロールカー)に猛スピードで衝突・大破する事故を引き起こした[159]

日本ではリリースから僅か4日間で71件のながら運転が摘発された。東京都内だけでも自転車を含め、ながら運転による36件の事故が発生した。いずれもポケモンGOの操作に夢中で起きた事故である[160][161][162][163]。8月23日には、徳島県でポケモンGOをプレイしながら軽自動車を運転していたユーザーが歩行者2人を撥ね、1人を死亡させる事故が発生した[164]。愛知県でも同様のながら運転で、8月11日に春日井市で人を撥ねて死亡させる事故[165]、10月26日には一宮市で横断歩道を横断中の小学生を撥ねて死亡させる事故(一審で禁錮3年の実刑判決)が起きている[166]。また、9月12日に京都府長岡京市で発生したクレーン車によるひき逃げ事件では、後の取材でクレーン車の運転手が運転中にポケモンGOをプレイしていた事が明らかになった[167]。この運転手は過失運転致死の罪で起訴され、京都地方裁判所にて禁錮1年6ヶ月、執行猶予5年の有罪判決を言い渡された[168]

違法駐車

ポケモンGOがリリースされて間もなく、ポケストップが溢れかえる人気スポット周辺での違法駐車が増加した。日本では特に大阪府の扇町公園や、愛知県の鶴舞公園はレアポケモンが出やすく人気なため、夜間でも公園内の駐車場が満車になる事が多くなり、停められない車が公園周辺に路上駐車したり、利用時間外まで駐車するケースが相次いでいる[169][170][171]。施設の利用時間外駐車の例としては、公園の閉園時間を過ぎて門が閉められてしまい、車が出せず園内に閉じ込められたケースがある[170]

乗務中のバス運転手による操作

事故や道路交通法における摘発には至らなかったものの、世界の一部の国でバス運転手が運転中などの勤務時間帯にポケモンGOを操作する不祥事が社会問題となっている。

本記事ではバス運転手がポケモンGOを操作していた日本のバス事業者のうち、全国的に頻繁に報道され、また複数回問題視された運行事業者2事業者、および複数回問題視された事業者からの委託事業者1事業者の事例を記載する。なお、両備バスのように、全国的にそれほど頻繁に報道されておらず、また一度のみ問題視された事業者の記述については省略する。


近畿地方の京都府・大阪府・滋賀県・奈良県で路線を展開している、民間バス事業者の京阪バスでは、2016年10月から12月にかけて山科営業所に所属していた同社の51歳男性の運転手と、子会社の京都京阪バスに運行を委託している京田辺営業所で運転手として勤務していた54歳男性の運転手がそれぞれポケモンGOをバス運転中に操作(山科営業所所属の運転手は回送バスの醍醐バスターミナル到着時、京田辺営業所の運転手は八幡田辺線運転時および近鉄新田辺発車時でのそれぞれの運転状況を調査して発覚。いずれも乗客の通報が発端)したことが問題視され、各テレビや新聞、インターネットのニュースで取り上げられる事態となった[172][173][174]。このうち山科営業所の運転手については京阪バスによって乗務から外す処分が行われ[175]、京田辺営業所の運転手については、委託元の京都京阪バスにより社内規定に違反したとして即日懲戒解雇の処分となった[176][177][178]

山科営業所での不祥事を受けて、京阪バスでは運転手の乗務時間帯の私有通信機器の所持・使用の禁止や、営業所で封をして保管するなどの再発防止策を検討していたが、検討中に京田辺営業所での不祥事が発生したため、車両への私有通信機器の持ち込みを禁止する計画のみ急遽繰り上げて実行に移し、2度目の不祥事を起こした京田辺営業所では発生翌日の12月3日付、1度目の不祥事を起こした山科営業所および他の9営業所についてもその翌日の12月4日付で実施した[176]。また、子会社の京都京阪バスについても、京阪バスの運行を受託している京田辺営業所では発生翌日の12月3日付、同じく京阪バスの運行を受託している寝屋川営業所と自社の営業所である八幡営業所も、無線交信困難な路線を除き、その翌日の12月4日付で、運転手による車両への私有通信機器の持ち込みの禁止を実施した[177]

京阪バスでは1度目の不祥事の際に役員の一部も減給および譴責の処分を受けたが、2度目の不祥事の際にも役員4人に対して更なる譴責処分とした。京都京阪バスでは2度目の不祥事の際のみ、当該運転手の上司であった5人が処分対象となり、常務取締役運輸部長が1ヶ月間減給1割カットの処分を受けた他、他の4人についても減給および譴責処分を受けた[179]

その後、京阪バスではこの不祥事を契機に、IT技術を活用して不祥事の再発を防止する機運が高まり、指導運転手が乗務態度を評価したり、ドライブレコーダーに記憶された映像を解析するなどの仕組みを構築するなどの更なる再発防止策を採用した[180]

京阪バスでの不祥事以降、日本のバス運転手による不祥事は一旦沈静化したものの、別の地区で2017年にも発生し、同年6月20日8時過ぎには東北地方・宮城県の公営バス事業者である仙台市営バス長町営業所の60歳の運転手が、仙台市太白区の市道で信号待ち中にポケモンGOを操作したことが発覚した。仙台市交通局はこれを重く見て、同年6月23日の発表で運転手の処分を検討していることを表明し[181][182]、この運転手に対して同年7月19日付て6ヶ月間の停職処分とした。この運転手は同年同月13日より20日までの間の延べ20回の乗務中に、ポケモンGOを152回操作していたことが仙台市交通局の調査で判明した。処分を受けた運転手はこの不祥事の責任を取り辞職した[183]

なお、仙台市営バスでは前年2016年にも、民間バス事業者の宮城交通に運行を委託している東仙台営業所の43歳の運転手(宮城交通所属)が、同年10月18日18時30分頃に回送中のバスでポケモンGOを操作しながら運転していたことが原因で、仙台市宮城野区の道路脇の街路樹に衝突する事故を起こしている[184]ため、これがポケモンGO関連の2回目の不祥事となった。

深夜徘徊

ポケモンGO絡みの深夜徘徊は、子供から大人まで男女問わず問題となっている。


北海道内では10日間だけでも122人の少年少女が深夜の公園でポケモンGOを遊んでいるところを補導された。東京都内の公園でも夜中に遊ぶプレイヤーによる近隣への影響が相次いだ。特に世田谷区の公園ではレアポケモンが出ると聞いて思いがけない集団行為の例もあり、近隣住人が対象公園の利用を遠慮する声もあった[185]

不正ツール使用による混乱

ポケモンGOでは不正ツールの使用が禁止されており、運営側は更新により不正ツール対策を施しているが、不正ツール作成側との間でいたちごっことなっている。不正ツールの中でもポケモンの出現時間や場所がわかるマップが特に問題視されている。このマップを使えばレアポケモンの居場所もわかるため、レアポケモンが出た場所に一斉に人が集まり、お台場などでラプラスが出た際には大混乱を引きおこした[186]



ゲームシステムの問題点



都市部と郊外の格差

ポケモンGOはIngressのポータルのデータを流用して作られている為、エージェント(Ingressユーザー)が多い都市部ではポケストップの数は多く、逆にエージェントの少ない郊外ではポケストップの数はも少ない傾向があり、ゲームの進行にも影響するため都市部と郊外の格差問題が発生している[187]。ポケモンの出現率も都会のほうが出やすく田舎は出にくくなっている[11]。一方で郊外でプレイするユーザーの声として「冒険してる感は半端ない(原文ママ)」「山の中でポケモン見つけた時のテンションの上がり方は田舎に住んでる奴しか体感できないはず!」「自然の中でポケモンと遭遇する! 苦難を乗り越えてこそポケモントレーナーは成長する!」などが上がっている[188]

不正利用


チートなどの禁止事項を守らないユーザーが問題になっている。例えばBOTや位置偽装などの不正プログラムを用いて、不正にポケモン捕獲やポケストップ巡回を行う行為がある。よりアナログ的な手法で発覚を逃れるために、ドローンやGPS信号発生器を用いる者もいる[189][190]

また、ゲームのアカウントを不正売買するのも禁止されているが、ヤフオク!にアカウントを出品し20万円で取引されたケースもみられる[191]

運営側は、位置情報を偽装してプレイするユーザーに対して処分をしたり、不正ツールに対しては削除要請で公開停止にするなどの対策を行っている[192]

足跡機能一時削除による弊害

アメリカ等でポケモンGOが配信された当初、ポケモンを見つけやすくする足跡機能は機能していたが、日本で配信された頃には機能は停止していた。その後のアップデートでは足跡機能を改善する為に一旦削除された。そのため、ポケモンの出現場所などが分かるサードパーティ製のサービスが登場したが、アクセスが増えたためサーバーが不安定な状態になり、また未配信国への配信が遅れたり新機能の開発に影響が出るため、運営側はこれらのサードパーティ製のサービスを順次ブロックしている[193]

ジム横取り問題

相手チームのジムを倒した直後に、他のチームがポケモンを配置して横取り出来てしまう問題が指摘されている。味方チーム以外は一定時間だけ配置不能にするなどのクールタイム制度が設けられておらず、攻防の激しいスポットでは横取りが多発している。ナイアンティックは、この問題の修正を模索している[194]

不審者と勘違いされやすいプレイヤー

ARモードでポケモンを捕まえるプレイヤーの姿が、まるで盗撮しているかのように見られやすい傾向がある。ARモードはカメラの向きを意識的に操作しなければならないため、無意識にカメラを人に向けてしまう事もあり、これによるトラブルも多発している[195][196][197]



メディア報道の問題点


ポケモンGOは急速に普及したため、当初はゲーマーが楽しく遊んでいる姿と警察等による啓発活動とが報じていたが、事故やトラブルが頻発し社会問題化するにつれ、厳しい報道姿勢で臨む傾向が強くなった。またポケモンGOによる「ながらスマホ運転」では、アプリの特異性から、通常の「ながらスマホ運転」と異なり具体名(ポケモンGO)も含めて報道がなされることが多い。こうしたことから、報道を見て判断した一部の観光施設より、名指しで「敷地内にポケモンを出さないで欲しい」等と要望するケースも存在する[198]


株式会社ジャストシステム が行った「位置情報アプリに関する実態調査」を、J-CASTニュースでは「ポケモンGO」が飽きられたかのように報じた[199]。しかしこの報道に疑問を持ったITライターが他のゲームアプリと比較をしたところ、継続率は他のゲームアプリの2倍以上であることが発覚した[200]



その他



ユーザーをターゲットにした事件


アメリカ合衆国において、ポケモンGOのソーシャル機能「ビーコン」を使用しプレイヤーをおびき寄せ、プレイヤーに対し強盗を行った事案が発生した[201]ほか、グアテマラでは少年2人が路上でポケモンGOを遊んでいたところ、スマートフォンを奪う目的の襲撃に遭い、1人が射殺される事件があった[202]

日本国内でも北海道帯広市にて、2016年7月31日未明にポケモンGOを路上でプレイしていた女性がわいせつ未遂に遭う被害が報告されている[203]



ゲームエリアからの除外申請

ポケストップやジムは著名なスポットに設定されている(Ingressのポータルのデータを流用して作られている)が、諸々の事情で設定を削除する場合はナイアンティックに対して削除申請を行うことができる[204]。サービス開始後に削除申請を行った日本の主な企業・団体は以下の通りである。


  • 広島平和記念公園(広島県広島市)および平和公園(長崎県長崎市)- 原爆死没者の慰霊施設であるために「参拝客・平和目的の観光客」を目的とした意図に基づき、「ポケストップ」および「ジム」に相応しくない意図での全要素を削除するよう要請し、受け入れられた。ただし、長崎市側は長崎原爆資料館のみの要請である[205][206]


  • 最高裁判所 - 「裁判所は裁判や裁判の傍聴などを目的とする方が来庁する場所であるため」との意図で、全国の裁判所における「ポケストップ」および「ジム」の削除申請を行った[207][注 10]


  • 名古屋市(愛知県)では、貯水施設の立ち入り禁止区域の設定除外を要請した[209]


  • 東海第二発電所(茨城県那珂郡東海村)も除外設定を申し入れた。そして、原子力規制委員会は日本国内の原子力発電所の事業者に対し、構内への立ち入り禁止の徹底を喚起し、警備の強化を呼びかけした[210]。また、東京電力も同様に、福島第一原子力発電所・福島第二原子力発電所・柏崎刈羽原子力発電所の除外設定を申し入れている。アメリカ合衆国では原発の駐車場に無断侵入した例もある[211]


  • 北海道大学 (北海道札幌市) では、ゲームをしながら歩いたり、自転車に乗ったりすることによって、事故を起こしたり、立入禁止区域等に侵入してしまう恐れがあるため、学内に設定されているポケモン等の出現について削除要請を行った[212]



さらにポケモンGOのプレイヤーによる危険行為への対抗策として、自社の敷地内にポケモンが出現しないよう要望する企業・団体も現れている。


  • JR各社・大手私鉄各社・日本地下鉄協会は連名で、乗客の安全確保の目的から鉄道施設内でキャラクターが出現しない様に設定を求める要望書を関係事業者に提出した[213][214][注 11][注 12]


  • NEXCO3社・本州四国連絡高速道路らは連名で、高速道路上やサービスエリア内でポケモンが出現しないように求める要望書簡を関係事業者に提出した[216]





メリット



うつ病などの治癒効果


ポケモンGOはGPS位置情報と連動しており、同じ場所に留まると実質的にほとんどプレイ進行できない仕様である。レベルを上げたりポケモンを捕まえるには、半強制的にでも外出して歩き続けなければならないため、体を動かす相乗効果として精神疾患の改善が指摘されている。テクノロジーが人の行動やメンタルヘルスに及ばす影響について研究者をしているJohn Grohol博士は、ポケモンGOについて、あくまで精神療法や服薬の補助という位置づけに留まるものの、うつ病などメンタルヘルスの不調の改善に効果があると指摘し、ポケモンGOがメンタルヘルスの改善に及ぼす効果はかつて前例がないと語っている[217]


フロリダ州の18歳少女は3年間で必要なとき以外は外出することを避けていたが、ポケモンGOを始めてからは楽しくてすぐに外出するようになり、数日間ゲームのために外出するなどの影響が出ている[218]。また他の例としてBPD(境界性パーソナリティ障害)とうつと不安障害のある女性が家から出られるようになったり、不安障害やうつのある男性がほとんどの時間を家の外で友だちと過ごすことができてポケモンGOがきっかけでうつ病などが改善しはじめている[219]


イングランド在住の17歳少年は、自閉症のため5年ほど家の外に出ることがほとんどなかったが、ポケモンGOをきっかけに外に出られるようになった[220]とBBCが報じている。


ミシガン州の小児科病院では小児患者のリハビリでポケモンGOを活用する事を決めた[221]



地域活性化




公園に集まるポケモントレーナー(アメリカ合衆国アラスカ州・アンカレッジ)


ポケモンGOは地域活性化にも期待されている。米国で飲食店がポケモンGOを利用した集客をした所、客が増えたとの報告が上がっており、ニューヨークのピザ屋では週末に売り上げが75%アップしたとの報告が上がっている[222]。古着屋では「オシャレな古着に身を包んでモンスターボールを探そう」と書いたボードを掲げてポケモンGOを販促に使っている。また美術館では近くにポケモンやポケストップが数多くあることを知り、写真を公式サイト上に掲載し話題をあつめたり、ある図書館ではポケモンGOを活用した集客促進を図ることを計画しているなど、ポケモンGOを使った販促が広がりを見せている[223]


日本の食べログにあたるレビューサイト「Yelp」のアプリでは「PokeStop Nearyby」というフィルターが加わりポケモンGO対象店舗で絞り込める機能がついた[224]


ニュージーランド政府観光局はポケモンGOに反応し、公式サイトで「レアなポケモンたちと遭遇するかもしれない!? 絶景スポット」と実際にレアポケモンがいるかは不明だが、観光スポットとして紹介している[225]


日本においても地域活性化のイベントは小規模なものから大規模なものまでさまざま行なわれており賑わっている。東日本大震災被災地の東北地方(岩手県、宮城県、福島県)ではレアポケモンが大量発生するイベントが行なわれた。同時期に宮城県では公認の大規模イベント「Explore Miyagi」が開催され、ポケストップを増やしたり、コイキング計量大会などポケモンGOを使った様々なイベントが行なわれ、多くの人が参加し賑わった[226]。石巻市で行われたイベントでは、11日間で10万人もの観光客が訪れ、経済効果は20億円に上った[227]


神奈川県鎌倉市の市議は自身でポケモンGOで遊んでいる経験を生かし「ポケモンGOとまちづくり」と題して地域活性化を議会提案した[228]


2017年11月30日、鳥取県はイベント「Pokémon GO Safari Zone in 鳥取砂丘」を3日間開催した結果、約8万9000人が訪れ、経済効果は3日間で約18億円と、当初目標の4.5倍に達したと発表した。[229]



健康


日本運動疫学会がポケモンGOで健康増進につながると期待して声明を発表[230]


スタンフォード大学とマイクロソフトの研究で、ポケモンGOで遊び始めた人は以前と比べ活動量が平均で26%、1日の歩数が平均で1473歩増え健康にもよく長生き効果があると発表した[231]



提携店舗制度


ポケモンGO開始当初の公式スポットは運営元のナイアンティックが選定した店舗や公共スポットであるが、近く企業からスポンサー料を受け取るスポットの受付に関する詳細を発表するとジョン・ハンケCEOが明かした[232]




  • 日本マクドナルドと提携して、日本国内のマクドナルド2900店舗程がポケストップやジムとして登場する[233]


  • TOHOシネマズと提携して、TOHOシネマズ全館(ただし一部の劇場を除く)がポケストップとして登場する[234]


  • TOHOシネマズとの提携を2018年8月7日をもって解消し、ポケストップ、ジムが削除される[235]



  • ソフトバンクと提携して、ソフトバンクショップとワイモバイルショップ(全国約3700店舗)がポケストップやジムとして登場する[236][237]


  • イオンと提携して、イオングループの日本国内外計3498店舗がポケストップやジムとして登場する[238]


  • スターバックスと提携して、スターバックスのアメリカ合衆国内の約7800店舗がポケストップやジムとして登場する[239][240]


  • 伊藤園と提携し、同社の自動販売機約1800台とタリーズコーヒー約200店舗がポケストップやジムとして登場。今後対象となる自販機・店舗を増やしていく[241]


  • セブン-イレブン・ジャパンと提携し、日本国内のセブン-イレブン約19000店舗がポケストップとして登場する[242]


  • ジョイフルと提携し、日本国内のジョイフル789店舗のうち79店舗がジム、703店舗がポケストップとして登場する[243]



既知の不具合


まだ未完成な段階の為、不具合もある。また不具合の為、アップデートで一旦削除した機能もある。


不具合一覧


  • サーバータイムアウトによるアプリケーションのフリーズ。またはポケモン捕獲中にランダムでフリーズするバグ(AndroidおよびiOS)[244]

  • 複数のGoogleアカウントを持っていると、アップデートの際にゲームとは別のアカウントでログインしてしまう場合がある問題(iOS版のみ)[245][246]

  • ポケモンの捕獲率の低下と逃走率の上昇[247]


削除された機能


  • ジムでのトレーニング

  • 足あと機能は改善のため一旦削除されたが、最新バージョンで改善された足あと機能を一部ユーザー向けにテストしている(AndroidおよびiOS)


修正された不具合


  • バッテリーセーバー機能にて、画面オフから通常画面に戻った際に操作を受け付けなくなる不具合(AndroidおよびiOS)[248]

  • ポケモン捕獲時のボーナスXPを獲得できない不具合(AndroidおよびiOS)。



関連項目




  • Ingress(イングレス) - スマートフォン向けの拡張現実技術を利用したオンラインゲーム・位置情報ゲーム。ポケモンGOと同じナイアンティックが開発した。


  • Google マップ - 地図データのベース。


  • 野村達雄 - プロダクトマネージャー[249]



脚注



注釈





  1. ^ ジャイロセンサー非搭載モデルではARモードが使えなくなるが、プレイは可能である。


  2. ^ ポケモン図鑑の説明は『ポケットモンスター オメガルビー』のものが使われている。


  3. ^ ※2019年3月時点で、防衛側の操作はNPCによる自動操作のみとなる。ジムにおける完全なる対人対戦(PVP機能)は未実装である。


  4. ^ 2016年ニーストラックテロ事件のため延期。


  5. ^ アイスランド、アイルランド、エストニア、オーストリア、オランダ、キプロス、ギリシャ、クロアチア、スイス、スウェーデン、スロバキア、スロベニア、チェコ、デンマーク(グリーンランドを含む)、ノルウェー、ハンガリー、フィンランド、ブルガリア、ベルギー、ポーランド、マルタ、ラトビア、リトアニア、ルーマニア、ルクセンブルク。


  6. ^ ただし台湾に至っては「中国圏内」ではなく「アジア圏内」として区分して配信している影響で、公用語である中国語ではなく英語の表記であり、ユーザーからは中国語で表記してほしいと声が上がっている[44]


  7. ^ カザフスタン、ウズベキスタン、トルクメニスタン、キルギス、タジキスタン、モンゴル


  8. ^ ケニア、マダガスカル、マラウイ、モーリシャス、モザンビーク、ルワンダ、セーシェル、タンザニア、ウガンダ、ザンビア、チャド、ガボン、サントメ・プリンシペ、エジプト、モロッコ、ボツワナ、ナミビア、南アフリカ、スワジランド、ベナン、ブルキナファソ、カーボベルデ、コートジボワール、ガンビア、ガーナ、ギニアビサウ、リベリア、モーリタニア、ニジェール、シエラレオネ、トーゴ


  9. ^ バーレーン、カタール、レバノン、オマーン、クウェート、イスラエル、ヨルダン、アラブ首長国連邦


  10. ^ 見学・傍聴案内でも携帯電話などの音が出るものは、法廷内で電源を切る様にとの注意書きとなっている。撮影・録音機材についても許可制の背景もある[208]


  11. ^ ただし、JR西日本は要望書のPDFファイル形式ではなく、HTMLでの要望書説明とし、更に安全に関するお客様へのお願いへの別ページリンク誘導で注意喚起を徹底している。


  12. ^ また、東京都交通局は地下鉄以外でも都電荒川線の運行がある背景から、駅構内・電車停留場でのスマートフォン・ゲーム機使用の安全上の注意を改めて呼びかけている[215]




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  243. ^ 『ポケモンGO』ポケストップがまたまた増える! ジョイフルとパートナーシップ契約を締結


  244. ^ Bugs, Glitches, Freezes, and Fixes


  245. ^ “「ポケモンGO」アップデートで「初期化された」報告相次ぐ 復旧方法を解説(画像付き)”. ねとらぼ. 2016年7月31日閲覧。


  246. ^ 【ポケモンGO】iOS版アップデート後の「初期化問題」を開発元が認める〜公式な復旧方法を公開


  247. ^ Niantic、ポケモンGOにバグと発表―ポケモンが捕まりにくくなったのを修正中


  248. ^ 「ポケモンGO」の「バッテリーセーバー」機能に不具合 操作が効かなくなる人はオフにするべし


  249. ^ 「ポケモンGO開発リーダーは30歳の“ゲーム制作素人”だった!」2016年11月17日10時30分 スポーツ報知




外部リンク







  • 公式ウェブサイト


  • Pokémon GO - Niantic


  • Pokémon GO Japan (@PokemonGOAppJP) - Twitter







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